従業員のエンゲージメントを見える化し、現場主導の組織変革を支援 サーベイ&ワークショップのサービス「エンゲージメントナビ」をリニューアル

この記事は約6分で読めます。
株式会社パーソル総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:萱野博行)のサービス開発部は、従業員エンゲージメントの向上を目的に2019年にローンチした「エンゲージメントナビ」をリニューアルし、10月2日より新サービスの提供を開始しましたので、お知らせいたします。

「エンゲージメントナビ」は、エンゲージメント向上の道しるべとなるサーベイと組織の課題解決を導くワークショップの総称です。今回のリニューアル版では、人的資本に関する情報開示で求められる従業員エンゲージメントの状態を、3つの要素「職務への満足」、「仕事への熱意」、「組織への愛着」で可視化します。また、サーベイによって得られた結果に基づいて問題の真因の探求や変革プランを検討するワークショップを通じて、現場主導の組織変革を支援いたします。

「エンゲージメントナビ」の詳細は以下のページをご覧ください。

 URL:https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/engagement.html

■リニューアルのポイント

1.    エンゲージメント3要素と影響する16因子からなる高精度でアクションにつながる設問設計

パーソル総合研究所が45年以上にわたって蓄積してきたデータや人と組織に関する知見・学術研究を元に、エンゲージメントに最も影響する5つのカテゴリ(16因子)を特定。エンゲージメント3要素と因子との影響関係を把握することができます。

2.    人的資本情報開示に活用しやすい指標

ISO30414は2018年に国際標準化機構(ISO)が発表した人的資本に関する情報開示の国際的なガイドラインで、コンプライアンスやダイバーシティ、リーダーシップなど11項目・58指標を示しています。エンゲージメントナビの「エンゲージメント3要素」は、ISO30414規格のうちサーベイでしか測れない「組織文化」の把握に最適です。

3.    経営や現場の当事者を動かす、理解しやすいレポートデザイン

サーベイレポートは結果を示すとともに、人事・経営企画部門だけでなく、現場を巻き込んでエンゲージメントを向上させるアクションへつなげていくことがその重要な役割の一つです。レポートの受け取り手にとっての分かりやすさを重視し、1ページで全体像がつかめる全体サマリや直感的にデータを把握できるグラフ、データの意味の解説など、初めてレポートを手にする人でも理解しやすい構成にしています。

 
■リニューアルの背景

「エンゲージメントナビ」は、従業員の主体的行動の促進や勤続意向の向上、組織においては営業利益や売上の向上、ビジョンの実現などを促進することを目的に2019年にローンチしたサービスです。しかし、新型コロナウイルスによる労働・職場環境の変化、それに伴うキャリアや職業観の変化によって、個人と会社との関係の質にも変化が見られるようになってきています。また人的資本に関する情報開示の義務化、コーポレートガバナンスコードの改訂など企業を取り巻く制度も変わってきています。

大きな変化を背景に、現在、多くの日本企業では企業価値向上のため、職場づくりに関する取り組みが積極的に行われています。その理由は「働きやすい環境の整備による人材定着率の向上」や「個と組織の力の最大化」など、経営に直結する課題を解決するためです。そのための最初の一歩として多くの企業でサーベイを活用し、職場の現状を把握するニーズが高まっています。

パーソル総合研究所では、人と組織にまつわる調査・研究をもとに、独自かつ最新のモデルを構築し、昨今の環境にあったサービスにリニューアルすることとなりました。パーソル総合研究所では、シンクタンクにおける知見・ネットワークを活かし、お客様の人事・組織課題の解決に資するソリューションを展開しています。社会の変化に伴い複雑化するお客様の課題解決に役立てるよう引き続き取り組んで参ります。

「エンゲージメントナビ」サーベイの特徴

1. エンゲージメントサーベイ 3つのポイント

エンゲージメントナビのサーベイには3つのポイントがあります。「①高精度でアクションにつながる設問設計」「②人的資本の情報開示に活用しやすい指標」「③経営や現場の当事者を動かすレポートデザイン」です。

2. サーベイで可視化するエンゲージメント3要素と5つの影響要因

本調査で測定するエンゲージメントとは「従業員が職務に楽しさや価値を感じつつ、会社に愛着を抱き、活き活きと仕事に打ち込むことを通じて、企業活動に積極的に参与・参画している状態」と定義しています。

                                     
・エンゲージメント3要素

  

                               
・エンゲージメントに最も影響する5つのカテゴリ(16因子)

「エンゲージメントナビ」ワークショップの特徴

1. ワークショップで問題の真因を探求し、取り組むべき変革プランを検討する

サーベイによって組織の状態を「見える化」した後は、そこで得たデータやエビデンスに基づいて、組織の「問題」と向き合っていきます。その際には、現場の背景情報も併せてデータを解釈することが重要です。表面上の問題だけではなく、問題の下に隠れている「真因」を探求し、これからの変革プランを検討していきます。

2.ワークショップのポイント

エンゲージメントナビのワークショップには3つのポイントがあります。「①科学的なアプローチを導くファシリテーション設計」「②自組織の問題に主体的に取り組むワーク」「③相互の気づきにつながる対話セッション」です。リーダーが自組織の問題を扱い、現場の実情を踏まえて最適な変革への道筋を考えるプロセスを体感することで当事者としての意識が高まるため、取り組みの実効性が上がります。

3. ワークショップの概要とタイムスケジュール

「エンゲージメントナビ」の詳細は以下のページをご覧ください。

URL:https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/engagement.html

■【株式会社パーソル総合研究所】<https://rc.persol-group.co.jp/>について

パーソル総合研究所は、パーソルグループのシンクタンク・コンサルティングファームとして、調査・研究、組織人事コンサルティング、タレントマネジメントシステム提供、人材開発・教育支援などを行っています。経営・人事の課題解決に資するよう、データに基づいた実証的な提言・ソリューションを提供し、人と組織の成長をサポートしています。

■「PERSOL(パーソル)」についてhttps://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。

人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。

はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。

タイトルとURLをコピーしました