残留薬剤とは、ヘアカラーやパーマなどの施術の際に使用される薬剤が、頭皮や髪に残留したものをいいます。
ヘアカラーやパーマの施術では、頭皮や髪に薬剤を浸透させることで、髪の色や形を変化させます。
しかし、薬剤は完全に洗い流すことができず、頭皮や髪に残留することがあります。
残留薬剤は、頭皮の炎症や乾燥を引き起こし、頭皮トラブルの原因、また、髪のダメージにもつながるり、髪のツヤやコシが失われたり、切れ毛や枝毛の原因となったりする可能性があります。
そこで今回、ヘアサロンやエステサロンの経営に加え、化粧品製造の自社工場を有する株式会社 CHIMJUN(https://chimjun.jp)は、全国の皮膚科医・毛髪診断士・美容家を対象に「毛髪・頭皮ケア」に関する調査を実施しました。
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カラーやパーマの施術後に残る残留薬剤の危険性とは?
まず初めに、残留薬剤をしっかりと取り除かないことによるデメリットについて聞いてみました。
「残留薬剤を取り除かないことによるデメリットは何だと思いますか?(あてはまるものすべて)」と聞いたところ、『頭皮の刺激とかゆみの原因になる(45.5%)』が最も多く挙げられました。
これは、残留薬剤が頭皮の炎症や乾燥を引き起こすことで、かゆみや赤みなどの症状を引き起こすためと考えられます。
また、次いで『毛穴が詰まる(42.0%)』『毛髪・頭皮のダメージにつながる(27.2%)』『頭皮の乾燥につながる(26.8%)』『ニキビの原因になる(26.6%)』『抜け毛・ほそ毛の原因になる(23.6%)』『アレルギー反応のリスク(22.1%)』と続きました。
これらのデメリットは、いずれも残留薬剤が頭皮や髪に悪影響を及ぼすことで引き起こされると考えられます。
具体的には、残留薬剤が頭皮の毛穴に詰まることで、ニキビや吹き出物などの原因となる可能性や、残留薬剤が頭皮の水分や栄養分を奪うことで、頭皮の乾燥や髪のダメージを引き起こす可能性があります。
さらに、残留薬剤が頭皮の免疫力を低下させることで、抜け毛や薄毛のリスクが高まるとも言われております。
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残留薬剤があると、頭皮・毛髪トラブルの原因になる!
次に、「頭皮・毛髪に残留薬剤が残っていると、頭皮・毛髪トラブル(細毛・抜け毛・ハゲ・パサつき・広がり・ごわつき)の原因になると思いますか?」と聞いてみました。
『非常にそう思う(57.1%)』『そう思う(38.4%)』と9割以上の方が残留薬剤は頭皮・毛髪トラブルの原因になると回答しました。
残留薬剤が、頭皮・毛髪トラブルの原因になるということが分かりましたので、具体的にどのような悪影響を与えるのかも聞いてみました。
残留薬剤が、頭皮・毛髪にどのような悪影響を与えるか?
■炎症を起こす可能性もあり、そこから抜け毛につながる可能性もある
■ダメージを与え続けてしまう
■ 湿疹の原因になる
■ 皮膚が弱い人は皮膚炎をおこす
■アレルギーが発症されるかもしれない。頭皮から体内に染み込むのが怖い
■抜け毛や白髪、頭皮の痒みなどの原因になる可能性がある
■髪の毛の水分量が減りバサつく
■アレルギーになる可能性はもちろん、血流などにのって内臓にまで悪影響が出る可能性まで、さまざまなことが考えられる
様々な意見がありました。
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残留薬剤は頭皮湿疹の原因になる!?
先の調査で、頭皮トラブルでよくある症状として最も多かった「頭皮がかゆくなる」は頭皮湿疹の症状の一つです。
※前回調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000117182.html)
そこで、残留薬剤が頭皮湿疹の原因になるかどうかを聞いてみました。
『非常にそう思う(51.3%)』『そう思う(42.8%)』と、94%が原因になると思うと回答しました。
ヘアカラーやパーマの施術を受けている方で、頭皮湿疹の症状が出た際は、頭皮・毛髪に残った残留薬剤がしっかりと取り除けていない可能性があることをしっかり意識してケアをしていくことが大事といえるでしょう。
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残留薬剤を取り除くためには?
最後に、残留薬剤を取り除くためには何をすればいいのかを聞いてみました。
「パーマやカラーの施術後に残留薬剤を取り除くために、行った方が良いことは何ですか?(例:専用のシャンプーやコンディショナーの使用など)」と質問しました。
■残留薬剤を落とすためのシャンプーやリンス、コンディショナーの利用
■浄水器完備の塩素無しのシャワーで十分すすぎ、アルカリ性に偏っているのでトリートメント、コンディショナーで上手く弱酸性に持っていく
■しっかり対応したシャンプーなどを使う
■専用のシャンプーで落としたあとにしっかり保湿する
■炭酸水での髪の洗浄
■カラー専用のシャンプー、コンディショナー、トリートメント、頭皮マッサージ
■美容院で薬剤除去の処置をしてもらう
■頭皮マッサージ
■施術前の事前処置や中間リンス剤や施術後の処置 薬剤に混ぜるダメージ緩和剤などの利用
■ シャワーヘッドを化粧とかもおとせる専用の細かいお湯が出る物にしたほうがいい
ヘアカラーやパーマで薬剤の使用後に、専用のシャンプー・トリートメントを利用した方が良いという回答が多かったです。
その他、施術後、頭皮をしっかりすすぐ、頭皮マッサージを行うなどの意見も多い結果となりました。
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“1日限りの美しさ”はやめにしよう”
私たちヘアサロンオープンから16年間、いかに“サロンでのキレイ”を日常で再現可能にするかを追求してきました。
着目したのは、施術で傷んだ神へのトリートメントではなく、髪にダメージを与える原因となっている「残留薬剤」です。
残留薬剤を取り除くことで、今日だけのキレイではなく長く続くキレイを実現できると考え、自社工場を構え独自に開発した薬剤除去メニューをサロンで提供してきました。
現在、私たちのサロンや、取り扱いをしていただいているサロンさんでは薬剤除去メニューのリピート率は100%。多くの方に、その効果を実感していただいています。
この残留薬剤、実は髪へのダメージにとどまらず理美容師の手荒れや肌荒れの原因にもなっています。
お客様をキレイにする一方で、自分たちの身体を蝕んでいる…美容業界は、長らくそんな矛盾した問題を抱えてきました。
私たちが開発した薬剤除去の技術は、施術をおこなう理美容師の健康を守る効果もあり、長く働き続けられる一助にもなると信じています。
ブランド名の「ちむじゅん」は沖縄の方言で「紡ぐ」という意味です。私たちは、「CHIMJUN」を通して誰もが矛盾を感じることなくパーマやカラーを心から楽しみ、関わるすべての人がずっと美しくいられる世の中を紡いでいきます。
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株式会社CHIMJUNについて
CHIMJUNは、神秘的なパワーに満ちた沖縄を拠点にヘアケア製品の製造・販売、サロンの運営を通じて、持続的な美をご提供するトータルビューティーカンパニーです。
代表:岡城良太
本社所在地:沖縄県那覇市金城5-1-1 Waビル202
設立:2007年12月28日
事業内容:化粧品製造・企画・販売・卸、サロン経営サポート、美容室・エステサロン運営
お問い合わせ:info@chimjun.jp
【調査期間】2023年11月10日~2023年11月13日
【調査方法】第三者機関によるインターネット調査
【調査人数】552人
【調査対象】皮膚科医・毛髪診断士・美容家