一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹、以下渋谷未来デザイン)は、株式会社パスファインダー(福島県福島市)、株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)などとともに、世界中に感動と興奮を与えたエアレースを、世界初の都市型XRスポーツ「AIR RACE X(エアレース エックス)」として 2023年10月15日(日)渋谷にてデジタルラウンド決勝トーナメントを開催します。
*世界初:株式会社パスファインダー調べ
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都市型XRスポーツとは
現実の都市空間においてXR(AR=拡張現実、MR=複合現実、VR=仮想現実の総称)を用いて展開する新たなスポーツ競技です。本大会ではXR技術により、実際には飛行が不可能な渋谷をはじめ世界各地の都市空間をレース会場化することで、都市の利用の可能性をも拡張します。新たなスポーツ競技の基盤づくり、そしてこれまでにない体験から生まれる熱狂を提供します。
10月15日(日)に渋谷でデジタルラウンド決勝トーナメント当日を迎えるにあたって、最高時速400kmのレース機が駆け抜ける渋谷のレーストラックを初公開。その観戦会場と観戦方法もお知らせします。
またAIR RACE Xに参戦するカナダ、オーストラリア、日本、スペイン、フランス、チェコ、南アフリカ、世界各国のトップパイロット8名も決定。
最先端のデジタル技術を駆使して観戦する世界初のAIR RACE Xは、もうすぐ戦いの火蓋が切られます!
AIR RACE X プロモーションムービー(日本語版)
現実ではあり得ない渋谷の街中がレース会場に!?
今大会は渋谷上空に実際のレース機を飛ばすとしたら、どういうコース設計であれば高層のビル群を縫って、観客に見応えのあるレースができるのか? 渋谷の地形も考慮して、現実のものだと想定して綿密にレーストラックが作成されました。
各パイロットは世界各地の拠点で、その渋谷のコース設計をもとにフライトを行ないます。そこで取得したフライトデータをXR技術によって映像化。リアルメタバースプラットフォーム「STYLY(スタイリー)」をインストールしたスマートフォンやタブレット、またはヘッドマウントディスプレイ等で実際に飛んでいるかのように観戦できる仕組みです。
10月15日(日)渋谷デジタルラウンドの決勝トーナメントは16時に競技スタート。大会当日は公式の観戦会場のほか、レーストラックが見える範囲であれば、渋谷のどこからでもレースを観戦できます。これまでのエアレースではできなかった2機以上のレース機を同時に飛ばしたり、ラップタイムやペナルティが空間に表示される仕掛けも満載です。まるでSF映画で見るような近未来の世界がXR技術によって現実のものとなります。
AIR RACE X 渋谷デジタルラウンドは10月8日から6日間の予選と、10月15日(日)に行なわれる決勝で優勝者が決まります。予選期間中は毎日繰り広げられる総当たり戦のレースの結果をAIR RACE Xのオフィシャルサイトでご覧ください。決勝当日は渋谷でAR観戦いただくほか、AIR RACE Xの公式YouTubeチャンネルでの全世界配信でもレースの模様をご覧いただけます。
また今大会を45分程度の完全パッケージにしたAIR RACE X特番を10月下旬に全世界に配信予定です。
渋谷上空をレース機が飛ぶ!? 注目のレーストラック初公開
AIR RACE X 渋谷デジタルラウンドのレーストラックの見どころを詳しく紹介します。各拠点を飛ぶパイロットたちの目の前には本物の高層ビルこそありませんが、渋谷の街中を飛ぶのと同じ想定で実際のフライトが行われています。
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AIR RACE X 渋谷デジタルラウンド レーストラック
国立代々木競技場近くのゲートAから渋谷駅前スクランブル交差点のゲートDまで、4つのゲートを3周し、タイムを競う。3回の周回ではそれぞれ異なるターン方法が定められており、同じ周回はひとつもない。
渋谷北側の代々木公園上空から、ゲートAを200ノット(370km/h)で通過した瞬間が競技開始だ。セクター1(1周目)では山手線東側の宮下公園上空、西側の公園通りを縫うようにゲートDへ南下し、渋谷駅直上で垂直上昇して高度500フィート(152m)に達するハイターンでゲートAへ戻る。
セクター2では横方向への低い旋回、ローターンで8の字状に渋谷の街を駆け抜ける。まずゲートAから右へターンし、表参道の街並みをかすめて北東側からゲートBへ進入。ゲートCから再度右ターンして道玄坂やセンター街のある駅西側をフライパスし、ゲートAへ戻る。ゲートに接触しないよう、正確なターンが要求される。
最後のセクター3は垂直系のコースが続く。ゲートAからハイターンでゲートCへ進み、ゲートDにはAIR RACE Xの新ルール、バーティカル・ロールが設定された。これはハイターンと似ているが、頂点に達する前に1回横転(315度以上)したうえ、ゲートD上空へ戻る前に高度700フィート(213m)に達しなければならない。無駄なく正確に頂点へ達しなければ、大きな時間差につながるだろう。また、渋谷駅に隣接する渋谷スクランブルスクエア展望台は高さ230mなので、ほぼその真横まで上昇することになる。渋谷とXRの組み合わせでなければ不可能な、夢のエアレースシーンが見られるはずだ。
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観戦会場 及び 観戦方法について
10月15日(日)AIR RACE X 渋谷デジタルラウンドの決勝トーナメント当日は、渋谷に有料と無料、計2カ所の観戦会場を設けます。そしてAIR RACE Xの公式YouTubeチャンネルで全世界へ向けたオンライン配信を予定しております。
有料の観戦会場として、渋谷スクランブルスクエア(東棟)15階の「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」に都市型XRスポーツ観戦をリッチに体験いただけるプレミアムな観戦会場をご用意。
無料の観戦会場としては、J.フロントリテイリング株式会社の協力のもとSHIBUYA PARCO(渋谷PARCO)10階の「ComMunE」を無料開放し、パブリックビューイング会場を設置することとなりました。
現在、渋谷にもうひとつのパブリックビューイング会場を設けるため、10月6日までクラウドファンディングを実施しています。多くの方にAIR RACE Xの興奮をお届けしたく、ぜひご支援ください!
※渋谷の各観戦会場内では大会オフィシャルカメラマンやメディアによる撮影がございます。大会広報物や報道取材などにより、写真や動画などが掲載・放映される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
①有料観戦会場
SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
住 所:東京都渋谷区渋谷2丁目 渋谷スクランブルスクエア(東棟)15F
日 時:10月15日(日)14時〜18時
料 金:クラウドファンディングページよりチケットを購入ください。
SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)では、ご飲食をお楽しみいただきながらXRゴーグル「PICO4」や大画面モニター、タブレット、さらにYAMAHAの音響演出によって臨場感たっぷりにXR観戦をお楽しみいただけます。
当日入場チケットをお持ちの上、15Fの観戦会場受付にお越しください。
②無料観戦会場
SHIBUYA PARCO(渋谷PARCO)
住 所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 10階 ComMunE
日 時:10月15日(日)14時〜17時
料 金:入場無料
※規定人数に達した場合は入場規制を行う場合がございます。
ComMunEでは、大画面モニターと臨場感のある音響によるレース中継やシーズンに合わせたモクテルやカクテルを楽しみながら、どなたでもレースを観戦いただけます。
③オンライン無料観戦
AIR RACE X 公式YouTubeチャンネル
AIR RACE Xの公式YouTubeチャンネルでは日本時間16時からレースの中継を無料配信。今大会を45分程度の完全パッケージにしたエアレース特番を10月下旬に全世界に配信予定です。
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開催概要
◎大 会:
AIR RACE X – 渋谷デジタルラウンド決勝トーナメント
◎日 程:
2023年10月15日(日)16時予定
※10月8日から6日間の予選、10月15日(日)に決勝トーナメント
◎観戦会場(有料):SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
◎観戦会場(無料):SHIBUYA PARCO(渋谷PARCO)
◎全世界ライブ配信:AIR RACE X YouTubeチャンネル
◎主 催:
エアレース エックス実行委員会
◎パートナー:
LEXUS International
ARアドバンストテクノロジ株式会社
ヤマハ株式会社
Pico Technology Japan株式会社
SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
J.フロントリテイリング株式会社
東急不動産株式会社
◎協 力:
一般社団法人Metaverse Japan
株式会社ティーツーシー
◎メディアパートナー:
テレビ朝日
株式会社シブヤテレビジョン
◎実行委員会:
株式会社パスファインダー
ストラテジックパートナーズ株式会社
STYLY
NOIZ
一般社団法人渋谷未来デザイン
◎オフィシャルサイト:
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選手情報
Martin Sonka(マルティン・ソンカ)
チーム名:Red Bull Team Šonka #8
生年月日:26 March 1978
国籍:チェコ
チェコ空軍のグリペンパイロット
チェコ空軍グリペン戦闘機やアクロバットチームのパイロットを務めながら、2010年からレッドブル・エアレースに参戦。2014年からはアクロバットパイロットに専念し、2018年には8戦中4戦の優勝で総合優勝。チェコのスポーツ選手トップ10にも選出された。
Mika Brageot(ミカ・ブラジョー)
チーム名:#11 Racing
生年月日:31 July 1987
国籍:フランス
快進撃を続ける若きホープ
史上最年少の21歳でフランスエアロバティックチームに選出。2014年にレッドブル・エアレースのチャレンジャークラスに参戦すると、2年目で総合優勝を果たした。2017年からはマスタークラスに参戦し、新人では最高順位記録の年間総合10位に入賞。2023年10月現在36歳で、AIR RACE X最年少のパイロットだ。
Petr Kopfstein(ペトル・コプシュタイン)
チーム名:Kopfstein Racing #18
生年月日:18 March 1978
国籍:チェコ
大学生でアクロバットに挑戦
子供の頃から飛行機パイロットになることを夢見たペトルは、大学時代に操縦訓練を始めるとすぐにアクロバット飛行を選んだ。チェコ国内選手権をはじめ各地の大会でタイトルを獲得し、2016年からはレッドブル・エアレースのマスタークラスに参戦している。
Juan Velarde(ファン・ベラルデ)
チーム名:Team Velarde #26
生年月日:19 September 1974
国籍:スペイン
イベリア航空のキャプテン
イベリア航空のパイロットを務めながらアクロバット競技を始め、2004年にスペイン代表選手となった。2014年からレッドブル・エアレース・チャレンジャークラスに、2015年からマスタークラスに参戦した。2023年現在も機長として、エアバスA330旅客機に乗務している。
Yoshi Muroya(室屋義秀)
チーム名:LEXUS PATHFINDER AIR RACING #31
生年月日:27 January 1973
国籍:日本
アジア初のワールドチャンピオン
中央大学航空部でグライダーパイロットを始め、卒業後アクロバット飛行を開始。2009年にアジア人初のレッドブル・エアレース参戦パイロットとなった。2016年に地元・日本の千葉大会で初優勝、2017年には8戦中千葉大会を含む4戦で優勝して年間総合優勝を果たした。
Patrick Davidson(パトリック・デビッドソン)
チーム名:Team 77
生年月日:7 June 1982
国籍:南アフリカ
初のアフリカ出身パイロット参戦
12歳のとき、安全パイロットの同乗のもと南アフリカの初心者アクロバット大会で優勝。17歳の誕生日には初めて単独飛行した。AIR RACE Xパイロットでは唯一のアフリカ出身者で、またレッドブル・エアレース・チャレンジャークラスからの参戦だ。
Pete McLeod(ピート・マクロード)
チーム名:Pete McLeod Racing #84
生年月日:23 February 1984
国籍:カナダ
最年少でエアレースに参戦
生後6週間で初めて飛行機に乗り、3歳の時に父の膝の上で初めて飛行機を操縦。カナダ北部で雪上機にも親しんで育った。16歳のとき、自動車より速く飛行機のライセンスを取得し、アクロバット飛行にも挑戦。2009年にはカナダ人初、史上最年少の25歳でレッドブル・エアレース・マスタークラスパイロットとして参戦した。
Matt Hall(マット・ホール)
チーム名:MATT HALL RACING #95
生年月日:16 September 1971
国籍:オーストラリア
オーストラリア空軍の戦闘機指揮官
F/A-18ホーネット戦闘機を操縦し飛行隊指揮官も務めたほか、アメリカ空軍との交換プログラムにより米豪両軍で勲章を得た。退役後、2009年からレッドブル・エアレースに参戦。最後のシーズンとなった2019年には総合優勝に輝いており、現時点のタイトルホルダーだ。
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大会パートナー
LEXUS International
LEXUSは「驚きと感動の体験を提供する」ビジョンを象徴するタグライン”EXPERIENCE AMAZING”のもと、クルマだけに留まらない魅力的な体験を提供しています。
2016年より「闘い続ける姿勢や精神が人々に勇気を与える」室屋選手に共感し、取組みをスタート。2021年よりこれまでの取り組みを加速させ、互いの技術やノウハウをレース開発に繋げ、レースオペレーションも共に行う、チームLEXUS PATHFINDER AIR RACINGとして活動しています。
ARアドバンストテクノロジ株式会社
『BX designer ー創造的なBXの実現へ、DXを超えていく!』
クラウド技術とデータ・AI活用によるビジネストランスフォーメーションデザイナーとして、システム開発、デジタル化、DXにとどまらず、PURPOSE・VISIONの達成に向け、創造的なビジネスゴールをお客様と共にデザインし、社会とビジネスをサスティナブルに革新、新しい価値を創出します。
2023年東証グロース市場へ上場
ヤマハ株式会社
ヤマハグループは「感動を・ともに・創る」を企業理念として共有し、音・音楽を通じて世界中の人々のこころ豊かなくらしに貢献することを目指しています。ブランドプロミスには、お客様が心震わす瞬間を表現した「Make Waves」を掲げ、1887年の創業以来受け継がれてきたお客様目線のものづくりをさらに推し進め、人々の心に響く製品・サービスを届けていく決意を示しています。
Pico Technology Japan株式会社
PicoはVRオールインワン技術に注力した、独立したイノベーションと研究開発能力を持つ大手VR企業です。Picoは、教育やヘルスケア分野の企業顧客向けにオーダーメイドのソリューションを提供するなど、没入型かつインタラクティブなVR体験を顧客に提供することに取り組んでいます。
SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)
SHIBUYA QWSは、年齢や専門領域を問わず、渋谷に集い活動するグループのための拠点です。コミュニティコンセプトを「Scramble Society」とし、グループ間の交流や領域横断の取り組みから化学変化が生まれ、未来に向けた価値創造活動を加速させます。
J.フロントリテイリング株式会社
J.フロント リテイリングは、全国の主要都市に店舗を持つ大丸松坂屋百貨店やショッピングセンターのパルコを中心に、商社、建築・内装、クレジット金融など、幅広い事業展開を行うグループです。
“くらしの「あたらしい幸せ」を発明する。”というグループビジョンのもと、こころ豊かなライフスタイルをプロデュースし、地域と共生する個性的な街づくりを行うことを目指しています。
東急不動産
東急不動産は、広域渋谷圏において「人と、はじめよう。」 をコンセプトにした取組み「PROJECT LIFE LAND SHIBUYA」を進めています。多様な人や企業との共創や、交流の仕組み・場づくりを通じて 「創造」「発信」「集積」を循環させ、共感する人や企業とパ ートナーシップやアライアンスを構築していきます。広域渋谷圏において、⻑期的な視点のもと、まちの魅力を⾼めていきます。
PROJECT LIFE LAND SHIBUYA HP : https://life-land-shibuya.com
広域渋谷圏のまちづくり HP : https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html