【Amber Group】市場の低迷が続く中、事業成長に焦点を当て、セキュリティとコンプライアンスへの取り組みを強化

この記事は約7分で読めます。
株式会社ディーカレットの親会社であるAmber Group(以下:アンバー・グループ)は、今年初めに発表したTemasek主導の2億米ドルのシリーズB+ラウンドの成功を受けて、引き続き事業全体の成長に力を注いでいます。評価額30億ドルのアンバー・グループは、世界市場が不安定な中、強気の姿勢で事業を展開しています。この数週間の中で、アンバー・グループは事業のレジリエンスを強化し、投資家の資産と信頼を守るために重要な動きをしています。
アンバー・グループとアトレティコ・マドリードのパートナーシップ
市場の不透明感が続く中、アンバー・グループは、大手サッカークラブのAtlético de Madrid(以下:アトレティコ・マドリード)と画期的な5年間のパートナーシップ契約を結び、金融機会の民主化へのコミットメントをあらためて表明しました。2022/2023年シーズンから、アトレティコ・マドリードの公式グローバルパートナーおよびメインパートナーとなるほか、アトレティコ・マドリードのデジタル・ウェルス・パートナーおよびデジタル・ライフスタイル・パートナーとして、独占的に活動することになりました。

 

 

アンバー・グループの代表的なデジタルアセットプラットフォームであるWhaleFinは、アトレティコ・マドリードのファンにとって好ましいデジタルアセットゲートウェイとして機能しており、WhaleFinのロゴは、今シーズンのアトレティコ・デ・マドリードのサッカーキットの前面に採用されています。

また、アンバー・グループは、アトレティコ・マドリードとアンバー・グループのWeb3プラットフォーム「Openverse」が共同開発した仮想空間「Atletiverse」を構築する独占的権利を有しています。サッカーファンは、「Atletiverse」のメタバース空間において、他にはない斬新なファン体験ができ、同じ志を持つ世界中のファンと交流することができます。

さらに、WhaleFinは、アトレティコ・マドリード財団と提携し、持続可能性と自然保護に関する公教育キャンペーンを支援し、地域における主要な取り組みや研究プロジェクトに資金を提供しています。

このパートナーシップ契約を記念して、7月17日(日)、マドリードのメトロポリタン・スタジアムで、新シーズンのキックオフセレモニーが開催されました。

セレモニーと「Atletiverse」の独占インタビューの模様は以下よりご覧いただけます。
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=OflFO1TFPgg

 

顧客に対する包括的な保険サービスの提供
アンバー・グループは、Aランクの保険会社であるロイズ・オブ・ロンドン(Lloyd’s of London)のアーチ・シンジケート2012(Arch Syndicate 2012)とInsurTech(インシュアテック)企業のOneDegreeから、ウォレットインフラストラクチャに対する包括的な保険を確保したことを発表しました。さらに、アンバー・グループはミュンヘン再保険との複数年にわたる再保険パートナーシップによってもサポートされています。

今後も、顧客に代わってウォレットインフラストラクチャに保管されているデジタル資産を保護するため、総額1億米ドルを超える包括的なグローバル保険プランを構築していく予定です。

香港での戦略的買収による顧客基盤の拡大
アンバー・グループは、香港証券先物取引委員会(SFC)から認可された金融グループであるCelera Markets Limitedを買収しました。この買収により、アンバー・グループはSFCの5種類のライセンス(タイプ1、2、4、5、9)を取得し、証券や先物契約のアドバイスや取引、資産管理サービスなど幅広いサービスの提供が可能になりました。この買収は、アンバー・グループにとって重要なマイルストーンであり、商品ポートフォリオを強化し、伝統金融とデジタル金融のギャップをグローバル規模で埋めていくものとなります。

規制遵守のための業界標準を設定
アンバー・グループは、ブロックチェーン分析企業Hoptrailの暗号資産に特化したAMLプラットフォーム「Risktrail」による「リスクスコアリングメトリック:金融サービスカテゴリー」で、90点以上の評価を記録し、トップ5にランクインしました。

また、アンバー・グループは、世界中のライセンスや複数の登録を含むいくつかの重要な基準に基づき、香港でのライセンス取得をはじめ、カナダ金融取引・報告分析センター(FINTRAC)、米国財務省金融犯罪対策局(FinCEN)、豪州取引報告分析センター(AUSTRAC)、英国金融行為規制機構(FCA)、日本金融庁(JFSA)の登録、スイス金融サービス基準協会(VQF)のメンバーであるなど、12の規制ライセンスを取得しています。これは、デジタル資産に対する信頼と信用を構築し続けるために、コンプライアンス、セキュリティ、そして最も重要な投資家保護に対する当社の持続的なコミットメントを反映したものです。
 

新チーフ・リーガル・オフィサーの就任
アンバー・グループは、ベンジャミン・バイ(Benjamin Bai)を最高法務責任者として迎えました。ベンジャミンは、「World’s Top 300 IP Strategists」、「World’s 50 Most Influential People in IP 2020」などと数々の受賞経験を持ち、25年以上にもわたる法務とコンプライアンスの実務経験と知識を有しています。元Ant Groupの副社長兼チーフIPおよび国際訴訟弁護士であるベンジャミンは、過去にグローバルチームを率いて世界最大のブロックチェーン特許出願と付与を確保し、Jones DayやAllen & Overyの国際法律事務所で高額なIP訴訟とライセンスに注力していました。
 

プロダクト・サービスのアップデート
 グローバル各地域で展開されているサービスWhaleFinに、新たにNFTを扱うことができる機能が追加されました。新機能の追加により、NFTをデジタルアセットとして、WhaleFinプラットフォーム上で管理(入出庫)、展示などの操作が可能になりました。
(*日本地域ではWhaleFinのサービスはまだ展開されておりません。)

 
【アンバー・グループとWhalefinについて】
アンバー・グループは、アジア、ヨーロッパ、アメリカ大陸にオフィスを構え、グローバルに事業を展開するデジタル資産プラットフォームのリーディングカンパニーで、投資、融資、取引など、デジタルアセットに関するあらゆるサービスを提供しています。アンバー・グループはSequoia, Temasek, Paradigm, Tiger Global, Dragonfly, Pantera, Coinbase VenturesならびにBlockchain.comなどの著名な投資家から支持を得ています。

WhaleFinは、アンバー・グループの個人向けデジタル資産プラットフォームの主力製品です。 WhaleFinは 、投資家がデジタル時代に資産を築けるよう支援します。WhaleFinはアンバーの機関投資家および消費者市場における深い専門知識に基づいて構築されたオールインワンプラットフォームであり、顧客の投資経験の有無に関わらず好ましい「デジタル資産のゲートウェイ」を提供します。
(詳細は https://www.ambergroup.io

【会社概要】
企業名:株式会社ディーカレット
URL:https://www.decurret.com/
事業内容:暗号資産金融サービス事業
暗号資産交換業者 関東財務局長 第00016号
認定資金決済事業者協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会
※記載されている社名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

タイトルとURLをコピーしました