ハーバード大学武見国際保健プログラムとは
ハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院武見国際保健プログラムとは、武見太郎元日本医師会長がハーバード大学公衆衛生大学院(HSPH)のハワード・ハイアット学長と対談した際、「これからの医療提供を考えるには、いかに医療資源を開発していくか、そしてその医療資源をどのように配分するか(医療資源の開発と分配)が大事である」ということを述べたことに同学長が感銘を受け、1983年、HSPH に寄付講座として設立した学際的なプログラムです。
毎年、世界各国より10名程度の中堅の専門家・研究者がフェローとして選考され、国際保健や医療政策に関する研究活動を行っています。プログラム修了後、フェローは世界各国の幅広い分野で活躍しています。
武見プログラムの様子
武見フェロー応募者募集中
日本医師会では毎年2名の日本人フェローを選考し、資金援助を行っています。今年も下記のとおり、フェローを募集します。
応募希望者は、日本医師会ホームページ「国民のみなさまへ」に掲載の募集要項を参照願います。
◆派遣期間
2024年8月~2025年6月(約11カ月)
◆ 募集定員
2名まで
◆派遣費用
往復旅費、滞在費の一部を支給
◆応募資格
原則として、応募時点において次に掲げる要件をすべて満たしている者
(1)40歳未満の医師または保健医療分野の研究者
(2)日本国籍を有し、日本在住である者
(3)修士または博士課程を修了している者
※応募時点で在籍中もしくは取得見込みの場合は対象外となります。
(4)TOEFL iBTで100以上もしくはIELTSで7以上の英語能力を有する者
※ 応募時点で点数を満たしていなくても応募できます。
(5)次に該当する者
・国際保健、公衆衛生、医療政策、医療倫理、社会医学等に関わる分野に貢献する意思を有する者
・ プログラム修了後、上記分野で日本医師会の研究活動に依頼に応じて協力できる者
※併願/併給可。ただし、他の奨学金との併給は武見フェローとして本プログラムに所属する場合に限り認めます。
◆応募書類
書式は任意です。別紙にある応募書類(1)から(7)を応募者が取りまとめ、それぞれPDFにして、Emailで日
本医師会国際課(jmaintl@po.med.or.jp)へお送り下さい。
◆応募期限
2023年11月30日(木)まで
◆選考
第1次審査…書類選考(2023年12月)
第2次審査-…面接
(第1次審査の合格者について2024年1月頃に東京で実施予定)
※最終合否は、2月末頃にハーバード大学T.H. Chan公衆衛生大学院で決定します。
◆選考委員会
武見フェロー選考委員会
◆ 応募・問い合わせ先
日本医師会国際課
Email: jmaintl@po.med.or.jp
Tel: 03-3942-6489
Fax: 03-3946-6295
公益社団法人 日本医師会
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