JCC学生向け産学交流セミナー「化粧品業界を知ろう! Vol.1 化粧品原料編」を開催します!

この記事は約4分で読めます。
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター(佐賀県唐津市南城内1-1)では、この度、化粧品業界に興味のある高校生・大学生、またその保護者を対象に、業界について知るセミナーを開催します。
化粧品の原料をテーマに特に天然素材に着目しながら、天然素材の魅力や、工程など様々な角度から知る場を設けました。
今回はリアルとオンラインのハイブリッドでの開催です。
皆様のご参加をお待ちしております。

【セミナー申込フォーム】https://forms.gle/crxGWsxAoZDGtag39

開催概要

【日 時】 2023 年10月21日(土)10:00~12:00(開場9:30)
【会 場】 大手口センタービル3F Otteホール(佐賀県唐津市南城内1-1)+オンライン配信
【参加費】 無料
【定 員】 100名
【対象者】 化粧品に興味のある高校生、大学生、その保護者
【主 催】 一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター

【プログラム】

天然素材は宝の山(10:05~)
私たちが使っている化粧品には、様々な天然素材が使われています。例えば、美白化粧品には機能性成分として「アルブチン」が含まれています。このアルブチンは植物由来成分で、メラニンの産生を抑えるために化粧品に含まれています。このセッションではアルブチンのように、私たちに役立つ天然素材を紹介したいと思います。

講師:鈴木 龍一郎氏(Ryuichiro Suzuki)
城西大学 薬学部 薬科学科 天然物化学研究室 准教授
明治薬科大学大学院博士課程修了 博士(薬学)。理化学研究所協力研究員、大正製薬株式会社研究員を経て、2017年より現職。専門は天然物化学で、私たちの生活に役立つ植物成分を探しています。

天然素材のDNA解析でわかること(10:25~)
元・科捜研の男(北村)の持つ「社会を守る科学の目」を天然素材に活用した内容です。DNA解析を行うことは、天然素材の「品質」を確保するだけでなく、天然素材の付加価値創出にも繋がります。天然素材のDNA解析を行うことで、見えてくること、わかることを、わかりやすく説明します。

講師:北村 雅史氏(Masashi Kitamura)
城西大学 薬学部 薬学科 生薬学研究室 准教授
京大大学院薬学研究科修了後、科学捜査研究所研究員、金沢大大学院博士課程を経て現職。城西大准教授、薬用植物園園長。専門は分子生物学、生薬学。分子生物学的な観点から薬用資源の機能性について解明する研究をしています。企業や地域と連携した研究や活動も積極的に実施しています。

化粧品ができるまで(原料会社・OEM会社・メーカーの関わり)(10:45~)
化粧品業界では多くの人が関わっていることをご存知ですか?化粧品を商品化する上で、どのような業種・職種の方が関わっているのかを紹介し、その理解を深めてもらえるような講演をしたいと考えています。

講師:徳留 嘉寛氏(Yoshihiro Tokudome)
佐賀大学 リージョナル・イノベーションセンター
化粧品科学共同研究講座 特任教授
静岡県立大学大学院薬学研究科修了。ポーラ化成工業株式会社研究所、武蔵野大学薬学部助手・助教、城西大学薬学部准教授・教授を経て、2021年より現職。

化粧品原料会社について(11:00~)
皆さんがいつも使用されている化粧品はそのもとになる原料を化粧品製造会社が購入して、ノウハウを駆使して作っています。化粧品は多くの種類の原料から構成されており、化粧品を作る上において化粧品原料は重要です。本講演ではその原料を製造・販売している化粧品原料会社についてお仕事の内容を中心に説明します。

講師:川戸 淳司氏(Junji Kawato)
化粧品技術アドバイザー
1987年化粧品メーカーに就職、主に基礎・頭髪化粧品の開発に従事。1997年より岩瀬コスファ株式会社にて、化粧品原料の開発・評価・提案処方等に従事。他に日本化粧品工業連合会化粧品原料部会委員、業界団体の事務局を務める。2023年退職。

終了後、講師陣によるパネルディスカッションを行います。

【お申込み】
当会ホームページ(https://jcc-k.com/)またはGoogleフォーム(https://forms.gle/crxGWsxAoZDGtag39)よりお申込みください。

【申込〆切】 10月19日(木)17時まで

■本セミナーに関するお問合わせ先
一般社団法人ジャパン・コスメティックセンター 担当:藤岡
TEL:0955-53-8700  FAX:0955-58-8655

タイトルとURLをコピーしました