株式会社TREEは、脱炭素社会の実現に向けて、小中高校生を対象とした気候変動教育に力を注いでいます。その一環として、三井住友信託銀行と2012年から協働し、地域の学校と共に行ってきたESD(持続可能な開発のための教育)プロジェクトは、10周年を迎えました。
10年目にあたる2022年度上期は、兵庫県姫路市の中高一貫校 市立四郷学院にて、7年生(中学1年生)を対象に、「気候変動」をテーマとした特別授業「Think Globally, Act Locally! 私に何ができるか考えよう」を9月26日に開催します。
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」を起点に、SDGs未来都市である姫路市が目指す「郷土愛と脱炭素型のライフスタイルを身につけたSDGsマインドを持つグローカル人材の育成」、そして、四郷学院が注力する「SDGsを自分事として捉えグローカルに考える」学習の支援となるプログラムを企画。世界の気候変動の実態や、姫路市が先進的に取り組んでいるボトルtoボトルリサイクルや水素による燃料電池バス等を取材したオリジナルの映像教材を提供し、その視聴と四郷学院教諭によるファシリテーションによって、生徒自らが足元からマイプロジェクトを思考する契機とします。
今後、TREEでは、「SDGs.TV」の映像コンテンツに加え、ゼロカーボンシティを推進する自治体にて、気候変動教育や再エネの住民理解を促進していく普及啓発活動にも注力していく計画です。
今回のESD特別授業の流れ(授業時間 50分)
■導入:グローバル
・気候変動の基礎理解(動画教材①)
・SDGs目標13の気候変動対策とは?
■思考
気候変動の身近な影響を考える
■展開:ローカル
・地域の取り組みを知る
・ゼロカーボンシティを目指す姫路市の取り組みを映像で学ぶ(動画教材②)
■行動促進
グループ討議と発表