このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
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イベント概要
開催概要:車いすご利用者や身体・知的障がい者の皆さんがマリンアクティビティ・海を体感
日程:2023年9月6日(水)・7日(木)
開催場所:山形県鶴岡市鼠ヶ関<マリンパークねずがせき>
参加人数:福祉施設利用者(障がい者)32名(2日間)
職員・保護者 28名(2日間)
運営スタッフ関係者 24名(2日間)
計84 名(2日間計)
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1日目:涼しい秋の訪れを感じながらのアクティビティ!
初日は曇り空で少し雨がぱらつく場面もありましたが、気温は高くなく、心地よい風が吹くような天候で、参加者の皆さんはリラックスして楽しめる良い天候でした。
車いすの方々は順番に大きなビックサップに車いすごと乗り、海の上をお散歩。海の波と風に包まれながら、終始海の上の冒険を楽しんでいました。
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2日目:晴れ渡る青空の下でアクティビティ!
この日は晴天に恵まれ、気温も8月ほど高くなくこれぞビーチ日和!でした。
1日目と違う参加者の方々です。視覚障がい者や知的障がい者の方々は、水上自転車に乗ったり、2人乗りカヌーに挑戦したりしました。
カヌーに乗る前にオールの使い方をレクチャーしていただき、初めてのカヌー体験の方も上手に漕いでいました。ビックサップは大人気で参加者の方は何度も楽しんでいました。健常者の方が手助けしながら参加者の方の思い出に残るひとときが過ごせたのではないでしょうか。
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参加者や保護者からの声
車いす利用者「車いすのままに乗船、潮風の香り、海の上で波を感じて最高でした!」
施設職員「海にふれあう機会がなかなか難しい子たちを連れて来れて良かった。」
保護者「目の見えない子どもと一緒に水上自転車に乗れるなんて、とても貴重な体験でした。」
保護者「最初、怖がって大変でしたが、スタッフの皆さんのお陰で、海が大好きになったみたい」
<団体概要>
団体名称:一般社団法人 ドリームやまがた里山プロジェクト
活動内容:それぞれ会員団体の特性を活かし、協働することでより大きな事業を達成できるをコンセプトに団体が一丸となって地域活性化・社会貢献事業を実施している。関連団体として里山ネットワークやまがたという任意団体を有し、活動の輪を広げている。また、脱炭素社会を目指す活動にも参画し、ドリームやまがた里山プロジェクトとしてはもちろん、会員それぞれが環境保全活動等を通し、独自に山形県エコカップ事業の中でも活動の場を広げている。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。