この体験会は、NTT東日本が社内外で導入を進めているVR、AI、IoTなどを活用した最先端の「DXツール・ノウハウ」を職員の方に見て・体験し、DX推進の取り組みを具体的にイメージいただくことで、各業務担当課におけるニーズを引き出し、お困りごとの解決に繋げていくとともに、市職員のデジタル人材育成を推進することを目的としています。
当日は、参加した職員の方から「業務繁忙の中、遠方に行かず身近で体験できることは非常にありがたい。」「実際に見て体験することでイメージしやすくなり、自分の業務に当てはめて考える事ができた。」などの感想が聞かれ、職員向けに出前形式で行うDXツール体験会が庁内DX推進に非常に有効であることが分かりました。今後も白岡市とNTT東日本は、DX人材育成・庁内業務DXに向け連携して取り組んでまいります。
<展示技術イメージ>
1.開催概要
日時:2023年9月22日(金) 10:00~13:00
場所:白岡市役所 1階会議室(埼玉県白岡市千駄野432)
参加者:各業務担当課のDX推進委員を中心とした約60名
説明員:NTT東日本社員 14名
2.展示内容:各種ツールの実物展示、デモ(※は自治体DXとして想定される活用例)
(1)メタバース×空間の3D化: 構造物の3D空間化、メタバース空間体験
※観光PR、空き家の定住促進、文化財保護、役所の仮想化
(2)VR:VRを活用した疑似体験(高所作業の危険体験)
※観光PR、農業振興、自治体災害訓練への活用
(3)IoT:IoTセンシング技術体験(ドア開閉検知などの身近なセンシング)
※水道検針、氾濫・浸水の早期発見・対応、高齢者見守りなど
(4)AI:AI画像検知技術による安全サポート、各種AI体験
※避難状況の管理、議事録作成、園児見守りなど
(5)シン・オートコール:固定・携帯電話への一斉発報による安否確認体験
※被災時の職員・住人の安否確認、電話問い合わせ対応・お知らせ
(6)映像×ドローン:ドローン空撮映像照会、映像合成技術体験・ドローンシミュレータの操作
※観光PR、市保有施設の管理、災害時の被災調査
3.参加者の感想:白岡市DX推進委員(体験会参加者)
・VRやメタバースを使った事がなかったが、映像もきれいで臨場感があった。これなら、実用にも耐えられると感じた。高齢者が買い物に困っている人が多いため、このような仮想空間で買い物が出来る環境なども良いと思う。
・自分は防災担当なので、危険を疑似体験できるVRは興味深かった。人は怖い思いをしないと危機意識が出来ないので、疑似で体験できる事は非常に良い。
・ドローンの利用アイディアとして、例えばドローンが避難住民を誘導する、というものなども面白いのではないか。実際に体験することで色々なアイディアが沸き、DXへの意識が高まった。
4.本件に関するお問い合わせ先
NTT東日本 埼玉支店 担当 市川、三浦
電話 0120-915231(平日9:00-17:30)
※1 白岡市とNTT東日本「多分野連携に関する協定締結」
https://www.ntt-east.co.jp/saitama/news/detail/pdf/hp20220824.pdf