“がんは、我が国において昭和56年より日本人の死因の第1位で、現在では、年間30万人以上の国民が、がんで亡くなっています。また、生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性の2人に1人、女性の3人に1人と推測されています。”
(厚生労働省 HPより)
“今や最大の国民病の一つでもあるがん。多くの人が癌に直面しているにも関わらず、多くの人が様々な理由でその事を打ち明けられずに、苦しんでいる現状があります。私は、自分自身だけでなく家族や親友ががんに罹り、それでも前を向いて共にこれまで生きてきました。日本だけでなく世界中のがん患者とその家族の為にも、もっとオープンに多くの経験を共有し、がんと共に生きていく為のコミュニティーをより多くの人と創っていきたい また、更に多くの仲間が連続(じゃなくても!)ランニングにチャレンジできるように!と思い、10年間走り続けた記念にこのイベントシリーズを始める事を決意しました。”
ハート・データ株式会社 代表取締役社長 大嶋 バニッサ
本イベントの特徴は、従来のスタートとゴールが決まっているランニングイベントの形式ではなく、FREE 10 (詳細後記)という新しい手法を取り入れ、フィニッシュエリアに近づくにつれ、チャリティーTシャツを着用されたランナーの皆さんが、別々の場所から仲間として集結します。参加者が協働で作り上げるイベントであることを実感いただけると共に、本イベントの主催者である大嶋の提唱するOutrun Cancerの活動にこのイベントを通して共感をいただくことも本イベントの楽しさであり目的でもあります。ゴールに着いたら、同じランナーたち、がんの戦い、サポートのみんなさんで繋がって、元東洋大学の箱根駅伝ランナー、H O KA アンバサダーである柏原さんとバニッサのトークショーを聴きながら、色なランニングヒントやエピソードをお話しする予定です。
イベントアンバサダー
HOKA Ambassador, Free 10 co-founder
金 哲彦
1964年福岡県北九州市生まれ。中学から陸上競技を始め、早稲田大学入学後、無名ながら1年生で箱根駅伝での5区に抜擢され驚異的な走りをみせた。以降、1985年には同区間で新記録を樹立、早稲田の2連覇に貢献し「山のぼりの木下」の異名をとる。 1986年リクルートに入社後、ランニングクラブを創設。マラソンでは、1987年別大マラソン3位、1989年東京国際マラソン3位など選手として活躍した。
1992年に小出義雄監督率いる同クラブのコーチとなり有森裕子など、数々のオリンピック選手を指導した。1995年監督に就任。 わかりやすい指導と表現で、ランニングコーチとしてはもちろん、テレビやラジオの駅伝・マラソン解説者としても活躍している。NHKランニング情報番組「ランスマ倶楽部」のレギュラーとしてもおなじみ!
大腸癌のサバイバー。
HOKA Ambassador
柏原 竜二
日本の陸上競技元選手、スポーツ解説者・ナビゲーター。現役時代の陸上専門種目は主に長距離走・駅伝競走。福島県いわき市出身。「山の神童」。
福島県立いわき総合高等学校、東洋大学経済学部卒業。
大学時代に世界ジュニア陸上競技選手権大会10000m7位、ユニバーシアード10000m8位など日本代表として活躍し、箱根駅伝では往路5区山上りで4年連続で区間賞を獲り3回区間記録を更新した。
Outrun Cancer Founder
Vanessa Oshima (大嶋バニッサ)
日本のトップの連続ランナー、乳がんと共に生きている
29歳のとき、夫ががんと診断されたことがきっかけで、がんと共に歩む旅が始まった。がんが家族にもたらす精神的、肉体的、経済的な困難さを支援者として学ぶ。2012年、高校時代の友人キャロラインを応援するため、毎日ランニングを開始。東京を拠点に毎日走り、ハッシュタグ「#outruncancer」を使ってキャロラインとのランをシェアしている。2017年2月、ヴァネッサはがんと診断され、サポーターからサバイバーへと転身した。彼女は手術や治療を通して毎日走り続けました。彼女は6大マラソンを完走し、ランニングの力(肉体的、精神的)が生活の質をもたらすポジティブな力になることを心から信じている。O U T R U N C A NC E Rのがんのリアルのストリー(英語と日本語)を話すポッドキャストも今年の2月からスタートしました。
https://www.outruncancer.net/new-blog
■開催概要
開催日時:2021年9月11日(日)10:30フィニッシュ~11:30(雨天決行)
集合場所:新豊洲Brilliaランニングスタジアム・Maggie’s TOKYO
主催:HEART-DATA INC / OUTRUNCANCER (NPO申し込み中))
協 賛:Heart-Data Inc, Coca-Cola Japan Bottlers, HOKA, CookieTime, Tom and Luke’s
寄付先:Maggie’s TOKYO
参加定員:200名
参加規則の詳細は下記URLをご確認ください
https://moshicom.com/74329/
■募集要項
期間:2022/8/16~9/01
申込サイト:
500円保険料 (全員)
3,000円参加Tシャツ (Maggie’s TokyoのT―S H I R T、寄付金となります)
(ランナー保険、参加Tシャツ、フリードリンク、スナック、OUTRUNCANCER x FREE10リストバンドなどのホスピタリティのためオリジナル寄付用Tシャツ購入が参加権になります)
参加規則の詳細は下記URLをご確認ください
https://moshicom.com/74329/
OUTRUN CANCERとは?
Outrun Cancer の活動は、大嶋バニッサの高校時代の親友であるキャロライン・スティアーとの間での約束から始まりました。
その約束とは、2012年9月、キャロラインがニュージーランドで乳がんの闘病生活に入り、遠く離れた日本で生活をしているバニッサが彼女の心の支えとして、毎日5kmを走るという内容でした。どんな天候でも、どんなに忙しくても、キャロラインのために走るということです。そして毎日走るバニッサはそのランニング中に見つけた些細な出来事や、新たな発見と共に、ランニングに時間を費やす中で、ちっぽけなことでも生きる上での心の気づきと、常に新しい時間を前向きに日本でアクティブに生きる姿をユーモアと温かさも感じてもらえるようにキャロラインに送り続けました。
キャロラインも豊かに生きるモチベーションとしてバニッサの毎日走る姿を楽しみにしていましたし、そもそもバニッサ自身も頑張るとか、努力とかということ以上に「連続ランニング」とそこから「学べる気づき」を楽しみとしてランニングを続けていました。
そして、2017年2月、皮肉にも親友のがんとの共存の勇気づけ、豊かな生活の動機づけに走っていたバニッサも乳がんを罹患しました。その際は、キャロラインがバニッサのために毎日走り出しました。 今は親友同士で、お互いにOutrun Cancerを実践しています。
バニッサはOutrun Cancer の活動を通して、ストリーク(連続)ランナーで、イベント当日の9月11日は、毎日1日も欠かさず1マイル以上のランニングを10年間続けたという偉業を達成する日でもあります。これは、世界で2番目に長い記録を更新中であり、国内では圧倒的1位の記録です。当然闘病中もストリークランニングを続けていましたし、もちろんこれからもOutrun Cancerの活動とともに走り続けるでしょう!
新しいランニングスタイルのFREE10とは?
Free10ランニングコーチの金哲彦氏、Ekiden Newsの西本武司氏、元日本陸連事業部長、現日本大学スポーツ科学部教授の大嶋康弘氏の3名のアイデアで誕生したランニングイベントのスタイルです。スタート場所はそれぞれ自由で、フィニッシュの時間、フィニッシュエリア(フィニッシュライン)のみが決められています。 参加ランナーはスマートフォンなどのランニングアプリ(アプリの指定はありません)を使用し、フィニッシュエリアに向かう。 普段のレースならスタートが集合ですがF R E E10はフィニッシュラインで同じタイムで集合となります。
参加ランナーはスマートフォンなどのランニングアプリ(アプリの指定はありません)(フィニッシュライン)に到達する時点で10kmに達している必要がありますが、スタート場所、スタート時間、ゴールまでのルート、ランニングのペースも全てがフリー(自由)であり、参加ランナーがそれぞれ自身でスタートからプランを立てて自分のペースで目標を目指します。まさにがんと同じようで、スタートラインがバラバラ、ペースがそれぞれ、でもゴールが一緒、元気になる。
About Free10 Run & Gather
すべての人に健康増進機会を提供し、誰でも参加できる健康アクティビティーの創造と地域活性を目指したランニングアセット。スタート地点と時間は別々でも、目指すフィニッシュが同じ時刻と場所のため一体感が醸成され、歩いてでも参加できるハードルの低さが特徴。
HP:http://sportsagency.sakura.ne.jp/free10rg/index.html/
チャリテイーについて:
今回の チャリティーランニングイベントはがん患者と家族のサポートを目的としている、MAGGIE’S TOKYO (https://maggiestokyo.org/) のために寄付金を募集させていただきます。
Maggie’s TOKYO
がんを経験した人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人がとまどい孤独な時、気軽に訪れて安心して話せ、また自分の力も取り戻せるサポートを目的とした英国生まれのマザースキャンサーケアリングシステム(マギーズセンター)の日本版。
HP:https://maggiestokyo.org/about
オフィシャルスポンサー
- デッカーズジャパン合同会社(https://www.hoka.com/jp/)
- メットライフ生命保険株式会社(https://www.metlife.co.jp/)
- コカ・コーラ ボトラーズ ジャパン株式会社(https://www.ccbji.co.jp/)
- 株式会社クッキータイム ・ジャパン(https://www.cookietime.co.jp/)