【LINEリサーチ】「ヌン活」の認知は2割強、利用経験や利用意向は男女で異なる傾向に

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LINE株式会社では、同社が保有する約616万人の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。

このたびLINEリサーチでは、日本全国の男女を対象に、「ヌン活」の認知率や利用意向などについて調査しましたので、その結果をお知らせいたします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます:
https://research-platform.line.me/archives/41492224.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。

■「ヌン活」の認知は2割強
今年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、SNSを中心に注目を集めたアフタヌーンティーを楽しむ活動「ヌン活」について知っているかを聞きました。
全体では、「ヌン活」の認知は「内容まで知っている」と回答した人と、「言葉を聞いたことがある程度」と回答した人を合わせ2割強となりました。「内容まで知っている人」は1割以下にとどまりました。

男女年代別でみてみると、大きく違いがみられました。
男性では「まったく知らない」と回答した人はどの年代でも8割台となりました。女性は7割台となっており男女で10ポイント前後の差となりました。女性のほうが認知は高くなりました。

女性は年代によっても違いがみられ、女性20代、30代では「内容まで知っている」と回答した人の割合が1割台後半と他の年代に比べて高い傾向となりました。

以下グラフは男女年代別のTableau集計結果※になります。

■「ヌン活」の利用経験、利用意向は男女で異なる傾向に
「ヌン活」について説明をしたうえで、「ヌン活」をしたことがあるか、今後(も)「ヌン活」をしたいと思うかを聞きました。

全体では、「したことがあり、今後もしたい」と回答した人が1割強、「したことがあるが、今後したいと思わない」と回答した人が2.4%となり、それらを合わせたヌン活をしたことがある、利用経験率は1割台となりました。 一方で、「したことはないが、今後してみたい」と回答した人が約4割で、「したことはないし、今後もしたいと思わない」と回答した人が4割超となり、それらを合わせた8割超の人がヌン活をしたことがないという結果となりました。

こちらも男女年代別でみると、顕著な差がみられました。
男性は、「したことはないし、今後もしたいと思わない」と回答した人の割合がどの年代でも高く、中でも30代、50~60代で6割超となり、多くの男性はヌン活への意向を示さない傾向となりました。その一方で、男性20代と40代では、利用意向のある※人の割合も4割台と一定層いることがわかりました。
女性は、「したことがあり、今後もしたい」と回答した人は、20代と60代で2割を超えて他の年代に比べやや高くなりました。なお、女性ではヌン活の利用意向がある人※の割合が、すべての年代で6割を超えており意向の高さがうかがえます。 また、ヌン活の利用経験の低い10代でも「したことはないが、今後してみたい」と回答した人の割合が特に高く、6割超となりました。
※「したことがあり、今後もしたい」と「したことはないが、今後してみたい」の計

以下グラフは男女年代別のTableau集計結果※になります。

■「ヌン活」を今後したい理由、したいと思わない理由を一部紹介
ヌン活に対して利用意向のある「したことがあり、今後もしたい人」、「したことはないが、今後してみたい人」と、利用意向のない「今後したいと思わない人」のそれぞれの理由を自由回答で答えてもらいましたので一部紹介します。

「したことがあり、今後もしたい人」
非日常感を感じられる点やゆったりと贅沢な時間を過ごせる、自分へのご褒美としてといった回答もあり、優雅な時間をゆっくり過ごせるといった点が今後もヌン活をしたい理由となっていました。

「したことがないが、今後してみたい人」
友だちと楽しんでみたい、アフタヌーンティーを行う様子が魅力的だったから、ゆったりしたいといった回答が見られました。

「今後したいと思わない人」
ヌン活に興味がないという意見が多く、ヌン活するなら別のことに時間やお金を使いたいといった回答も見受けられました。

以下グラフはTableau集計結果※の自由回答一覧になります。

※LINEリサーチのライトコースで提供している、データの分析・ビジュアル化作業が簡単・スピーディーに行えるweb集計「Tableau」を活用 https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/column/tableau/

LINEリサーチでは、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施していきます。

【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2022年12月5日~7日
有効回収数:1,056サンプル
※市場の性年代構成比にあわせて回収
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

本調査はLINEリサーチのセルフ型アンケート「ライトコース」で実施しました。
ライトコースについて:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/lite/

【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約616万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2022年10月時点

「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

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