パンチグループは、2023年10月6日(金)から8日(日)の3日間、パシフィコ横浜で開催される展示会「JACLaS EXPO 2023」に初出展します。
本展示会は、一般社団法人日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会(JACLaS)が開催する日本最大級の臨床検査分野の展示会です。150社以上が出展し、臨床検査機器・試薬・システムに関連する製品が一堂に集まります。
本展示会では、グループ会社でファクトリーオートメーション機器の設計・開発を手掛ける株式会社ASCe(アスク)の自動分注装置、固相抽出装置を中心にご紹介します。
ものづくりで培った技術力と設計・開発力で、お客様の使用条件に最適な自動機器の設計・開発をご提案します。
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【自動分注装置】
分注とは、液体や粉末などの試料を必要な量だけ取り出して別の容器に移すことです。食品、臨床 (医療・検査) 、創薬など多くの分野で使用されており、分注装置とはその分注作業を自動で行う装置です。
<ASCeの自動分注装置の特長>
●複数種類の容器ふたの形状をカメラで自動判別
●圧入タイプ、スクリュータイプなど様々なふたに対応
一般的に、分注装置は1種類のふたのみに対応していることが多いですが、複数種類のふたを自動で判別し、それぞれを開けて分注することが可能です。
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【固相抽出装置】
固相抽出は、溶液や懸濁液などに含まれる分析対象物を、それ以外の不純物と分離することです。食品・医薬品・バイオ・環境などの分野において、尿・血液・組織・水・土壌など様々なサンプルの分析に使用されています。
<ASCeの固相抽出装置の特長>
●抽出条件設定の自由度
圧力や時間を自由に設定できます。1回の自動運転で最大16本を処理でき、セットにかかる作業時間も短縮できます。
●投入量の正確性
ピペットを使ってサンプルから一定量を計量できます。また、抽出後の試験管へ試験薬などの溶媒を投入することも可能です。溶液のふたを自動で開閉できるため、揮発性の溶媒も使用できます。
●自動で撹拌
抽出後の試験管を自動で振動させ、撹拌します。手作業が減ることでバラつきやミスを低減でき、業務効率化にもつながります。
●タッチパネル上で容易にカスタマイズ
溶媒の投入量や抽出時間のほか、投入動作、抽出動作、撹拌動作などの作業順序を、タッチパネル上で変更できます。
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展示会概要
展示会名 |
JACLaS EXPO 2023-臨床検査機器・試薬・システム展示会- |
URL |
| JACLaS 一般社団法人日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会 一般社団法人日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会(JACLaS)の展示会最新情報のページです。 |
会場 |
パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) |
会期 |
2023年10月6日(金)~8日(日) |
主催 |
一般社団法人日本臨床検査機器・試薬・システム振興協会(JACLaS) |
入場料 |
無料 |
【株式会社ASCe 会社概要】
社名 :株式会社ASCe
代表 :代表取締役 後藤 亮太
所在地 :北海道札幌市白石区菊水9条3-2-23
株主 :パンチ工業株式会社(100%出資)
URL :https://asce-g.com/
事業内容:ファクトリーオートメーション機器(FA機器)の設計・製作
社名に込められた意味:ascend(上昇、登る)と、a success(成功者)の思いが込められています
特長:省力化・自動化を実現するFA機器、生産設備、各種冶具などの設計・製作を手掛けています。食品加工・自動車部品・電子デバイス・医療関連等の幅広い業種のお客様のご要望に対して、オーダーメイドで設計から組立・調整・ソフトデバックまで社内で一貫して行うことで短納期化を図っています。
製作実績:ニードルレス調味液注入機、検査装置、圧入機、リークテスター、レーザーマーク機、ロボットハンドリング装置、印字検査機、丸洗いコンベア、製品振り分けコンベア、スポンジスライサー 等
【パンチ工業株式会社 会社概要】
社名 :パンチ工業株式会社
代表 :代表取締役/社長執行役員 森久保 哲司
所在地 :東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
上場 :東京証券取引所 プライム市場(6165)
創業 :1975年
売上高 :427億円(2023年3月期)
従業員 :3,923名(連結)
事業内容:金型部品の製造・販売及び金型関連の付属品販売
社名に込められた意味:創業の製品であるプリント基板用穴あけパンチの「パンチ」と、活力にあふれた「パンチ」の効いた会社という意味が込められています。
会社ロゴマークに込められた意味:ゲンコツマークは「商品である金型用パンチ/ピンと企業としての勢い」、斜線は「稲妻のごとく業界に新風を送らんとする」意気込みを表現しています。