外務省が推進する国際交流事業、対日理解促進交流プログラム「MIRAI」の一環として、欧州14か国の大学生、大学院生14名が東京都、山梨県を訪問し、講義の聴講、視察、交流、文化体験に参加します。
学校交流では、早稲田大学を訪問し、同世代の学生や教員との知的交流を行います。キャンパスツアーや意見交換などを通して相互理解を深め、友情を育み、欧州諸国と日本の将来のリーダーたちによるネットワークを構築します。日本を代表するスタートアップ企業であるユーグレナのバイオ燃料プラント視察では、自治体と連携した環境・グリーン・エコ事業の取り組みを見聞します。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や経済産業省では、気候変動対策や新エネルギーの高度利用、社会実装への施策と課題の共有を得るとともに、テーマについて深堀りします。日本の環境(グリーン、エコ)に関する様々な取り組みや挑戦などを幅広く学ぶことで、日本の社会や政策への関心・理解を深め、日本の魅力を発信します。日本と世界が協力し合うことで形成されていく、より良い未来について考察します。
【開催概要】
名称:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」訪日プログラム(テーマ:環境・グリーン)
日時:2023年11月15日(水)〜11月21日(火)
内容:
11月15日(水) 来日
【オリエンテーション】
11月16日(木)【テーマ関連視察】 株式会社ユーグレナバイオ燃料プラント視察
【学校交流】早稲田大学大学院 環境エネルギー研究科
11月17日(金)【視察】東芝未来科学館
【講義】新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
11月18日(土)【視察】世界遺産忍野八海
【視察】北口本宮富士浅間神社(山梨県)
【視察】山梨県立富士山世界遺産センター(山梨県)
11月19日(日)【視察】 浅草寺 訪問
【視察】東京国立博物館
【文化体験】お抹茶体験
11月20日(月)【テーマ関連視察】経済産業省 環境政策課
【ワークショップ】外務省
【成果報告会】外務省
11月21日(火) 帰国
対象:対日理解促進交流プログラム「MIRAI」(テーマ:環境・グリーン)参加者14名※以下の欧州14か国の大学生・大学院生・社会人が参加予定
(クロアチア、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、マルタ、モナコ、ノルウェー、サン・マリノ、スロベニア、スペイン、ウクライナ、英国 (国名アルファベット順))
使用言語:英語
実施方法:対面招へい
実施団体: 一般財団法人 日本国際協力センター(JICE)
【対日理解促進交流プログラム「MIRAI」事業概要】
対日理解促進交流プログラム「MIRAI」は、日本と欧州及び中央アジア・コーカス地域との間で、将来活躍が期待される優秀な若手人材をグループで招へいする、日本政府(外務省)が推進する事業で、JICEがプログラム企画・運営を受託しています。人的交流を通じ、日本の政治・経済・社会・文化・歴史・外交政策等に関する日本についての理解を促進するとともに、日本への理解と支持の拡大を推進しています。また、参加者に日本の外交姿勢や魅力等について積極的に発信してもらうことで国際社会における対日イメージの向上や日本への持続的な関心の増進に寄与し、欧州、中央アジア・コーカサス地域における対日理解の促進と、深い相互理解に立脚した日欧関係の発展を図ることを目的としています。
【本件に関するお問い合わせ先】
一般財団法人日本国際協力センター(JICE) 国際交流部
お問い合わせフォーム:https://www.jice.org/contact/index.html