今回の取組みは、ジオクリエイツが2022年2月実施の「阪急阪神不動産 事業共創AWARD」で最優秀賞を受賞、賞典として阪急阪神不動産との協業や実験検証を実現できる権利を獲得していたことから実現に至りました。
ジオクリエイツでは、約2,000人分の視線や脳波の実測データを蓄積しており、建築設計業務において設計者や事業主の経験則等で判断されることが多い空間体験の価値を定量化する技術を有しています。本件では、画像解析から、緑視率(人の視界に占める緑の割合で、緑の多さを表す指標)に応じて推定される脳波のα波に由来したリラックス度を0-100の値で推定する感情推定AIを室内緑化デザインに用い、採用されました。
【クリニックのパース・図面(左)から、リラックス度を推定した例(右)】
阪急阪神不動産と阪神園芸では、今後も、各事業においてジオクリエイツの技術の活用を検討しており、引き続き、スタートアップ企業との共創を通じてお客さまへの新たな価値提供に取り組んでまいります。
※デオファクターグリーンとは
高橋練染株式会社が開発した高濃度天然ミネラルを主成分とした無色無臭透明の液剤「DEOFACTOR(R)」をフェイクグリーンに塗布加工した製品です。「DEOFACTOR(R)」は空気中の酸素と水分に反応し、有害物質を分解する酸化還元反応により、抗ウイルス・制菌・消臭効果などを持続的に発揮します。
■「阪急阪神不動産 事業創造 AWARD」の概要
阪急阪神不動産と一般社団法人日本スタートアップ支援協会が2022年2月に合同で開催したピッチイベントで、7つのテーマに沿って、複数のスタートアップ企業がプレゼンテーションを行いました。その結果、VRやメタバース内の視線や脳波から空間体験価値を解析する「ToPolog(トポログ)」を展開するジオクリエイツが最優秀賞に選出されました。
※「阪急阪神不動産 事業創造 AWARD」に関するリリースはこちら
https://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_1we3oom2raf48wgoc00gc8o4o.pdf
■各社の概要
■クリニックの概要
阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/d72b925dec7b380190f081fc39281cb26adc6820.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1