災害支援に関するJTとの協定を更新

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日本たばこ産業株式会社(以下、JT)と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(以下、PWJ)は、レスキューチームの育成や災害時の被災地支援活動に関する協定を、9月1日に更新しました。
PWJは今後3年間、JTの支援を受け、南海トラフ地震をはじめとする大規模災害を想定した即応体制のさらなる強化に取り組みます。

 

 

 

PWJは2016年9月より、JTと人命捜索救助隊の育成支援および災害発生時の被災地支援活動に関する協定を締結しています。本協定は、同社の地域社会への貢献活動における災害分野の取り組みの一環であり、PWJは現在、2019年に立ち上げた災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の運営を通じて、医療を軸とした国内外での災害支援に取り組んでいます。
本協定では、平時から災害の備えに取り組むことで、包摂的かつ持続的な地域社会の発展に寄与するとともに、近年、多発化、激甚化、広範囲化する災害発生時に、より迅速な被災地支援活動を図ることを目的としています。
今回の協定更新は、JTとPWJのパートナーシップの継続・強化を通じ、より迅速で効果的な被災地支援を実現することを目指したものです。

本協定における具体的な支援内容は以下のとおりです。
・ PWJが運営する災害救助犬を含む人命捜索救助隊の人員配置強化、育成と訓練に対する支援活動など、平時における災害リスク軽減
・ 災害時の支援受け入れを念頭に置いた合同訓練の実施等による海外Search and Rescue活動団体との強固な連携体制の構築
・ 被災が想定される自治体や病院等との支援協定締結、支援団体や医療関係者との連携体制構築を含む、国内のステークホルダーとの関係強化
・ 救命活動に必要な装備・資機材の整備及びロジスティックス能力の強化
・ 多機関協力型フィールドホスピタル実現に向けた、ロジシステムの構築や実働訓練
・ 災害発生時のPWJからの現地情報を基にした、緊急物資輸送や迅速な被災地支援活動における連携

【ピースウィンズ・ジャパンについて】
ピースウィンズ ・ジャパン(PWJ)は、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOです。
大西健丞により1996年に設立され、これまで世界36の国と地域で活動してきました。
災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”」の運営や地域活性化、犬の殺処分ゼロを目指した保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。

◆空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”:https://arrows.red
◆特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン:https://peace-winds.org/

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