国土交通省「令和5年度 空き家対策モデル事業」の事業者に福井コンピュータアーキテクトが採択

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福井コンピュータアーキテクト株式会社(本社:福井県坂井市、代表取締役CEO:田辺 竜太)は、国土交通省の【令和5年度 空き家対策モデル事業】において、福井県あわら市との官民連携による「空き家に関する相談対応の充実や空き家の発生抑制に資する官民連携体制の構築等」の実施事業者に採択されました。
リノベーションによるサスティナブルな空き家活用を目的に、弊社が蓄積してきた3D CAD技術やノウハウを活かした空き家メタバースサイトを構築。自治体/空き家所有者/仲介・改修業者/購入希望者の橋渡しを強化して、空き家の 仲介から改修までを促進することで日本の空き家問題の解消に貢献してまいります。

【採択事業の概要】    

■あわら市専用の空き家メタバースサイト【空き家メタバンク】を構築

  現状の空き家バンクは物件の図面・写真の掲載が主で、それをリノベーションすることによる空間・生活イメージまでは具体的に訴求できておりません。本事業では、3Dビジュアライゼーションを高めた空き家紹介サイトで、リノベーションによるサスティナブルな空き家活用の訴求を目的としています。

  

■3Dビジュアライゼーションを高めたリノベーションイメージ訴求

  【空き家メタバンク】ではメタバースやAIなど最新テクノロジーを活用して空き家物件の3Dモデルや360度パノラマのリノベーションイメージを掲載。具体的な空間イメージが体感できることで空き家のリノベーション需要を高めます。

  

■地元企業とのリノベーションマッチング強化

  【空き家メタバンク】に掲載するリノベーション案のデザイン監修にはあわら市内の住宅会社様の協力を仰ぎ、サイトを介して認知度を高めることで購入検討者とのリノベーションマッチングを強化して地域活性化を図ります。さらに実際に改修した物件については「住宅履歴情報サービス」を活用した永続的な住宅情報提供も推奨してまいります。

  

                                                               

【空き家メタバンクについて】

3D表示には福井コンピュータアーキテクトのCAD技術を活用。現況建物の3Dモデルやリノベーションイメージの360度パノラマ画像で、利用者が空き家を購入・リノベーションする場合の具体的な空間イメージを体感できます。また3Dモデルやパノラマ画像はWebブラウザで表示できるため、アプリなどをインストールしなくても誰でもパソコンやタブレット、スマートフォンから閲覧したり、 スマホVRゴーグルでメタバース体験も可能です。

さらに生成AI(ChatGPT)のチャットボットも設置。サイト上で空き家の購入・リノベーションなどに関するAI質疑回答ができるので初期段階の疑問や不安を解消します。

※空き家メタバンクの一般公開は2023年10月以降を予定。

【福井コンピュータアーキテクトが本事業に取り組む意義】     

弊社では、今後の新築減少などを見据えて「空き家問題」という日本全体で取り組まなければならない課題にこれまで蓄積した技術を活かして地域社会や環境配慮の貢献に注力していきたいと考えております。弊社は3D建築CADシステム「アーキトレンドZERO」の開発・販売を主事業として延べ全国約4万社以上のユーザー様を持ち、近年はリノベーション業務への注力を進めております。弊社が持つ建築業界に特化した様々な知見やノウハウ、接点を活用することで本事業の取り組みにも大きく寄与できると考えております。今回の実証事業を踏まえ、周辺自治体にも同様のメタバンク構築を働きかけていきながら、国内の空き家問題の解消を目指してまいります。

 【連携協定締結式ならびに共同記者発表について】

今回の官民連携プロジェクトに係る連携協定締結式を、来たる2023年9月19日(火)にあわら市と弊社による共同会見形式で開催いたします。

  • 日時:2023年9月19日(火)11:00~12:00

  • 場所:あわら市役所 特別応接室 〒919-0621 福井県あわら市市姫3丁目1-1

  • 内容:あわら市長と弊社代表取締役CEOによる協定締結ならびに空き家メタバンクβ版の解説

    

【福井コンピュータアーキテクト株式会社について】 

 本 社:〒910-0297 福井県坂井市丸岡町磯部福庄5-6

 代表者 :代表取締役CEO 田辺 竜太
 設 立:2012年7月2日

 URL :https://archi.fukuicompu.co.jp/

 事業内容 :建築CADソフトウェアの開発及び販売

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