9日間合計で2195名の方にジンベエザメのバーチャルキャラクター ブッチくんとリアルタイムのやり取りや海洋問題に関するクイズ、360度カメラによる海中映像などを体験いただきました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
<イベント概要>
開催概要 | Virtual Ocean Project 企画イベント「海中の大冒険! “海”を学ぶ探検ツアー」を開催。 本イベントでは、ジンベエザメのキャラクターとリアルタイムでやり取りを楽しみながら海中散歩をしたり、沖縄の海中の様子を360度カメラによる映像で紹介。まるで海の中を泳ぎ回るような気分を味わいながら、海の生き物の特徴や生態に関する解説、海洋問題について、楽しみながら学ぶことを目的に実施。 |
日程 | 2022年8月20日(土)~8月28日(日) |
開催場所 | 沖縄美ら海水族館<沖縄県国頭郡本部町石川424(海洋博公園内)> 美ら海シアター |
参加人数 | 2,195名(9日間合計)子ども1,007名、大人1,188名 |
協力 | 一般財団法人 沖縄美ら島財団 |
- 開催記念オープニングイベント
8月20日(土)には、開催記念オープニングイベントを実施しました。日本財団 海洋事業部海洋環境チーム 宇田川貴康チームリーダーは、「色々な人が海の中がどうなっているか疑問に思っていると思うが、仮想の海でも本物の海と近い環境なので素敵な場所ということを改めて知ってもらい、海は豊かな環境だと知ってほしい。同時に色々な問題が起きているので考えてくれたら大変嬉しい。」と参加してくれた人に伝えました。また、ゲストに沖縄で活躍するお笑い芸人 ピーチキャッスルの2人も駆けつけ、会場を盛り上げてくれました。
- バーチャルキャラクターと一緒に海洋問題を学ぶ
ジンベエザメをモデルにしたバーチャルキャラクターブッチくんとリアルタイムでやりとりしながら、海の生き物の生態や海洋ごみ問題についてクイズ形式で楽しく学んだり、海中カメラや360度カメラで撮影した沖縄の海の様子を観察することで、子ども達に海への興味や関心を高めてもらおうとイベントを実施。
子どもたちは元気に手を挙げ、クイズに答えたり、画面にも集中し、楽しんで参加している様子が伺えました。
参加した子どもは「海にごみを捨てないようにする。海で大変なことが起きていることがわかったから」とイベントでの学びを教えてくれました。コロナ禍でソーシャルディスタンスを取っての開催となりましたたが、来館中の親子連れらが多数参加し、全ての回、満席で大盛況のイベントとなりました。
今回の沖縄・美ら海水族館を皮切りに、次回は兵庫・AQUARIUM ✕ ART átoa(アクアリウム バイアート アトア)にて開催予定です。
Virtual Ocean Projectでは今後も誰でも・どこでも海の世界を体験し、また海の問題を学ぶ環境をつくることを目指した取り組みを展開していきます。
■Virtual Ocean Projectとは
場所や年齢、障害の有無に関わらず、誰でも・どこでも海の世界を体験し、また海の問題を学ぶ環境をつくることを目指した取り組みです。このコンテンツに触れた一人一人が、海の現状を知り、豊かな海を次世代につなげていくアンバサダーになることを目指します。
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 子ども冒険体験創造ラボ
URL:https://www.virtualocean.jp/
活動内容:森里川海等での自然体験、スポーツ及び文化芸術体験、職業体験等のプログラムを開発・提供し、子どもたちの知的好奇心と課題解決力を養うことを目的とし、海と日本プロジェクトの助成事業を通して活動する団体。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/