- 「あたまとからだの健康増進事業」 概要
2022年9月から白山市内の65歳以上の市民300名を募り、認知機能評価法である「あたま健康チェック®」を受けていただき、チェックを受けて頂いた方150名を対象として、公立松任石川中央病院併設のスポーツ施設「ダイナミックHakusan」で週1回、筋力トレーニングや有酸素運動などの運動プログラムに取り組んでいただきます。また、栄養について学ぶ講座も月1回開かれ、講師は健康運動指導士や管理栄養士が担当します。2023年2~3月頃には再度「あたま健康チェック®」や体力測定などを受けていただき、運動や栄養指導の結果、認知機能や身体機能が維持・向上しているかを調査し、効果を検証していきます。
【白山市 ウェブサイト】
https://www.city.hakusan.lg.jp/kenkofukushi/koreifukushi/1008337.html
- 【参加者の募集を開始】
対 象: 市内在住の65歳以上の人で認知症の診断や治療を受けていない人
定 員: 先着300名 (定員に達したため申込は締切りました)
参 加: ① 市内の指定医療機関で「あたま健康チェック®」を受検いただきます(事前予約必要)
チェック結果は指定医療機関にてお渡しいたします
② チェックを受けた人には、「あたまとからだの健康運動教室」をご案内します
③ 運動教室開始から約3か月後に、再度「あたま健康チェック®」を受検頂きます
(医療機関併設スポーツ施設にて体力測定等と合わせて実施)
指定医療機関:
公立松任石川中央病院 | 白山市倉光三丁目8番地 |
北村内科医院 | 白山市倉光七丁目41 |
松葉外科胃腸科クリニック | 白山市美川中町イ16-72 |
さなだクリニック | 白山市鶴来古町ワ7 |
- 委員会の設置
2022年4月に制定した健康づくり推進条例で健康寿命の延伸を基本目標に掲げている白山市では、スポーツ庁の補助金を活用し、安全でより効果的な運動を日常習慣的に行える体制の構築や、認知機能・身体機能の維持向上に有効なプログラムの検討、ならびに、事業の介入効果の検証を実施するための委員会を設置し、県内外の医師やアカデミアが所属しています。
所 属 | 役職(職種) | 氏 名 |
公立松任石川中央病院 | 副企業長 | 横山 邦彦 |
金沢大学附属病院 | 脳神経内科 教授 | 小野 賢二郎 |
金沢大学附属病院 | 脳神経内科 特任准教授 | 篠原 もえ子 |
金沢大学 | 人間社会研究域 教授 | 増田 和実 |
金城大学 | 医療健康学部 教授 | 河野 光伸 |
筑波大学大学院 | 人間総合科学学術院 教授 | 久野 譜也 |
久野 譜也教授が代表を務めるつくばウェルネスリサーチ(千葉県柏市)が、事業に参加した高齢者の運動データや認知機能などのデータを集計、解析し、次年度以降のプログラムの改善につなげる計画としています。
- 認知機能スケール「あたまの健康チェック®」 とは
認知機能低下の訴えのない健康な方(対象年齢30歳~99歳)から受けられる、国内では初めての認知機能スケールであり、健常域における認知機能の定量的経時評価が可能なスケールで、被検者の微細な認知機能の状態を0~100の独自指標(MPI値)で分かりやすく経時評価。あたまの健康維持・増進や、疾病の予防・早期発見の意義を理解し、関心を持つきっかけとなることを目的としている。国内では、国の認知症予防事業IROOPの公式認知機能評価法に選択されたことを始め、全国の日本脳ドック学会認定施設や健診施設、自治体、大学・研究機関など広域に採用。神奈川県ME-BYO(未病)ブランド認定サービス。2022年度からは、PHRアプリ「NOBORI」とのリアルタイム連携体制を確立。一般的な認知機能評価法とは異なり、職能を問わず、対面実施の必要もなく、電話やビデオ通話を通じたリモート運用が可能である点が特徴。
※ MMSE等、従前の認知症の有無や症状を評価するための神経心理検査(いわゆる認知症検査、2018年度からは保険適用)とは評価領域や目的が異なる。
- <本件に関するお問い合わせ>
セントケア・グループ(東証P 2374) 株式会社ミレニア
105-0021 東京都港区東新橋2-5-14 4F
TEL:03-5408-7770
FAX:03-5408-7771
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