オカムラの6製品が「2023年度グッドデザイン賞」を受賞

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2023年10月、株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)の6製品が「2023年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。

オカムラは1962年に初受賞、1967年から57年連続で受賞しており、通算で業界ナンバーワンのグッドデザイン賞受賞数を誇ります。2023年度は、オフィス空間向けの多様な働き方に対応する製品や環境に配慮した製品など6製品が受賞しました。

【2023年度グッドデザイン賞 受賞製品】

・クリエイティブファニチュア「WORK VILLA(ワークヴィラ)」

・ワークブース「TELECUBE by OKAMURA(テレキューブ by オカムラ)C Type」

・シーティング「Spectra(スペクトラ)」

・クリエイティブファニチュア「ext.(イクスト)」

・ミーティングテーブル「Alette(アレッテ)」

・オープンシェルフ「Cornel(コーネル)」

―2023年度グッドデザイン賞 受賞製品の概要―

クリエイティブファニチュア「WORK VILLA(ワークヴィラ)」

「ワークヴィラ」は、ソファやミーティングテーブル、シェルフなどで構成されたチームメンバーの溜まり場となるスペースと、溜まり場から外へつながる縁側を組み合わせたユニットです。ユニットを複数配置することでユニット間にできる小路では、通る人と縁側に腰掛ける人との偶発的なコミュニケーションを生み出します。チームの溜まり場としてほどよいこもり感を有しつつ、内と外を縁側でつなぎコミュニケーションを広げます。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「WORK VILLA」

オフィス家具シリーズ
ワークスタイルの多様化により希薄になった、チーム内の結束とチーム間の交流を促進する家具システムです。チームの拠点となる心地よい空間を提供するだけでなく、「縁側」によってチームを超えた交流も生み出します。日本の伝統から着想を得た空間の使い方とデザインにより、一貫した世界観で洗礼された空間を演出します。

□オカムラウェブサイト クリエイティブファニチュア「WORK VILLA」

WORK VILLA[ワークヴィラ]|株式会社オカムラ
働く場にも「縁」が必要でした。自然と人が集まってくる。気持ちよいコミュニケーションが生まれる。これまで以上にチームの結束が求められるいま、人と人をつなぐ「WORK VILLA」が、チームに一体感を作り出す。

ワークブース「TELECUBE by OKAMURA(テレキューブ by オカムラ)C Type」

ワークブース「テレキューブ by オカムラ Cタイプ」は、株式会社オカムラと株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内CEO:高田 雅也)、テレキューブ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:間下 浩之)の三社で共同開発したワークブース「テレキューブ by オカムラ」の構造を見直し、従来モデルと同等の機能を維持しながら環境配慮と安全性を高めたモデルです。

軽量設計により、従来のモデルと比べ構造体の部品重量を約18%軽量化しました。製品重量の減量により輸送時のCO2排出量削減を実現、梱包資材の削減も図り環境に配慮しています。ブースに取り付けるドア周りの構造を開発し、ドアとブース本体のすき間をなくしたことで、開閉時に手を挟む心配がありません。また、従来モデルと同等の高い遮音性能を維持しながら、吸音性能を向上させています。

集中作業だけでなく会話に適した音環境と安全で快適な空間を実現するとともに、軽量設計による環境配慮により環境負荷低減に貢献します。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「TELECUBE by OKAMURA C Type」

個室ブース
オフィス、教育施設、病院、公共の場など幅広い場所で快適な個室空間を提供するフルクローズ型の個室ブースです。高い居住性と換気性能、安心の防音性能を備え、多様なレイアウト変更にも対応できます。また、部品の軽量化により、輸送時のCO2排出量と梱包資材の削減を実現しました。更にドア周りの新構造により開閉時の安全性を高めました。

□オカムラウェブサイト ワークブース「TELECUBE by OKAMURA」

テレキューブ by オカムラ|ワークブース/パネル|オフィス|製品情報|株式会社オカムラ
最高の集中環境をもたらす フルクローズ型のワークブース

シーティング「Spectra(スペクトラ)」

「スペクトラ」は、背面と座面が身体の動きに追従し誰もが快適に座ることができるユニバーサルデザインのオフィスチェアです。新しいリクライニング機構「Active move(アクティブムーブ)」は、少し前傾した姿勢から後傾姿勢へのリクライニング機能と背座の左右へのベンディング機能により身体にフレキシブルに追従する動きを実現し、ワーカーを自然に支えます。薄くコンパクトなメカニズムにしたことによるすっきりとしたシンプルなデザインは、あらゆる空間に調和します。部品点数を少なくしたシンプルな構造で軽量化を実現し、環境負荷の低減に配慮しています。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「Spectra」

椅子
前傾から後傾姿勢まで身体の動きに追従するリクライニング機構を搭載しつつ、部品点数を削ぎ落として環境負荷低減に配慮した、人にも環境にも優しいオフィスチェア。リクライニングの反力を適切に設定することで、あらゆるワーカーのチーム作業にも柔軟に対応し、コミュニケーションを活性化させるフレキシブルで快適な座り心地を提供します。

□オカムラウェブサイト シーティング「Spectra」

スペクトラ|チェア/ソファ|オフィス|製品情報|株式会社オカムラ
それは「アクティブダイナミックシーティング」という新しい考え方

クリエイティブファニチュア「ext.(イクスト)」

「イクスト」は、簡単に高さや形を変えることができ、組織の規模や用途に合わせて使い方を変えることが可能なクリエイティブファニチュアです。株式会社quantum(本社:東京都港区、代表取締役社長兼共同CEO:及部 智仁)とコラボレーションしました。

オフィスの最小単位であるデスク、チェア、シェルフをラインアップしています。工具を使わない簡単な組み換えで、デスクはローテーブルに、チェアはロッキングチェアに変えられます。シェルフは天板の数や高さを変更でき、デスク、ハイデスク、シェルフと用途に応じて切り替えることができます。シェルフは天板の高さを変更することでデスクとハイデスクに切り替えることができるデスクセットのほか、横に並べて棚板が隙間なくつながるシェルフセットを品ぞろえしています。家具の入れ替えを行うことなく個人作業からグループでのミーティングまでさまざまなワークスタイルに対応し、組織の規模に合わせてフレキシブルにオフィス空間をデザインできます。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「ext.」

クリエイティブファニチュア
イクストは、人数の増減によりオフィスの移転や拡張を頻繁に行うスタートアップオフィス向けの家具シリーズです。働く場の最小単位であるデスク、チェア、シェルフの3つで構成。使う人やオフィス規模に合わせてそれぞれの使い方を変えれるようにしました。会社の成長に伴ってオフィスに必要な機能が変化しても長く使うことができます。

□オカムラウェブサイト クリエイティブファニチュア「ext.」

イクスト|デスク/テーブル|オフィス|製品情報|株式会社オカムラ
ここから始まる、働く場の最小単位。

ミーティングテーブル「Alette(アレッテ)」

「アレッテ」は、固定テーブルのようなシンプルなデザインを保ちながら、機能性を兼ね備えたミーティングテーブルです。決まった向きがない脚のデザインで、天板のどちらからも使用できます。天板はレバー操作で簡単に水平と跳ね上げを行うことができ、未使用時は天板の向きを変えてネスティングすることでコンパクトに収納が可能です。ミーティングから個人作業まで、さまざまなワークシーンに対応します。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「Alette」

フォールディングテーブル
固定テーブルのようなシンプルなデザインを保ちながら、収納性も兼ね備えた新しいフォールディングテーブル。 センターフラップで座る向きを選ばず、かつ取り回しのしやすいサイズ感が特徴です。頻繁なレイアウト変更にも対応しやすく、オフィスのオープンエリアにおけるコミュニケーションシーンを彩ります。

□オカムラウェブサイト ミーティングテーブル「Alette」

アレッテ|デスク/テーブル|オフィス|製品情報|株式会社オカムラ
シンプルながら、機能性は抜群。新しいカタチのサイドフォールドテーブル

オープンシェルフ「Cornel(コーネル)」

「コーネル」は、天板・側板・底板が一枚の紙のように繋がるシームレスなデザインのオープンシェルフです。ユニットを連結して一続きの天板面を構成することができます。コーナー棚板を使用することでL字、ジグザグなどのレイアウトも可能です。空間を柔らかく仕切るとともに、「コーネル」に雑誌やオブジェなどを飾ることでディスプレイとしてその場のカルチャーを伝えます。

□2023年度グッドデザイン賞 受賞対象ページ「Cornel」

オープンシェルフ
人が集まり語らう場として、オフィスの役割が再定義されています。コーネルは、天板・側板・底板がまるで一枚の紙のように繋がるシームレスなデザインで、人々が交流する空間を柔らかく仕切るとともに、発想を刺激する書籍や企業文化を表現するオブジェなどをディスプレイすることで、場が持つカルチャーを伝える役割を果たします。

□オカムラウェブサイト クリエイティブファニチュア「Cornel」

コーネル|収納|オフィス|製品情報|株式会社オカムラ
空間を魅せる。美しく飾る。

―「グッドデザイン賞」の概要―

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。

□公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞ウェブサイト

GOOD DESIGN AWARD
グッドデザイン賞の仕組みや、過去のすべての受賞対象が検索できる「グッドデザインファインダー」など、グッドデザイン賞に関する情報をご紹介するサイトです。毎年1回(4~6月頃)募集する、グッドデザイン賞への応募もこのサイトから行うことができます。
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