【調査概要】
調査期間:2023年7月20日~21日
調査機関:クラウドワークス
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:10〜60代以上の男女
有効回答人数:200名
新年のあいさつや、近況報告として重宝されている年賀状は、日本の大切な文化です。
しかし、届いた年賀状をいつまでも保管しておくのは、広い保管場所を必要とするので難しいでしょう。
そこで今回は、もらった年賀状の保管期間や保管方法などについて調査してみました。
年賀状の保管について悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
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もらった年賀状の保管期間は10年以上が最多!次に1~3年が多い結果に
1年以下…5票
1~3年…55票
3~5年…30票
5~10年…34票
10年以上…76票
比較してみると、突出して10年以上保管している人が多いとわかりました。
しかし、年数が長いほうが多いわけではなく、1~3年が2番目に多いため、家庭によって基準にしている期間の差が大きいようです。
では、なぜこの保管期間にしたのか、理由についても見てみましょう。
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年賀状を保管する期間の理由は?
1年以下
「とりあえず次の年賀状を作るまで保管しています。住所を確認したり、来たか来ていないかをチェックするのに使うことがあります。(50代 女性)」
「保存していても場所をとるだけだし毎年届くから(30代 女性)」
「引っ越しすると不要になるから (30代 女性)」
1~3年
「3年分を超える量を保管する場所がないから(30代 女性)」
「今年こなかった相手でもおととしに届いていたりすることがあるので、だいたい2年から3年くらいのものをとっておきます。(50代 女性)」
「次に書くときに住所がわからなくならないように。親戚の子どもの写真がうつってるのでとってる。(30代 女性)」
3~5年
「5年経てば年賀状が来なくなる人もいるため、そうなった時に限りシュレッダーにかけてます。(20代 男性)」
「特に理由はないが、掃除などのタイミングで捨てている。(30代 男性)」
「写真付きの年賀状なので送ってくれた相手の子供の成長が楽しみで捨てられません(40代 女性)」
5~10年
「家族の写真などの年賀状をなかなか捨てることができないけれど,あまり長くは保管できないので,5年分くらいにしている。(30代 女性)」
「結婚式や、子どもが生まれたなど特別な年賀状のみ、写真がかわいいので残している。(30代 女性)」
「手書きで書いてくれている年賀状はなかなか簡単に捨てられず、気づいたら3~5年ほど経っていたりする。今は年賀状を送り合う相手は少なくなり、なんとなく嬉しくて取っておいているというのも1つの理由。(20代 女性)」
「数年程度でもいい気はするが、過去にさかのぼってみたいと思ったときに7~8年分くらいが満足な量だと思えるから。(40代 男性)」
10年以上
「もちろん保管するのは通常の年賀状のみ(販売店のセールスなどは除く)ですが、誰がいつくれた、どんな内容だったなどを懐かしく振り返るためです。(40代 男性)」
「年賀状のやり取りが自然となくなったり、ある程度関係が薄くなったなと思って連絡を取らなくなったりしたら年賀状を処分しようかなという感じなので、大体10年くらいになります。(40代 男性)」
「捨てるという発想になったことがなく、当たり前のように保存している(50代 男性)」
「基本的に形だけの年賀状のやり取りは、していないので、やり取りしている方達との繋がりを考えると、写真などと同じく、アルバムを開いては懐かしく思ったりするのと、感覚的には似ていますから、出来るだけ長く保管するつもりでやっていて10年以上経ってます。(50代 男性)」
「人からもらったものなのでなんとなく捨てにくい、わざわざ捨てることもないかなと思うのでとっておいています。(20代 女性)」
多くの人が年賀状を保管する理由に、翌年以降の年賀状を送るため、思い出を振り返るためと回答していました。
長期的に保存している人は思い出として残している以外にも、人からいただいたものなので処分することに抵抗があるという意見も多く寄せられています。
特に手書きのものや写真付きのものは、相手の思いが込められているように感じるという意見が多く、基本的に短期間の保管しかしないという人でも、年賀状によっては分けて長期間保管しているケースもあるようです。
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年賀状を保管するうえで大変だと思うこと
続いて、年賀状の保管で大変だと思うことについても質問してみました。
「それほど多くの枚数を保管しているわけではないが、地味に場所をとること。ファイリングするにも少し面倒。(20代 女性)」
「スペースを取る、子供が大きくなってくると子供あてにも来るようになり、おのおのに分けるのが手間。とくに親と子供が同じ1枚でまとめて来たときに、親か子供のどちらで保管したのか忘れてしまう。(40代 男性)」
「置く場所がなくなってしまうことと、どこに誰からの年賀状があるのか見つけにくいことです。(50代 男性)」
「全部をずっと保存はできないので、決めたスペースより増えたら処分しますが、親しい人からのものはあまり捨てたくないので、処分するものを選ぶのが少し大変だと思います。(40代 女性)」
「複数年を保管しているので、その人の一番新しい物を(住所が変わっていることもあるし)ちゃんと一番新しいものの束に入れるようにしないと間違った住所に送ってしまったりすること。(30代 女性)」
「たくさんの年賀状はかさばるので保管場所に困ります。また、写真付きの年賀状は処分しにくく、長期間保存していて保管場所が手狭になっているところも大変です(50代 女性)」
「保管する場所をとってしまうことと、個人情報が書いてあるのでむやみに処分できない(20代 女性)」
「定期的に年賀状ファイルを買い足さないといけないし、紙の劣化が心配になります。(40代 女性)」
さまざまな意見が寄せられていましたが、特に多いのは保管場所が必要になることでした。
また、年賀状は紙製品なので経年劣化による変色や文字の掠れなどが発生してしまうことも、長期保管ではネックになるようです。
さらに、相手が引っ越しなどで住所が変わっている場合、古い年賀状と住所を間違えてしまうという意見も寄せられていました。
このような問題を解決するためにおすすめの方法は、「年賀状専用アプリによる保存」です。
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【年賀状をスキャンしてデータ保存するアプリ】約9割が“知らない”と回答
はい…23票
いいえ…177票
実は年賀状は簡単にスマートフォンを使って保存することができる、専用のアプリがあります。
今回のアンケート調査では知っている人の割合は1割程度と非常に少ないものの、簡単で収納場所を必要としないので、ぜひ使っていただきたいアプリです。
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年賀状スキャンアプリを使用したことがある人はわずか3%
はい…195票
いいえ…5票
実際に年賀状の保管アプリを利用したことがある人は、わずか3%でした。
利用した人から、使ってみた感想も聞いてみました。
アプリを利用した人の意見
「時間かからず、きれいにデータで残せるし、いつでも見られるので、使いやすいです。(30代 女性)」
「簡単に利用できて綺麗に保存できるため大満足です。(20代 女性)」
年賀状をスマートフォンのカメラ機能で撮影するだけでデータが取り込めるので、簡単で手間がかからないところが人気のようです。
また、データにすることできれいな状態のままいつでも見返せるところも、アプリならではのメリットと言えますね!
年賀状アプリを「知らなかった」という意見多数!今後利用したいと感じるか?
続いて、利用したことがない人にも理由を尋ねてみました。
利用したことがない人の中には、「今後も使用しないと思う」という意見と、「知らなかったので今後使ってみたい」という意見に分かれました。
今後もアプリを利用しない可能性が高い意見
「結局手間がかかると思ってしまうので、使用する踏ん切りがつかない。(30代 男性)」
「電子データでは見ていて味気ないから、それに実物、つまりはハガキには相手の気持ちがこもっているように思えるので、ハガキを残します、なので電子データで残すアプリは使用していません。(40代 男性)」
「アプリをインストールしたり、使用頻度などによってスマートフォン・パソコンの容量が圧迫してしまうため、使用したことがありません。(30代 女性)」
「そういったアプリがあることを知らなかったから。また、いちいちスキャンをするのが面倒、アプリの提供が終わってしまったらデータの行く先がどうなるか不安に思う。(30代 女性)」
「スキャンする手間の方が面倒で時間がかかると思われるので、アプリを使用する気にはなれない。(50代 女性)」
「手書きのものをデータに起こして保存するのは勿体無いと思う事と、一年に戴く年賀状の枚数が多いので、容量補充にコストが掛かることを懸念している為です。自身でファイリングする時間を楽しんでいるので、需要が無いと感じています。(10代 女性)」
今後アプリを利用したい意見
「今までそんな便利なアプリがあることを知らなかったからです。この後すぐ調べてインストールしたいと思います。(20代 男性)」
「このアプリの存在を知らなかったから。今後の利用を検討したいです。(40代 女性)」
「今までそんな便利なアプリがあるのを知らなかったので、使用したことがありませんでした。今まで思ってもいませんでしたが、便利そうなので、写真の保存のように、アプリ内やデータ化してCD内などに保存することも検討したいと思います。(50代 女性)」
「そういうアプリの存在を知りませんでした。ぜひ使ってみたいです。(40代 男性)」
「スキャンするのが面倒に感じるから。ただ、利用は検討しています。(30代 女性)」
「知らなかったです。もし簡単にできるのであれば調べてみたいと思います。(40代 男性)」
利用したことがない人の多くは、アプリの存在を知らなかったようです。
また、意外にも現物での保管を大変に感じている人でも、必ずしも年賀状をデータ化して保管したいとは考えていないこともわかりました。
確かに、年賀状は手書きのものを含め、紙独特のよさもあるので、好みや状況に応じて現物での保存とデータ保存をうまく使い分けることが大切なのかもしれませんね。
とはいえ、便利で使ってみたいという意見も多数あるようでした。
「年賀状はハガキのまま保管するもの」と思っていた人が多いのでしょう。
ぜひこの機会に利用してみてくださいね。
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年賀状を保管するならフタバの年賀コレクションがおすすめ!
年賀状印刷事業をはじめ、ペーパーアイテムなども手掛けるフタバ(https://futabanenga.jp/)では、スマートフォンを使った年賀状専用の管理アプリも展開しています。
スマートフォンのカメラ機能で撮影するだけで年賀状が取り込め、画像だけでなく宛名や住所のスキャンもできるので、住所録としてもご活用いただけます。
また、グループ分け機能やカメラフォルダへの保存、年賀状販売サイトとの連携もしているので、年賀状にかかっていたさまざまな負担を軽減することができます。
すべての機能が無料で利用できますので、ぜひこの機会にご検討ください。
年賀コレクション:https://nengacollection.jp/
フタバ株式会社概要
【本社所在地】
〒466-0058 愛知県名古屋市昭和区白金二丁目4番10号
【代表者】
代表取締役 市川 隆史
【事業内容】
年の始まりに贈る心ふれあう年賀状印刷サービスの提供
慶びお祝い時に贈るお祝い袋(ポチ袋)の企画販売
感謝の気持ちを添えて贈るキャラクターグッズ(ギフト)の開発
大切な思い出を形にするフォトブック(写真整理アプリ)の提供
【設立】
昭和47年2月
【WEBサイト】
企業HP:http://www.futabanenga.com/
年賀状印刷:https://futabanenga.jp/
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