代わって彭は、持続可能でインクルーシブな未来のために提携するよう大学、企業、政府に呼びかけ、次のように述べました。「デジタル技術は、世界の教育リソースのバランスを取り戻す可能性を秘めています。我々はデジタル技術の活用により、より協調的で、オープン、そして活気ある教育システムを構築しなければなりません。」
また、彭はファーウェイがデジタル格差と人材エコシステムの開発の架け橋となるべく追及するイニシアチブについても触れました。これには大学と企業の連携により、専用のコース、訓練プログラム、コンテストを通じて大学が新しいICT人材を育成できるようサポートする、ファーウェイICTアカデミー・プロジェクトが含まれます。
彭は次のように述べました。「ファーウェイは世界各国の約2,000の大学と提携して、ファーウェイICTアカデミーを構築し、2024年までに100万人以上のICT人材の育成を目指しています。これらの取り組みにより、すべての人々のデジタル・リテラシーを向上させ、社会および産業の持続可能な成長をサポートしたいと考えます。」
現在、ICTアカデミーは2021年に始まり、奨学金、技術コンテスト、デジタルスキルトレーニング、そしてテック業界の女性(Women in Tech)キャンペーンを提供する、ファーウェイの未来の種プログラム2.0の一環にあります。当プログラムは2008年の開始以来、150か国以上、154万人に恩恵をもたらしてきた未来の種プログラムの延長です。
サミットでは未来の種奨学金の開始と、ヨーロッパ、アジア太平洋、アフリカの11のICTアカデミーとの覚書の調印式が執り行われました。
多くの教育セクターの主導者もスピーチを行いました。これには、スペイン大学省のマルクス・ゴンサレス・バルフュース(Markus González Beilfuss)副大臣、 クロアチア共和国 科学教育省のイヴァン・スシャク(Ivica Šušak)国務長官、中国ユネスコ全国委員会の秦昌偉(チン・ チャンウェイ)事務局長、UNESCO-ICHEIの李銘(リー・ミン)所長が含まれます。
特にスシャク氏は、デジタル化がクロアチアの学校にいかに有用であったかを紹介することで、教育システムにデジタル化を導入する重要性について説きました。またスシャク氏は、高等教育におけるデジタル化のロードマップを提示しました。
当イベントでは、ファーウェイとアーンスト・アンド・ヤング(EY)が、スペインのデジタルスキルの未来について、初のホワイトペーパーを発表しました。このホワイトペーパーは、ファーウェイが今後数か月にわたって発表する4つのホワイトペーパーの1つです。次の2つは、南アフリカと中国の人材開発について取り上げる予定です。
ビッグデータ、クラウド、拡張現実、仮想現実、人工知能などのテクノロジーにより、ハイブリッド学習がすべての人々により利用しやすいものとなるに従い、教育セクターは急激に変化しています。しかし、スペインの教育に関するファーウェイの新しいホワイトペーパーでは、これらの最先端技術を活用する企業は13%にすぎず、それも主として戦略的な意思決定に用いていることが示されています。
EYのシニアマネージャーのマーク・ガルシア・タマヨ(Marc García Tamayo)氏は、「これは政府と企業の連携を推進する絶好の機会であり、政府は架け橋となって、関係者が新しいスキルの開発において学校とより多くの交流を持つよう奨励できます」と述べています。
パネル2では、バンドン工科大学、ナシオナル・アウトノマ・デ・メキシコ大学、シンガポール国立大学、ナイジェリア全国教育大学委員会の講演者の全てが、ファーウェイICTアカデミープログラム下のICT人材エコシステムについての見解とベストプラクティスを共有しました。
【ファーウェイについて】
1987年に設立されたファーウェイは、情報通信技術(ICT)インフラとスマートデバイスの世界的な大手プロバイダーです。197,000人を超える従業員を擁し、170を超える国と地域で事業を展開し、世界の30億人以上にサービスを提供しています。
当社のビジョンおよびミッションは、あらゆる人、家庭、組織にデジタル化の価値を提供し、すべてがつながったインテリジェントな世界を実現することです。この目的に向けて、ファーウェイではユビキタス接続を推進し、ネットワークへの平等なアクセスを促進します。クラウドと人工知能を世界の隅々にもたらし、必要な時に必要な場所で優れたコンピューティングパワーを提供します。また、デジタルプラットフォームの構築により、すべての業界と組織が、より機敏で効率的、そして動的となるよう支援します。またAIの活用により、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、自宅、オフィス、外出先など、生活の至る所でAIをよりパーソナライズします。
詳しくは、当社ウェブサイト:www.huawei.com/jp/をご覧頂くか、下記をご確認ください。
http://www.linkedin.com/company/Huawei
http://www.twitter.com/Huawei
http://www.facebook.com/Huawei
http://www.youtube.com/Huawei