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社会環境や経済・産業構造の変化によるキャリア教育の重要性
情報技術の進化、経済・産業の変化、雇用の多様化・流動化により、キャリア教育の重要性が高まっています。インターネット、スマートフォン、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)などのテクノロジーの普及により、情報へのアクセスが容易になり、コミュニケーションの手段が多様化しました。これにより、ビジネス、教育、医療、エンターテイメントなどの領域で大きな変革が生じています。
また、情報技術の進化は経済と産業の構造にも大きな影響を与えています。新しいビジネスモデルや産業が生まれ、従来の業界にも変革の波が押し寄せています。例えば、電子商取引、フィンテック、ヘルステック、エレクトリック・モビリティなど、新たな分野での起業が増加しています。同時に、労働者のスキル要件も変化し、デジタルスキルやデータ解析の能力がますます重要になっています。
単純な作業がAIやロボットに代替される一方で、創造的な思考力や判断力などの高度なスキルが求められています。また、多様な文化やバックグラウンドを持つ人々と協力する能力も不可欠です。キャリア教育は、これらのスキルと能力を育むためのプロセスとして注目されており、学校や大学、職業訓練機関で専門的なトレーニングが提供されています。
これらの変化に適応し競争力を維持するため、高度なスキルを養い、実践的な経験を積む機会を提供する方法としてPBL(Project Based Learning:問題・課題解決型学習)が注目されています。PBLはキャリア教育の一環として、学生が実践的なスキルを習得し、キャリアに関連する知識と経験を積むための強力な方法です。学生が問題に取り組むプロセスを通じて自己認識を高め、将来の職業選択に備える手助けをするのに役立ちます。
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SASの現役ITエンジニアがカリキュラム設計から講義まで一気通貫でサポート
本プロジェクトは都内中小企業のための総合支援を行っている東京都中小企業振興公社よりお声がけいただき、2021年にスタートしました。
様々な企業の実際の課題に取り組むPBL=問題/課題解決型学習を通じ、ビジネスの実践的な知識・スキルを養うことを目的として、今年度は武蔵野大学経営学部経営学科に所属する3年生計12名に向けて全10回の講義を行います。SASはIT企業であるため、カリキュラム設計も講義を行う講師もほとんどがITエンジニア。中には新卒2年目の社員も含まれます。
お互いに知り、学び、触れ、考え、身につける、そして視野を広げる「きっかけ」をつくりたいという想いから「きっかけプロジェクト」と名付けられたこの取り組みも今年で3年目となりますので、SAS側も学生側もより高いクオリティでビジネスモデルの創出に取り組めるものと、開催前から期待が高まっています。
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きっかけプロジェクト概要
講座名 :きっかけプロジェクト「新規ビジネスの作り方」
スケジュール :計10回(9/29、10/5、10/13、10/20、10/26、11/2、11/10、11/30、12/8、12/21)
対象 :武蔵野大学 経営学部 経営学科 3年生12名
カリキュラム :
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商品・サービスを考える:
アイデア発想のやり方とは?
誰のどんな課題をどう解決するのか、ビジネスアイデアを考える。 -
実現可能性・存続可能性を考える:
ビジネスモデル・キャンバスとは?
ビジネスアイデアを整理し、必要なリソース・収益を考える。 -
顧客を考える:
顧客はいるのか?
STP(セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)を考える。 -
ユーザーインタビュー:
仮説検証とは?
ユーザーインタビューを通じてサービスニーズを確かめる。
担当講師 :
SASの現役ITエンジニアがカリキュラム設計から講義まで一気通貫でサポートします。
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「きっかけプロジェクト」講師代表コメント
「『きっかけプロジェクト』は産官学連携の一環として、学生と社会人という普段は交わることの少ない繋がりを実現し、新しいアイデアやビジネスモデルを生み出しながら互いに成長をする『きっかけ』を作っていくという取り組みです。
今年で3年目を迎えますが、若手新講師の参画や内容のブラッシュアップを行い、学生の皆さんにとっても我々にとっても今まで以上に学びの多い機会となるよう準備を行なってきました。
新しいアイデアやビジネス機会の創出が大きな軸にはなりますが、それだけはなく様々な可能性に繋がるような『きっかけ』を見つけられるよう、学生の皆さん・プロジェクトメンバー全員で進めていきます!」
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「きっかけプロジェクト」実施希望の学校(大学・高校)を募集中
「きっかけプロジェクト」は、今後様々な学校に対しても幅広く展開していく計画です。学生や生徒のビジネスの実践的な知識・スキルを養う機会として、「きっかけプロジェクト」に参画したい学校(大学や高校)を募集しております。ご興味ある学校関係の方は下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
エス・エー・エス株式会社
広報担当:佐野
Mail:pr@sas-com.com
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エス・エー・エス株式会社について
エス・エー・エス株式会社は、「すべては笑顔のために」を使命としたワーク・ライフ・バランス経営を行う東京都港区のIT企業です。大手企業との長期基盤を築いており、金融や流通、官公庁など様々な業種のお客様に対し常日頃から磨いている業務知識、確かな技術力で最適なソリューションを提供します。また、「すべての人が笑顔で働ける世の中をIT×コンサルティングで創造する」を使命に「働き方改革」実現に向けた人事労務業務の負担軽減に貢献できるクラウドサービスとしてクラウド勤怠管理システム「勤労の獅子」、クラウド経費精算システム「経費の獅子」などを提供します。
会社名 :エス・エー・エス株式会社
代表者 :代表取締役社長 青山 秀一
設立 :1995年10月
所在地 :東京都港区三田三丁目4番10号4F(リーラヒジリザカビル)
事業内容:金融・流通・クレジット業務を中心としたシステム構築およびコンサルティング
バックオフィス業務支援のクラウドサービス等の提供およびコンサルティング
文教向けソリューションの提供
多様なテーマに適応したカスタマイズ研修サービスの提供
URL :https://sas-com.com/