無許諾/海賊版NFTを排除し、正規IPコンテンツを活用したNFTをユーザーに提供できるマーケットプレイスの構築に向け、JPNFTとJPG Storeが業務提携

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2023年9月27日
株式会社JPNFT

無許諾/海賊版NFTを排除し、正規IPコンテンツを活用したNFTを
ユーザーに提供できるマーケットプレイスの構築に向け、
JPNFTとJPG Storeが業務提携

無断発行されたNFTを排除し、安心安全なNFTマーケットの構築を目指す株式会社JPNFT(本社:東京都千代田区、代表取締役:分部悠介、以下「JPNFT」)と、NFTミンティング事業およびNFTマーケットプレイスを運営するJPG Store(本社:Canada、Founder Blake Rock、以下「JPG Store」)は、このたび、正規版NFTの流通促進を目的とし、利用者に安心安全なNFTを提供するマーケットプレイス構築に向けての業務提携に合意しましたのでお知らせいたします。

ブロックチェーン技術の出現により、デジタルなものにも価値を付与し、また所有者の明確化を実現することができるようになりました。それに伴い、デジタルなクリエイティヴは「NFT」としてマーケットプレイスなどで取引がされるようになり、2021年頃より世界中で様々なプレイヤーが出現しています。世界最大規模のNFTマーケットプレイスとされる「OpenSea」の月間取引高は4.3億ドル(2023年3月時点)※1を記録し、今後はさらなる市場の発展が期待されています。一方で、元々デジタルデータ自体は簡単にコピーできることから、海賊版や無許可のNFTも多数出回るなど、業界は多くの課題を抱えていることも事実です。特に、我が国は国際的に人気となるアートやコンテンツの宝庫であり、これから大きな市場となることが見込まれるNFT業界において、安全性や真贋の担保に関わる対策が急務であると考えられます。

この課題を解決すべく、JPNFTとJPG Storeは、“安心安全なNFTマーケット”を構築し、利用者の皆様に正規のNFTを提供することを使命に、両社の強みをいかしてパートナーシップを結ぶことにいたしました。JPNFTが運営する、コンテンツIPのNFTに関する公式情報公示プラットフォーム「jpnft」に登録・公示されたコンテンツをJPG Storeが運営する「JPG Store」にて取引する場合には、jpnftでの正規ライセンス情報照会やjpnft認証マークの表示を通じて、正規NFTであることを確認できるようにします。

<「jpnft」と連携したNFTマーケットプレイスの構築について>

 JPNFTが運営する「jpnft」とは、日本のコンテンツIPのNFTに関する公式の情報を公示することで、権利者により発行された、または、権利者の有効な許諾の下で発行された正規版NFTと、近年広く流通している無断発行された著作権等を侵害する無許諾NFT等を区別し、安心安全なNFTマーケットの構築に資することを目的としたプラットフォームです。jpnftは、経済産業省・令和3年度補正予算「コンテンツ海外展開促進・基盤強化事業費補助金(J-LOD)」支援対象事業として採択され、同支援の下で開発されました。
 JPG Storeが運営する「JPG Store」は、グローバルのNFTマーケットプレイスで、セキュリティと電力消費量の少ないパブリックチェーン(Cardano)を採用しています。CardanoブロックチェーンのNFTの取扱量では世界第1位のマーケットプレイスでもあります(※JPG Store独自調査による)。クリエーターの利益を守ることをモットーとし、IPホルダーのロイヤリティの確保を守り、地球に優しく、カーボンニュートラルで持続可能なNFTのマーケットプレイスを目指し、運営をしてきました。
 このたび、NFTの安心安全と業界の正しい発展に取り組む両社の理念が合致し、「JPG Store」では、「jpnft」が公式の情報として掲載したNFTを取り扱う公認のNFTマーケットプレイスとして、コンテンツの充実および正規品流通の活性化に取り組んでまいります。

 なお、本業務提携にあたり、両社の代表は以下の通りコメントしています。

■株式会社JPNFT 代表取締役 分部 悠介のコメント
「近年、海外における、日本の漫画、アニメ等IPの人気が高まっていく中、NFT市場の黎明期より、日本IP権利者の許諾なく活用した海賊版NFTも氾濫しており、正規IPを活用したNFTの展開の妨げの一因となっています。
我々は、長年にわたり、日本IPの海賊版対策業務に従事し、自前の専用ソフトウェアを開発して保護サービス(「IP FORWARD Online Protection Service」)を提供させていただいている中、この度、NFT業界におけるIP保護の仕組みを開発、提供を開始致しました。
特に、海外など、必ずしも、IP保護に意識が高いとはいえないNFTマーケットプレイスが少なくない中、JPG Store様は、創設当初より、この保護に注力されていらっしゃるところ、両者の強みを活かして、IPを効果的に保護しながら、着実に展開、収益化していける環境整備を強化することで合意、今次の業務提携に至ることとなりました。
今後、両社にて、システム連携等を加速させ、一日でも早く、日本IPを活用したNFTを、安心、安全かつ、効果的に展開できる環境を整備できればと考えております」

■JPG Store Founder Blake Rockのコメント
ブロックチェーン技術がデジタル領域に革命をもたらす可能性は否定できず、NFTの出現により、デジタル創作物の評価と取引のあり方にパラダイムシフトが起きています。
しかし、この業界が直面する課題、特に無許可のNFTの拡散や価値あるコンテンツの真正性保護の必要性に対処することは不可欠です。豊かな文化遺産と世界的に有名な芸術作品を有する日本は、NFT 産業に貢献する大きな可能性を秘めています。歴史的作品を確実に保存し、クリエイターに力を与えるためには、NFT製品の安全性と完全性を保護する早急な対策が必要です。
JPNFTとの戦略的提携により、両社の強みを活かし、正規のNFTをユーザーに提供するマーケットプレイスの構築を目指します。JPG Storeはjpnft認証マークを表示し、ユーザーがNFTの正規品であることを確認できるようにし、市場における透明性と信頼性を促進します。
jpnftのリリースを間近に控え、業界発展へのコミットメントを共有する私たちは、このパートナーシップの展望に大きな期待を寄せています。両社が協力することで、コンテンツが充実し、認定された商品の流通が促進され、安全で繁栄するNFTのエコシステムが構築されるでしょう。

このパートナーシップを通じて、ゲームやアニメを含む世界トップクラスの日本のコンテンツがカルダノのNFT市場に導入されること、またカルダノのNFT投資家に日本のコンテンツをグローバルに紹介できることを楽しみにしています。

【株式会社JPNFTについて】

会社名:株式会社JPNFT
本社所在地:東京都千代田区大手町1‐6‐1 大手町ビル6階
代表者:分部 悠介(わけべ ゆうすけ)
設立:2022年7月1日
URL:https://jpnft.io/
事業内容:
日本のコンテンツのNFTに関する公式情報を公示し、安心安全なNFTマーケットの構築に資することを目的としたプラットフォーム「jpnft」の運営
正規IPの認証・登録サービスの提供
NFT海賊版の探索・削除サービスの提供
IPライセンスマッチングサービスの提供

【JPG Store について】:

JPG Storeは、Cardanoパブリックチェーン上のグローバルNFTマーケットプレイス「JPG Store」を運営しています。クリエーターに力を与え、地球に優しい持続可能なNFTマーケットプレイスの運営を目指しています。

<リンク一覧(JPG Store)>
コーポレートサイト:https://www.jpg.store/ja
Twitter(グローバル):http://twitter.com/jpgstorenft
Twitter(日本公式):https://twitter.com/jpgstore_jp
◆ 会社概要:
会社名:JPG Store
所在地:Vancouver, British Columbia, Canada
代表者:Blakelock Brown
設立:2021年9月
URL:https://www.jpg.store/ja
事業内容:NFTのマーケットプレイスの運営、NFTミンティングサービス

【 本件に関する取材のお申し込み先について】
株式会社JPNFT 広報担当 Email:info@jpnft.io

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