■モバイルアクセスカードについて
特徴(1)スマートフォンを活用
スマートフォンにアプリをインストールし、仮想カードを発行してBluetooth通信により認証を行うシステムです。顔認証との併用も可能で、二重認証を行うことでセキュリティの強化が図れます。また防塵・防水の認証器を採用することで、屋外でも使用できます。
特徴(2)無人化・省人化
モバイルアクセスカードはEメールやSMSを通じて発行できるため、セキュリティを担保しながら無人化・省人化を実現できます。また、カード廃棄も遠隔で操作ができるため、人手を減らすことによる運営コスト削減につながります。そのためフィットネスジムでも導入が進んでおり、24時間営業の夜間対応や会員手続きの簡素化に活用されています。
特徴(3)マーケティング・販促への活用
従来のICカード式は複数店舗での利用に管理運用上の課題がありましたが、モバイルアクセスは管理ソフトで一元的に店舗ごとや曜日・時間帯別に認証権限を設定できます。その機能を活用して複数店舗で使える利便性の高いコースを設定したところ、売上が拡大したフィットネスジムの事例があります。また店舗や会員の増加に合わせて、既存システムはそのままでシームレスに拡張できるため、経営状況に合わせた導入が可能です。
■メリット・デメリット
(1)店舗とユーザーのメリット
<店舗>
・カード発行や廃棄を非対面・遠隔で行え、コスト削減できる。
・ユーザーの行動をモニタリングできるため、販促やサービス提供、マーケティングなどに利用できる。
・省人化により、運営コストを削減。
・一般的なカード利用で起こる貸し借りの防止
・顔認証やQR認証、RFID(カード)認証(FeliCa等)を認証方式として選べるので、セキュリティの強度を選択できる。
<ユーザー(客)>
・スマートフォンで認証できるため、カードレスで店舗などを利用でき、煩わしさがない。
・顔認証と併用することでセキュリティが強化され、安心できる。
(2)認証方式別のメリット・デメリット
※BioStarシリーズは1種類の認証方式だけでなく、上記認証方式を選択することが可能なためデメリットを補完できます。
■今後の展開
セキュアは入退室管理にとどまらず、AIによるレジレス・無人決済店舗 「SECURE AI STORE LAB 2.0」を運営するなど、無人化・省人化の実用化を進めています。今後も省人化・無人化ソリューションを発展させ、人手不足など社会問題の解決に取り組みます。
・参考URL
AIによるレジレス・無人決済店舗 「SECURE AI STORE LAB 2.0」が本日オープン!
https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=1730
■モバイルアクセスカードの管理システムについて
BioStar2は、Webベースのセキュリティプラットフォームです。1台から最大1000台までの端末を管理でき、一般的な認証方法からカード/指紋/PIN/顔の組み合わせ認証や、ダブル認証、アンチパスバック、128種類のアクセスライツなど、お客様に合わせた様々なセキュリティレベルを提供します。
・参考URL
デバイス「SA-XP2」: https://secureinc.co.jp/device/pass/SA-XP2.html
入退室管理ソリューション「BioStar2」:https://secureinc.co.jp/solution/eye/biostar2.html
■ セキュアについて
会社名 : 株式会社セキュア
所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル
代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成
設 立 : 2002年10月16日
URL : http://www.secureinc.co.jp/
「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供しています。顔認証による入退室管理システムでは、2020年、2021年、2022年と3年連続マーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去9,500社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。