高校生の貧困をプログラミング教育で解決するNPO法人CLACK、BHP Japan社よりパソコン37台を寄贈いただき貧困家庭の高校生向けプログラムの参加者に贈呈

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貧困家庭の高校生に無償のプログラミング教育を提供するNPO法人CLACK(クラック)(大阪府大阪市、理事長 平井大輝、以下CLACK)は、この度世界有数の資源会社BHPの日本支社であるBHPJapanより、社内での役目を終えたパソコン37台を寄贈いただきました。またこれを記念し、BHPJapan本社にて進呈式を行いました。
 

進呈式では、BHP社のChief Commercial Officerであるバンディータ・パント氏よりパソコンが進呈されたほか、CLACKの理事長平井よりBHP Japan社の皆様に感謝状が手渡されました。パント氏はこの取り組みに対して「BHPとしてPC寄贈の他にもサポートをしていきたい」と期待の意を述べられました。

この度のパソコンの寄贈は、NPO法人CLACKが株式会社パシフィックネットと協力して行っている使用済みPCの寄贈プロジェクトPass the Batonの一環です。Pass the Batonでは他者の手にわたっても問題のない状態となるよう、企業様が寄贈してくださった使用済のパソコンに情報漏えいを防ぐデータ消去やクリーニングを施し、経済的困難をかかえながらも今後CLACKの支援のもとプログラミングを学ぶ高校生にパソコンを寄贈しています。SDGsをはじめ、社会課題の解決に関心の高い企業様がより安心して使用済みのパソコンを寄贈できる仕組みを整えています。

今回寄贈いただいた37台のパソコンは、CLACKが提供するプログラムである、3ヶ月間継続的にプログラミングを学ぶ「Tech Runway」や5日間で集中的にプログラミングを学ぶ「Tech Runway Camp」に参加する、経済的な困難を抱えた高校生に寄贈されます。

▼BHPJapan社長 ガントス有希様より
BHPの「ソーシャル・バリュー」は「人と資源を繋げてより良い世界を作る」という我々のパーパスを基盤としています。弊社が操業・事業を行う地域において、経済や環境への取り組みと共に、地域社会、そしてその地域社会の皆様へ貢献できる取り込みを行うことを目指しています。

弊社は50年以上も前に日本事務所を設立し、長い時間をかけて培ってきた多くの日本の取引先の方々との強固な関係に支えられてきました。我々も地域社会の一員として、今回の取り組みは、弊社の優先課題の方向性にも沿うものであり、このような取り組みを通して、コミュニティの支援に関わることができ非常に光栄に思います。。今回のCLACKとのコラボレーションは、社会的な投資やソーシャルバリューを重視する弊社の方針とも合っており、プログラミング/STEM教育を通して、経済的に困窮している環境にいる高校生の方々に希望をもたらすことができることを願います。

今後もCLACKが支援を必要としているさらに多くの若者へ寄り添い活動を拡大するにあたり、今後もCLACKの活動へのお手伝いをさせて頂けることを楽しみにしています。
  

▼CLACK理事長 平井大輝
ガントス有希様・バンディータ・パント様をはじめとするBHP Japanの皆様、この度はパソコンを寄贈いただき誠にありがとうございます。

CLACKで関わる高校生の中には経済的事情からパソコンを保有できない方も多いです。そうした高校生にとって今回の寄贈を通じて自分のパソコンを手にすることができることは非常に大きなチャンスとなります。いただいたパソコンを用いてCLACKでプログラミングを学び、自分の将来を切り拓いていく機会になることを願っています。

この度、BHPJapan様のような世界的な有名企業様にCLACKの活動内容や理念に共感いただき、寄贈をいただけることは大変幸いなことで、CLACKの活動をより知っていただき、高校生への支援の輪が広がっていくきっかけになればと考えています。
 

【パソコンの寄贈をしていただける企業様へ】
データ消去作業の効率や送料の観点から、寄贈元1社につき、10台以上からお願いをしております。10台以下のパソコン寄贈に関しては、CLACK事務局へご相談ください。また、プログラミングを学習する上で、必要なPCのスペックとして下記が揃ったパソコンの寄贈をお願いしています。

≪PCスペック≫
・ノートPCもしくはデスクトップPC
・OS:Windows or MacOSのどちらでも可能
・CPU:Core i3 第6世代以上
※MACの場合、2015年以降の発売モデル

【法人のサポーター様へ】
「子供の貧困」が日本全体の課題として認識されるようになった今、義務教育を終えていない中学生以下の子供に対しては比較的支援の手が差し伸べられるようになりましたが、子供とはみなされず自立するだけの高校生が自走できるようサポートする環境はまだまだ整っていません。

CLACKは一時的な支援に止まらず自信とスキルを得てもらうための「プログラミング学習支援」、人生のロールモデルに出会い自分の進みたい道を模索するきっかけを作る「キャリア支援」を通して、高校生が自分の人生を自分で切り拓いていくために伴走しています。

法人のサポーターとしての支援を検討いただける方は以下にご連絡ください。

連絡先:contact@clack.ne.jp

【NPO法人CLACKについて】
「生まれ育った環境に関係なく、子どが希望とワクワクを持てる社会」を実現するために、「日本中の困難を抱える高校生にプログラミングによる自走支援を届ける」をミッションとして活動しています。

具体的には、義務教育過程を卒業し一般的に支援の手の伸びにくい、経済的困難を抱えた高校生に対してプログラミング教育を提供しています。プログラミング技術を使って高校生が自走できるように支援すること、また活動に必要な費用は高校生からはいただかず、企業などのステークホルダーにご支援いただいている点が特徴です。

 
【会社概要・団体概要】
会社名:BHP Japan
代表者名:ガントス有希
WEBサイト:https://www.bhp.com/

団体名:NPO法人CLACK
代表者名:平井 大輝
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 EPO新大阪ビルディング1001号
設立年月:2019年3月29日
拠点:大阪市、堺市(2022年から東京都も追加予定)
主な受賞歴:2021年度シチズン・オブ・ザ・イヤーhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000045692.html
WEBサイト:https://clack.ne.jp/
連絡先;contact@clack.ne.jp

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