中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)関東本部は、食関連分野におけるオープンイノベーションを後押しするべく、経済産業省関東経済産業局(以下「関東経済産業局」)及び農林水産省と連携し、大手企業等5社がニーズ発表する「食関連分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」を開催します。
食関連分野産業においては、SDGsやサーキュラーエコノミーの広がりによって、サプライチェーンの在り方や地球環境に配慮した製品作りなどにおけるイノベーションの必要性が高まっています。そこで、「オープンイノベーション・マッチングスクエア(OIMS)※」を運営する中小機構と関東経済産業局は、食関連分野の活性化に取り組む農林水産省と連携し、本イベントを通じてイノベーションのための新たなパートナー探索を望む大手企業等と、優れた技術・サービスをもつ地域の中堅・中小企業やスタートアップとの共創を後押しします。なお、当日発表されたニーズはOIMS上でも発信し、併せて中堅・中小企業の皆様からの提案を募集します。
■開催概要
・日時:令和5年10月27日(金曜)14時~16時30分
・開催方法:オンライン(Microsoft Teams)
・主催:関東経済産業局、農林水産省
・開催協力:独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部
・対象:中堅・中小企業、ベンチャー・スタートアップ、VC、自治体、支援機関、地域金融機関、大学、研究機関等
・参加申込:以下URLからお申込みください。
申込期限 令和5年10月20日(金曜)17時
■プログラム
(1)開会挨拶(農林水産省)
(2)趣旨説明(関東経済産業局)
(3)大手企業等のニーズ発表(5社)
登壇企業 |
発表予定テーマ・発表者 |
日本ハム株式会社 |
「食品製造から発生する副産物等の有効利用について ~食品以外への利用~」 新規事業推進部マネージャー 望月 太郎 |
有限会社ワタミファーム |
「有機農業拡大のための効率化アップときく芋加工技術」 代表取締役社長 井関 俊幸 |
フジッコ株式会社 |
「大豆由来機能性素材の活用による、社会課題の共創解決」 イノベーションセンター 上席執行役員・センター長 丸山 健太郎 |
東洋製罐グループホールディングス株式会社 |
「「くらしのプラットフォーム(情報容器プラットフォーム)」へ向けた具体的な取り組み」 新規事業推進室 遺伝子検査Gエキスパート 国正 英彦 |
雪印メグミルク株式会社 |
「共に考える、乳・乳製品、酪農の未来 ~無脂乳固形分(脱脂粉乳など)の利用拡大・新たな価値創造~」 常務執行役員 森 隆志 |
(4)国の施策紹介(関東経済産業局、農林水産省)
※オープンイノベーション・マッチングスクエア(OIMS)
新たな価値創出支援のため中小機構と関東経済産業局が運営する、共同開発・協業ニーズを発信するオープンイノベーションプラットフォームで、中小機構が運営するビジネスマッチングサイト「J-GoodTech(ジェグテック)」と連動しています。
OIMS https://jgoodtech2.smrj.go.jp/lp/oi-matchingsquare
J-GoodTechとは? https://jgoodtech.smrj.go.jp/pub/ja/about/
<独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)>
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関です。経営環境の変化に対応し持続的成長を目指す中小企業等の経営課題の解決に向け、直接的な伴走型支援、人材の育成、共済制度の運営、資金面での各種支援やビジネスチャンスの提供を行うとともに、関係する中小企業支援機関の支援力の向上に協力します。