今回の資金調達ラウンドに、Skyland VenturesはエイジレスにNOWと共同リードインベスターとして0.4億円の投資を行いました。このラウンドにはEast Ventures、NOW、Skyland Ventures、太田 雄貴氏、緒方 憲太郎氏、福島 広造氏及び他個人投資家3名が参加しました。エイジレスは、調達した資金を主にシニア層に向けた、年齢に縛られないキャリアを実現するためのキャリア支援事業の成長を加速させるとともに、人材の採用・組織拡大を図ります。
◆出資した背景・コメント
上場企業役員・EXIT経験ある起業家チームによりシニアマーケットを狙うエイジレスのシードラウンドに共同リードインベスターとして参加できた事を嬉しく思います。
今回投資元となるSV4号ファンドはWeb3がメイン投資領域です。Web3以外の領域では、圧倒的に国内市場が大きいがデジタル化・効率化されていないエリアの、上場企業ではShift、ラクスル、SMSのような会社や、メルカリのような本気でグローバルのマーケットを狙う会社のみに投資予定です。今回投資のエイジレスは、両者を満たし、即決で投資をコミットしました。また、僕個人としてはカウモ社で一度集結したチームの約10年経てのリベンジマッチとなるため、必ずや上場まで応援したいと思っています。経験を積んだ経営チームによる非連続な事業展開や成長を期待しています。
Skyland Ventures パートナー・CEO 木下 慶彦
◆エイジレスのサービスについて
株式会社エイジレスでは、40~70代のミドルシニア~シニア層の活躍機会を増やすべく、エンジニアの業務委託紹介を中心に、正社員の人材紹介を含めたキャリア支援事業を展開しております。アメリカの履歴書に年齢欄が設けられていないという話は有名ですが、実は日本の改正雇用対策法でも、年齢制限を設けた採用や、年齢による採用合否の決定は原則禁止されています。一方で、実際の採用市場においては年齢制限が横行しており、スキルやコミュニケーション力があり、戦力として活躍できる方だとしても、年齢が45歳を超えてくると途端に採用ターゲットから外れる現実があります。その中で、スキルがあるにも関わらず、活躍機会が限定されているシニアに対して活躍機会の提供を行っています。
クライアント(採用企業)様に対しては、
①現状需給の問題から若手に比べシニアの報酬単価が低く、低単価で人材を活用していただける。
②シニア活用(及び当社取材記事作成)を通じてダイバーシティ&インクルージョン推進、SDGsの取り組みとしてIR/広報機会に繋げていただける。
といった2点のメリットから当社がご紹介する優秀なシニア人材を活用していただいております。
◆株式会社エイジレスについて
会社概要:
会社名:株式会社エイジレス
代表者:代表取締役 CEO 小出孝雄
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-53-17 原宿グリーンハイツ506
設立:2021 年10 月1日
URL:https://ageless.co.jp/
ファウンダー経歴:
FOUNDER / 代表取締役CEO
小出 孝雄
慶應義塾大学卒業。大学在学中3年次に公認会計士試験合格。複数社でのインターンを経て新卒で有限責任監査法人トーマツに入社。その後、カウモ株式会社、フリーランスを経て、2017年に株式会社マイネット(一部上場:3928)入社。経営戦略・BizDev業務を牽引し、27歳で常勤取締役に就任。2年間役員として同社の経営に携わった後、当社代表取締役に就任。
CO-FOUNDER / 取締役
ズッカーマン 励司
明治大学卒業。大学在学中に世界周遊したのち、カウモ株式会社の創業に参画。取締役として100名を超える企業への成長に寄与。2017年代表取締役としてアウルス株式会社を創業。2019年同社をエン・ジャパン株式会社に数億円後半で売却。2021年8月まで同社の代表、役員としてPMIに従事。その後当社設立、当社取締役に就任。
CO-FOUNDER / 取締役
網頭 翔真
慶應義塾大学卒業。学生時代にdely、カウモ、CUEBiCでのインターンを経て、個人でSEOメディアを複数立ち上げ売却。その後個人でチャットボットシステムを開発し、上場企業に事業売却。その後、株式会社PKSHA Technologyでエンジニア兼マーケターとして子会社プロダクト責任者を務める。その後当社設立、当社取締役に就任。
◆Skyland Venturesについて
Skyland Ventures (SV) は、シードスタートアップ投資をメインに行うベンチャーキャピタル(VC)ファンドです。 “The Seed Maker. & Unlearning.”をミッションに掲げ、テクノロジー産業に大きなインパクトを与えるスタートアップへのシードマネーを提供するエクイティ投資・トークン投資を行っています。これまで日本国内のスタートアップを中心に120社超へ投資済。 2022年以降は、Web3 (Crypto・NFT・Blockchain)のスタートアップへの投資にフォーカスしている。