ベビーシッター割引券、配布再開となるも、シッターからは不安の声。有資格者100%のシッターマッチングサービス「KIDSNAシッター」が緊急アンケートを実施

この記事は約7分で読めます。
「保育士/幼稚園教諭/看護師」100%のシッターマッチングサービス「KIDSNAシッター(キズナシッター)」を運営する株式会社ネクストビート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三原誠司)は、こども家庭庁が実施する企業の従業員などを対象にしたベビーシッターの利用割引券について、登録しているベビーシッターに緊急アンケートを実施しました。

【調査サマリー】

■割引券の新規発行停止報道後のシッティング状況について

・「割引券を利用していますか?」という質問に対して、8割以上の家庭が利用していると回答。

・「割引券の新規発行停止が理由で今後の予約がキャンセルとなった、もしくはキャンセルになりそうなご家庭はあるか」との質問に対し、半数以上が影響があると回答。そのうち、1家庭が30.6%、2家庭が4.1%、3家庭が8.2%、4家庭が2%、それ以上が6.1%という結果となった。また「わからない」という回答も22%に上った。


■今後のベビーシッターの仕事に対する不安度合いについて

「ベビーシッター派遣事業割引券の新規発行の停止の知らせを受け、今後のシッターさま自身の仕事に対する不安度合いを教えてください」という質問に対して、「とても不安」という声が50%という結果となった。


■シッティング中に聞いたベビーシッター割引券をご利用している保護者からの声、ベビーシッター自身の生の声について

一部抜粋し、記事下に記載。

こども家庭庁は、企業の従業員などを対象にしたベビーシッターの利用割引券について、10月2日時点で今年度予定していた上限に達したため企業への配付を停止していました。10月6日、政府は割引券の配布を再開する方針を固めましたが、未だ詳細について公表がなく、弊社にも不安の声が数多く寄せられています。

先日、保護者に向けて緊急アンケート(※)を実施しましたが、この度、登録しているベビーシッターにも同様にアンケートを実施し、有資格のベビーシッターとして最前線で活躍している方々の声を集めました。

※ベビーシッター割引券、配布再開へ。約9割の保護者が「割引券が足りない」と回答。有資格者100%のシッターマッチングサービス・KIDSNAシッターが、緊急アンケートを実施。

ベビーシッター割引券、配布再開へ。約9割の保護者が「割引券が足りない」と回答。 有資格者100%のシッターマッチングサービス・KIDSNAシッターが、緊急アンケートを実施。  | 株式会社ネクストビート
業界初!「保育士/幼稚園教諭/看護師」100%のシッターマッチングサービス「KIDSNAシッター(キズナシッター)」を運営する株式会社ネクストビートは、こども家庭庁が実施する企業の従業員などを対象にしたベビーシッターの利用割引券について、緊急アンケートを実施しました。 

  • 割引券の新規発行停止報道後のシッティング状況について

Q. 現在お伺いしているご家庭のうち、何件のご家庭が割引券を利用していますか?

シッティングしている家庭のうち、8割以上が割引券を利用している。


Q. 現在お伺いしているご家庭のうち、割引券の新規発行停止が理由で今後の予約がキャンセルとなった、もしくはキャンセルになりそうなご家庭はありますか。

半数以上が影響があると回答。そのうち、1家庭が30.6%、2家庭が4.1%、3家庭が8.2%、4家庭が2%、それ以上が6.1%という結果となった。また「わからない」という回答も22%に上った。

  • 今後のベビーシッターの仕事に対する不安度合いについて

Q.割引券の新規発行の停止の知らせを受け、今後のシッターさま自身の仕事に対する不安度合いを教えてください。

「とても不安」という声が50%という結果となった。

  • シッティング中に聞いた割引券をご利用の保護者からの声、ベビーシッター自身の生の声について

Q.割引券をご利用されている保護者さまからのお声があれば教えてください。

※回答一部抜粋


●地域の繋がりが薄れつつある今、ご実家を頼れない方も多く、地方でも依頼相談がかなり増えてきています。物価は上がる一方で、給与は上がらず生活水準を下げている方も多いです。保育園で働いていた経験からも、金銭的余裕の無さは虐待や家庭不和にも繋がります。


●割引券があるからシッターを頼める、割引券が無かったら経済的にシッターを頼むのは無理、というご家庭がほとんどだと思います。経済的負担の増加、親御様の身体的負担の増加、女性の労働力低下などで、ますます少子化が進むと思います。割引券発行を続けてください。


●昨今の情勢を考えると、共働きでしか生活を賄えないご家庭が増えています。核家族化が進む現在、ご両親が頼る先が保育園や幼稚園、小学校だけでは、子育ての不安を解消させることは到底無理です。ベビーシッターという制度は、家族と社会を繋げるためには必要な制度です。家庭にお邪魔させていただくことで、見えてくる家族の問題点も多くあります。家族を社会で孤立させないためにも必要です。補助を受けられることで、一般家庭でも安心してベビーシッターをご利用することができ、安心してお母様は自分の時間を確保して仕事ややるべきことをこなすことができています。

  • ベビーシッターを続けていけるか不安、の声も

※回答一部抜粋


●割引券が終了すると共に全国の子育てをしている家庭だけでなく、仕事の依頼を受けているベビーシッター側にも生活に影響がある。これで仕事が激減したら政府は補助してくれるのでしょうか。


●ご依頼くださっているご家庭のほとんどが割引券を利用されていますので廃業の危機です。


●在宅勤務や女性でも働く方が多く、補助券がなくなるということはそれだけ需要があるということではないでしょうか?すでにベビーシッターの予約が激減しており、私の仕事の安定は難しくなってしまったため、新しく仕事を探さないといけなくなっている。これこそが、ベビーシッター、保育士の働きにくさであり、潜在保育士がいても働けないということに拍車をかけてしまっている。早急に対応が必要であると感じる。


●割引券があるからこそシッターを利用されていたご家庭も多くあります。実際に発行が終了となったことで、キャンセルになったご依頼もあります。今後依頼が減る可能性も高く、シッターを続けることに不安があります。子育て世帯の現状、シッターの需要を把握していただき、予算の配分を再考していただけることを望みます。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

【調査概要】

■調査対象:KIDSNAシッター利用者

■調査方法:インターネット調査(登録者へのメール通知)

■回答期間:2023年10月5日~10月11日

■回答者数:51名

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


今回の調査から、割引券についての報道を受け、ベビーシッターも仕事の継続に不安を感じていることが明らかとなりました。先行きの不安感からベビーシッターの離職が増えると、子育て支援の担い手が少なくなり、保護者の不安を増長してしまうことにも繋がります。

KIDSNAシッターは、シッターが活躍できる環境のサポートや保護者の子育て支援を通して、日々の暮らしが豊かになる社会の実現を目指しています。今後も、潜在保育士・幼稚園教諭が活躍し続けられる環境作りと、保護者の子育て支援の両立に尽力してまいります。

※令和5年度ベビーシッター派遣事業割引券(公益社団法人「全国保育サービス協会」(東京)が発行)
http://acsa.jp/htm/babysitter/


【KIDSNAシッターについて】
「保育士/幼稚園教諭/看護師」100%で構成された安心・安全なベビーシッターマッチングサービスです。潜在保育士・潜在幼稚園教諭が活躍し続けられる環境作りと、保護者の子育て支援の両立を目指します。対象年齢は0才~12才で、保育園・幼稚園・学童保育・習い事への送迎やご自宅でのシッティングなど幅広いシーンでご利用いただくことができます。
https://sitter.kidsna.com/


【株式会社ネクストビートについて】

「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。人口減少に伴い多方面に広がる社会課題に対し、「テクノロジーの力」を駆使し、子育て支援分野を中心としたライフイベント領域・グローバル領域・地方創生領域という3本柱を軸に、専門職向けの人材紹介サービスや業務支援システム、メディア事業などを展開・拡張しています。

株式会社ネクストビート
ネクストビートは「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げ、2013年に創業しました。

※「ネクストビート」および「KIDSNAシッター」の名称及びロゴは、株式会社ネクストビートの商標又は登録商標です。

                                                      以上

タイトルとURLをコピーしました