神戸市では、4回目接種の対象となる60歳以上の方に順次、接種券をお送りします。接種をご希望の方は、まずは、かかりつけの診療所・病院にご相談ください。また、18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方やその他重症化リスクが高いと医師が認める方(以下、「60歳未満の基礎疾患を有する方等」と言います。)については、郵送による紙の接種券のほか、申請いただいた後、即時にお手元に届く「こうべE-mail接種券」を新たに導入します。
- 1.4回目接種の対象者
3回目のワクチン接種から5カ月が経過した
① 60歳以上の方(接種を受ける努力義務が適用されています。)
② 60歳未満の基礎疾患を有する方等(接種を受ける努力義務の適用はありません。)
※ ②の具体的な要件については、添付資料「参考1」をご確認ください。
※ 基礎疾患等で医療機関を受診しておられる方や、事前に相談できる医療機関がある方は、その医療機関の医師にご相談ください。事前に相談できる医療機関がない場合は、接種会場の予診の際にご相談ください。
- 2.「60歳以上の方」の接種までの流れ
(1)接種券の発行に手続きは不要です。
3回目の接種から5カ月経過後を目途に順次接種券を発送します。
※初回発送は令和4年5月31日(火)以降、毎週火曜日に発送予定。
「接種券発送時期 お知らせサービス」(令和4年6月1日(水)以降)
3回目接種の接種券番号を入力すると4回目接種用の接種券が発送される時期が分かります。神戸市から発送したが、あてどころ不明で返戻されたことなどもお知らせします。
(2)予約の方法
60歳以上の方は、4回目接種用の接種券が届いた日から予約ができます。
まずは、かかりつけの診療所・病院にご相談ください。受付方法は以下のとおりです。
①かかりつけの診療所・病院での予約(接種券が届いた日から)
・医療機関によって予約の受付方法が異なります。
予約の受付方法は、神戸市ホームページ等でご確認ください。
② インターネットでの予約(接種券が届いた日から(一部の医療機関のみ))
・神戸市新型コロナワクチン接種予約サイト(WEB予約):24時間受付
③「おまかせ予約」での予約(接種券が届いた日から(集団接種会場のみ))
・接種券に「おまかせ予約チケット」を添付してお送りします。
・「おまかせ予約」をご希望される方は、「おまかせ予約チケット」に印刷されているご自分のお名前を確認の上、連絡先を記入して、接種券から切り取り、返信用封筒(接種券に同封)で神戸市に郵送してください。
・神戸市が予約を行い、郵便で予約結果をお知らせします。(「おまかせ予約チケット」が神戸市に届いてから予約結果のお知らせまで通常1週間程度(申し込みが集中した場合は最大2週間程度)かかります。)
・ 接種日時・場所、ワクチンの種類は指定できません。接種場所は、お住まいの区の集団接種会場です。
※4.(2)会場一覧表を参照
④ 「お助け隊」による予約(令和4年6月23日(木)から令和4年9月(予定)まで)
(接種券が届いた日から(一部の医療機関のみ))
・「新型コロナワクチン接種申込お助け隊」を各区役所等に配置します。
(配置場所(予定))
東灘・灘・中央・兵庫・北・北神・長田・須磨・垂水・西区役所(10区役所)
須磨パティオ(1番館)・玉津支所
(受付時間)
月曜~金曜(祝日除く) 9時00分~17時00分(受付時間16時30分まで)
※会場によって異なる場合があります。
⑤神戸市新型コロナワクチン接種コールセンターでの予約
(接種券が届いた日から(一部の医療機関のみ))
・ 受付:平日(月~金) 8:30~20:00、休日(土日祝) 8:30~17:30
(コールセンターは夕方(15:00~17:00)が比較的繋がりやすくなります。)
電話:078-277-3320
※耳や言葉の不自由な方の予約に関する相談や、海外在住の方で神戸市内においてワクチン接種をご検討の方はこちらからお願いします(EメールやFAXでの予約は受け付けておりません)。
メールアドレス:pwd-vaccine-kobecity@persol.co.jp FAX:050-3156-0729
※ コールセンターの電話が繋がりにくい場合があります。できる限りインターネット予約や「お助け隊」、「おまかせ予約」を活用して予約の手続きをしていただくようお願いします。
- 3.「60歳未満の基礎疾患を有する方等」の接種までの流れ
(1)接種券の発行に、申請が必要です。
要件に該当する方からの申請により接種券(「こうべE-mail接種券」または「郵送による接種券(紙)」を発行します。申請の受付は、令和4年6月1日(水曜)から開始します。
接種の要件に該当するか否かは、予診の際にも改めて確認します。
■「こうべE-mail接種券」の申請方法
〇「こうべE-mail接種券」申請ページ(WEB)
※申請後、登録されたEメールアドレスにすぐに届きます。
※神戸市に住民票や住民登録がある方に限って申請できます。
※神戸市新型コロナワクチン接種コールセンターでは申請ができません。
※「こうべE-mail接種券」は、神戸市内の個別接種医療機関、集団接種会場に限って使用できます。
〇お助け隊で申請
各区役所等に配置するお助け隊では、E-mailアドレスがなくても申請・発行ができます
(紙に印刷してお渡しします。)。
※3回目の接種記録の持参が必要です。
■「郵送による接種券(紙)」の申請方法
※神戸市外の医療機関等での接種を希望される場合等は、以下の方法で、従来の紙の接種券を申請してください。(紙の接種券を申請された場合、申請からお届けまで約10営業日かかります。)
〇e-KOBE(神戸市スマート申請システム)で申請 インターネットで申請(電子申請)ができます。
〇お助け隊で申請 各区役所等に配置するお助け隊で申請ができます。
(2)「こうべE-mail接種券」での予約方法
「こうべE-mail接種券」を使って接種を受けられる際には、3回目の接種記録(新型コロナワクチン接種証明書アプリ(デジタル庁提供)による接種証明書やロット番号シールが貼り付けされた接種済み証・接種記録書など)が別途必要です。
①かかりつけの診療所・病院の窓口での予約(接種券が届いた日から)
医療機関によって予約の受付方法が異なります。予約の受付方法は、神戸市ホームページ等でご確認ください。
・接種を受ける際に、E-mailで届いた「こうべE-mail接種券」の画面(紙に印刷したものでも可)と3回目の接種記録を医療機関の窓口に提示してください。
②インターネットでの予約(接種券が届いた日から(一部の医療機関のみ))
・神戸市新型コロナワクチン接種予約サイト(WEB予約):24時間受付
・接種を受ける際に、E-mailで届いた「こうべE-mail接種券」の画面(紙に印刷したものでも可)と3回目の接種記録を医療機関の窓口に提示してください。
(参考)「こうべE-mail接種券」での接種予約の流れ
※「郵送による接種券(紙)」の発行申請をされた場合は、上記「2(2)予約の方法」と同様の方法(「おまかせ予約」を除く)で接種の予約ができます。
- 4.4回目接種の接種体制
(1)個別接種医療機関(市内832か所(予定))
区 | 医療機関 | 区 | 医療機関 |
東灘区 | 135 | 長田区 | 46 |
灘区 | 91 | 須磨区 | 78 |
中央区 | 127 | 垂水区 | 98 |
兵庫区 | 56 | 西区 | 108 |
北区 | 93 | 合計 | 832 |
※ 個別接種医療機関では、ファイザー社またはモデルナ社ワクチンを使用します。予約時に4回目接種であることを伝え、使用される予定のワクチンをご確認ください。
※ 医療機関によって予約の受付方法が異なります。
※ 接種開始日は、医療機関によって異なります。接種を希望する医療機関にお問い合わせください。
(2)集団接種会場(16か所)
※1 「〇」印の会場は、おまかせ予約を利用した場合に予約される会場です。
※2 ノエビアスタジアム会場(大規模接種会場)は、6月19日(日曜)まで運営します。
※3 東神戸センタービルWEST棟8階(東灘区)、センタープラザ9階(中央区)、エコール・リラショッピングセンター本館5階(北区)、須磨区役所4階(須磨区)、西神中央駅ビル2階北側(西区)は、6月30日(木曜)まではファイザー社ワクチンを使用します。(7月1日(金曜)からモデルナ社ワクチンを使用します。)
※4 北区文化センター(すずらんホール2階)は、7月下旬に移転の予定があります。(場所未定)
※5 レバンテ垂水2番館4階(旧垂水区文化センター)は、7月下旬に垂水年金会館へ会場移転する予定です。
(3)施設接種
高齢者施設や障害者施設等を利用される方の多くは、重症化リスクが高いと考えられることから、市内の高齢者施設・障害者施設等での接種について、迅速に完了できるよう支援します。
〇高齢者施設・障害者施設等への主な支援
・接種実施にかかるマニュアルの提供
・利用者等の接種券の確保支援
・施設等からの個別相談対応
・ワクチンの優先供給
・神戸市医師会と連携した接種医のあっせん(接種医を確保できない場合)
(4)訪問接種
引き続き、寝たきり状態などにあり移動が難しい方など、医療機関や集団接種会場で接種を受けることが難しい方のご自宅に、医師や看護師などで構成された巡回接種チームを派遣します。
〇対象者
高齢者等で医療機関や大規模・集団接種会場に行くことができず、往診での接種もできない方とその介護者・同居者等
〇申し込み方法
高齢者の方は、ケアマネジャーを通じて申し込んでください。
障害者の方は、障害者相談支援センターにご相談ください。
(5)配慮が必要な方のための接種会場
引き続き、知的障害者(療育手帳所持者)、精神障害者(精神障害者保健福祉手帳1級所持者)の方等で、集団接種会場等で新型コロナワクチンを接種することが難しい方やその介助者のための接種会場を設けます。
〇対象者
「療育手帳」または「精神障害者保健福祉手帳1級」を持っている方等で、かかりつけ医や集団接種会場での接種が困難な方
〇申し込み方法
専用予約電話で予約を受付けます。
電話番号:078-277-3327
受付時間:平日8時30分から20時00分、土日曜・祝日8時30分から17時30分
※認知症の方は、ケアマネジャーを通じて予約してください。
〇開設場所・日時
神戸市役所1号館24階(中央区加納町6丁目5-1)
日程:毎週木曜日(13:30~16:30)
- 5.ノエビアスタジアム会場(大規模接種会場)の運営終了について
4回目接種については、接種対象者が年齢要件等で限定され大幅に減少することから、全国初の産学官の三者連携によって神戸市独自に設置したノエビアスタジアム会場については、大規模接種会場としての役割を終え、運営を終了します。
〇最終接種日
令和4年6月19日(日)
(参考)ノエビアスタジアム会場(大規模接種会場)の接種実績
設置期間:令和3年5月31日(月)~令和4年6月19日(日)
(令和3年12月16日~令和4年1月28日は一時休止)
最大接種実績:1日あたり約6,800人(令和3年9月11日)
接種実績:初回(1・2回目)接種 約367,000人
追加接種(3回目)接種 約70,000人(令和4年5月24日時点)
- 6.追加(3回目)接種の接種間隔の変更について
追加(3回目)接種について、初回(2回目)接種の完了後からの接種間隔が6か月から5か月に変更されました。
神戸市では、5月30日(月)に、既に初回(2回目)接種の完了後5か月を経過している方を対象に追加(3回目)接種用接種券を発送します。
(6月6日(月)以降も、初回(2回目)接種の完了後5か月を経過した方に、順次、追加(3回目)接種用接種券を発送します。)
- 参考
(参考1)「60歳未満の基礎疾患を有する方等」の要件
①下記のいずれかの疾患等で、通院または入院している方。
□ 慢性の呼吸器の病気
□ 慢性の心臓病(高血圧を含む。)
□ 慢性の腎臓病
□ 慢性の肝臓病(肝硬変等)
□ インスリンや飲み薬で治療中の糖尿病又は他の病気を併発している糖尿病
□ 血液の病気(ただし、鉄欠乏性貧血を除く。)
□ 免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)
□ ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている
□ 免疫の異常に伴う神経疾患や神経筋疾患
□ 神経疾患や神経筋疾患が原因で身体の機能が衰えた状態(呼吸障害等)
□ 染色体異常
□ 重症心身障害(重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態)
□ 睡眠時無呼吸症候群
□ 重い精神疾患(精神疾患の治療のため入院している、精神障害者保健福祉手帳を所持している、又は自立支援医療(精神通院医療)で「重度かつ継続」に該当する場合)や知的障害(療育手帳を所持している場合)
※精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳を所持している方については、通院又は入院をしていない場合も、該当します。
②下記のいずれかにあてはまる方。
□ BMI が30 以上である
□ 新型コロナウイルス感染症にかかった場合の重症化リスクが高いと医師に認められた
(参考2)新型コロナワクチン接種4回目接種のお知らせ(別紙)
(参考3)若年層(20歳代から30歳代)における新型コロナ感染症の後遺症の状況
※神戸市が令和3年12月に実施した第4波のコロナ罹患者向けアンケート結果より
○39歳以下の約4割の方が、「後遺症があった(ある)」と回答されています。
○「後遺症があった(ある)」と回答されたうち4割以上の方は、記憶障害や睡眠障害、脱毛などの深刻な症状が2カ月以上継続しており、中には6カ月以上継続している方もおられます。
(参考4)3回目接種の促進について
神戸市では、より多くの方に3回目接種を受けていただけるよう、様々な接種機会を設けています。
・大規模接種会場での大学・企業・地域団体等の団体接種の受け入れ(3/28~)
・市内大学への訪問型団体接種の実施(予約なし・接種券なし接種)(5/16~)
・市内大学と接種会場を結ぶバスを市で用意する(5/16~)
・ 夜間接種(18:00~21:00)の拡大(市役所24階会場の予約枠の拡充(1.5倍)、接種会場の拡大(1→2カ所))(5/17~)
・ファイザー社製ワクチンを取り扱う集団接種会場の拡充(1カ所→7カ所)(5/17~)
・ワクチンカーによる地域訪問接種(6/8~)
新型コロナワクチンは、新型コロナ感染症の発症を予防する高い効果があり、また、感染や重症化を予防する効果も確認されています。
一方で、こうした効果は、初回(1回目・2回目)接種の後、時間の経過に伴い、徐々に低下していくことが示唆されています。このため、初回(1回目・2回目)接種を完了した全ての方に対して、追加接種を受けていただきたいと考えています。
新型コロナワクチンの接種について、改めてご検討ください。