この度、世界40カ国を対象に、2022年4月時点のモバイルにおける各国主要OS・機種シェアについて調査いたしました。
※世界40カ国には国と地域を含みます。
スマートフォンの普及率は世界中で増加傾向にあり、国内外でインターネットマーケティングを実施するにあたり、世界の主要モバイルシェア状況を把握することは、重要な軸となっております。アウンコンサルティングではこの度、世界40の国と地域を対象に、2021年4月から2022年4月までのモバイルにおける主要OS、主要機種のシェア状況をまとめました。
なお、全世界のOS・機種シェアは以下の通りです。
※()内、前回調査(https://www.auncon.co.jp/corporate/2021/1130.html)比
<OSシェア(全世界)>
1位 Android:71.66%(+0.57%)
2位 iOS:27.61%(-0.6%)
<機種シェア(全世界)>
1位 Samsung:28.02%(+0.96%)
2位 Apple:27.61%(-0.60%)
■世界、モバイル機種シェアはAppleからSamsungに戻る
以下のグラフは、2016年4月からの世界のモバイル機種シェアの推移を表したグラフです。前回調査(2021年10月時点)では、首位をキープしてきたSamsungからAppleにトップの座が移りましたが、今回の調査ではSamsung:28.02%、Apple:27.61%とSamsungが再び巻き返す結果となりました。
Samsungについて、新型コロナウイルス感染症による製造問題から一時シェアを落としましたが、回復の兆しが見えてきていることがわかります。また、同社は2022年に3億3400万台のスマートフォンの出荷を目指しているとのことです。
※Stat Counter よりアウンコンサルティングが作成
また、前回の調査と比較して、モバイル機種シェアのトップがAppleからSamsungに入れ替わった国は以下の通りです。ドイツ、イタリア、オーストリアでは前回もSamsungからAppleに入れ替わっており、変動が激しい状況です。
【フランス】
・Samsung:32.35%→32.98%
・Apple:34.00%→32.16%
【ドイツ】
・Samsung:34.13%→39.32%
・Apple:39.70%→32.44%
【イタリア】
・Samsung:29.87%→30.95%
・Apple:30.19%→27.26%
【オランダ】
・Samsung:27.91%→38.14%
・Apple:55.77%→37.71%
【オーストリア】
・Samsung:32.36%→37.81%
・Apple:42.22%→36.13%
海外向けのWebプロモーションでは、ターゲットとなる国で使用されている媒体への理解が必要不可欠です。OSや機種シェア率の動向をキャッチし、スマートフォンの利用目的を読み取り、それに応じたプロモーションを行いましょう。
<参考資料>
※赤字(プラス)・青字(マイナス)共に前回調査比
※スマートフォン普及率は2017年時点のデータ
※表が見づらい場合はこちらをご参照ください。
https://www.auncon.co.jp/corporate/2022/0517.html
調査概要
【調査主旨】
世界40カ国、主要OS・機種シェア状況 【2022年5月】
【調査要綱】
・対象国: OECD加盟主要国を中心に当社にて抽出
・各国人口参照元:Worldometers.info
http://www.worldometers.info/world-population/population-by-country/
・OS・機種データ参考:Stat Counter
http://statcounter.com/
・スマートフォン普及率参考:Consumer Barometer with Google
https://drive.google.com/file/d/1dwPN7L3Hq8OWEmWaXWtCDwfVl-98bKUO/view
・調査機関:アウンコンサルティング調べ
・調査対象期間:2016年4月 – 2022年4月
・調査日:2022年4月20日 – 4月28日
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