阿久根市は、鹿児島県北西部に位置し、北部は激流が渦巻く日本三大急潮の黒之瀬戸を隔て長島町、東部は出水市、南部は薩摩川内市と接しています。高松川河口の阿久根港を中心に古くから海・陸交通の要衝として海運業・商業などで栄えてきました。また、東シナ海に面した約40キロメートルにも及ぶ美しい海岸線や、沖合いに浮かぶ阿久根大島は、海水浴や釣りのメッカとして知られており、毎年多くの観光客が訪れています。温暖な気候を利用した農業や水産業も盛んで、品質の高い数多くの生鮮品や加工品は「アクネうまいネ自然だネ」の統一ブランドで全国に向けて出荷されており、中でも特産品の「阿久根ボンタン」は全国有数の生産量を誇ります。
博報堂プロダクツが手がける地域活性化包括連携協定としては、徳島県那賀町、熊本県氷川町に続き、3つ目の取り組みとなります。これまでの地域活性化包括連携の実績をもとに、総合的な観点から阿久根市のさまざまな課題解決に向けて取り組むとともに、魅力あふれる阿久根市の「シティブランド」を構築し、市内外に向けて情報発信の支援をいたします。
鹿児島県阿久根市との地域活性化包括連携協定に基づく主な取り組み事項(※協議・検討中の事項を含む)
■交流人口・関係人口・移住定住人口の維持・増加、出生率向上
豊かな観光資源を起点に交流人口の増加から関係人口に、そして移住人口増加施策を展開いたします。さらに、人口が自然に増加するために「シビックプライド」の醸成をめざします。
■産業振興
Uターン・Iターンを含めた移住者増加のためにも、地場産業の活性化が非常に大切です。農林水産業全ての地場産業の生産性向上と魅力UP、及び新規産業を誕生させるなどの施策を展開していきます。
■住民サービスの向上
住民の皆さまの満足度向上が、人口の維持増加に繋がると考え、住民サービスDXをはじめ、住民の皆さまの利便性向上に役立つ様々な施策を展開していきます。
■上記を含む、総合的ブランディング活動
上記を含めた総合的なシティブランディングに取り組み、阿久根市を「大好き」になって頂くための情報や魅力を広く内外に発信していきます。
■その他目的を達成するために必要な事項
ブランディングの究極の目的は人口の維持・増加です。住みやすく、住み続けたいと思えるまちづくりに全力で取り組みます。
「阿久根市 シティブランディングプロジェクト」イメージビジュアル
博報堂プロダクツと阿久根市は、この包括連携協定のもと、阿久根市ブランドの核となる考え方を再構築し、そのコアコンセプトに基づいて、元々魅力的であった阿久根市の観光資源に更なる磨きをかけ、地場産業の課題に取り組み、住民サービスの向上も果たしながら、そのプロセスを市内外に情報発信し、みらいの阿久根市の理想の姿に向かって共に歩んでまいります。
【鹿児島県阿久根市について】(https://www.city.akune.lg.jp/index.html)
阿久根市は、人口18,654人(2023年7月末現在)、鹿児島県の北西部に位置し、北部には、日本三大急潮のひとつで「万葉集」にも詠まれた名勝、黒之瀬戸を隔て長島町と接し、東部は出水市、南部は薩摩川内市と接しています。南北約40kmに及ぶ美しい東シナ海の海岸線や約2kmの沖合に浮かぶ阿久根大島を有し、アジやイワシのほか春はムラサキウニ、秋は伊勢えびなど新鮮な魚介類に恵まれ、海水浴やマリンスポーツ、釣りなども楽しむことができます。温暖な気候を活かしたボンタンやデコポンなどの柑橘類、市内にある蔵元が作る焼酎などが特産です。
【博報堂プロダクツについて】(https://www.h-products.co.jp/)
株式会社博報堂プロダクツは、12の事業本部、3つの支社、10のグループ会社からなる総合制作事業会社です。「専門性」と「実施力」を強みとし、データを活用したプロモーション、最新のテクノロジーを駆使したデジタルプロモーション、様々な映像クリエイティブ、コンテンツ制作、体験型イベント、リテールプロモーション、ダイレクトマーケティング、また、地方自治体が抱える社会課題を解決する専門チームなどを有し、広告・プロモーションをワンストップで対応しています。
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