このたび、弊社は、AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東証グロース市場上場、証券コード:4259。以下、「エクサウィザーズ」といいます。)の株式を取得しました。弊社は、同社のミッションである「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」に共感し、また中長期的な企業価値向上を実現できるスタートアップであると考えております。
弊社は、短期的な利益にとらわれることなく長期的視点に立脚した投資が可能なファミリーオフィスとして、投資対象の企業の長期的な企業価値向上に向けて経営陣の方々と建設的な対話を行っていく投資スタンスであり、今般、エクサウィザーズに対して、①弊社がエクサウィザーズ株式を取得した旨、②経営陣の皆様とも友好的な関係を築いていくことを前提として同社の企業価値のさらなる向上に向けた建設的な対話を進めたく考えている旨をお伝えしております。
同社は、日本における希少性の高いAIスタートアップであり、「社会課題の多様性、人材の多様性、幸せの多様性」を掲げ、そのミッションに共感をした従業員が、世界20数か国から集結し、Digital Transformation (DX)に係る多様なテクノロジーにより、幅広いセクターの産業社会課題に取り組んでおります。具体的には、経営管理層の課題を特定し伴走するAIコンサルタントや、多様な技術領域に長けたエンジニア、UI/UX構築に秀でたデザイナー、何よりも顧客の事業領域を理解する多種多様なドメイン専門家が存在し、それらが優秀な経営陣のもとに集結していることは、弊社としても同社の強みの源泉だと考えております。
同社の進めるこれらの取り組みは本邦ではまだ普及し始めた段階でありますが、グローバルにおいてデータ利活用の重要性が高まる中、同社はAIプラットフォーム「exaBase」をベースとして、幅広いセクターと幅広い技術領域に事業を展開しており、これらは、中長期的には、日本全体のさらなる成長に欠かせないものになると考えております。
今後、弊社はエクサウィザーズとの対話を進め、少子高齢化に伴う介護や働き手不在の解消、旧態産業システムにおける生産性向上、非連続なイノベーションの創出といった、同社が取り組む社会課題領域において、株主として同社に対する支援を進めて参りたいと考えております。
以上
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担当 田邊・久原