木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」ですべてのユーザーがユーザー間送金機能を利用可能に

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 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)の連結子会社でデジタル地域通貨事業を展開する株式会社フィノバレー(本社:東京都港区、代表取締役社長:川田 修平、以下「フィノバレー」)は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」において、2023年8月31日、ユーザー間送金機能が全ユーザーで利用可能となったことをお知らせします。

・ユーザー送金の流れ

 ユーザー間送金機能とは、アクアコインアプリをインストールしたユーザー間でアクアコインを送金できる仕組みです。食事での割り勘やちょっとしたお礼、お年玉など、さまざまなシーンで便利にご利用いただけます。これまで、君津信用組合の口座をアプリに登録済の「Bankユーザー」のみ利用可能でしたが、このたび口座未登録の「Payユーザー」も利用できるようになりました。

<注意事項>
・PayユーザーからBankユーザーへの送金はできません。※
・Payユーザーの1カ月間の送金上限額は30万円です。※
・ご利用にはアクアコインアプリのアップデートが必要です。(対応OS→iOS:14以上、Android:8以上)
・ポイントは送金できません。
・ご利用にはアカウント設定が必要です。
※Pay ユーザーは、前払式支払手段の譲渡・受取によって送金を行うため

 アクアコインは、君津信用組合、木更津市、木更津商工会議所の3者が連携し普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できる電子地域通貨です。2018年10月に商用化を開始し、ボランティア活動等に対するポイント付与を通じた地域コミュニティ活性化への活用をはじめ、デジタルプレミアム商品券の発行、3者職員の給与日に合わせた自動チャージの実施など、行政との連携においても国内で初めての試みを多数実施しています。2023年8月31日時点で加盟店数837店舗、アプリインストール数30,414件、利用金額15億5,046万円となっています。

 株式会社フィノバレーは、デジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を軸としたローカル決済ソリューションを通じて、地域や行政の様々な課題の解決を目指しています。岐阜県飛騨高山地方の電子地域通貨「さるぼぼコイン」や千葉県木更津市の「アクアコイン」、大分銀行・オーイーシーとの「デジタル商品券発行スキーム」、長崎県南島原市の「MINAコイン」、東京都世田谷区の「せたがやPay」、熊本県人吉市の「きじうまコイン」、福島県磐梯町の「ばんだいコイン」、東京都板橋区の「いたばしPay」、長崎県佐世保市の「させぼeコイン」、岡山県真庭市の「まにこいん」などの支援実績があります。

 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインを統合したマーケティング活動)支援を行っています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績があり、手がけたOMOアプリのMAU(月間アクティブユーザー)は8,000万以上に達する業界のリーディングカンパニーです。さらに、リテールテック、フィンテック、MaaS、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。

 今年4月からは急激な時代の変化に迅速に対応するための次世代型アプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」も提供開始しました。「APPBOX」ではスクラッチ開発(ゼロからの開発)、他社開発アプリへの機能追加、パッケージアプリ提供が可能で、パッケージアプリでは従来のアプリを捨てることなく、スクラッチ開発に移行しての機能刷新も可能です。

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