大阪府堺市にてジモティーを活用したリユースの実証事業を実施

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地域の情報サイト「ジモティー」(以下、ジモティー)を運営する、株式会社ジモティー(以下、当社)は、2023年1月より大阪府堺市が開始したジモティーを活用したリユースの実証事業において、ジモティーを通して不要品の譲渡が行われ、結果として約0.7tのごみ減量が実現したことを紹介します。

■背景

当社は「地域の今を可視化して、人と人の未来をつなぐ」を経営理念に、ジモティーを運営しております。リユースの分野においては、地域内での取引に焦点を当てることで、再販価値が低くこれまでであれば捨てられてきたモノや配送前提では流通しづらい大きなモノなどのリユースが可能なプラットフォームとして活用されており、自治体との連携を通してリサイクルショップやオークションサイト、フリマアプリといった他媒体での流通されにくいモノのリユースを促進しております。

堺市では、家庭からの粗大ごみ量の削減に向け、リユースの促進が求められておりました。市全体でごみ減量に集中的に取り組むプロジェクト「堺・ごみ減量4R大作戦」の一環として、2022年6月28日に当社とリユースに関する協定を締結しています。

■自治体との連携内容について

ジモティーに堺市環境局のアカウントを設け、2023年1月から半年間、粗大ごみの中からリユース可能な物を市民へ無料で提供する実証事業を実施しました。結果として、出品した121品のうち、94品の不要品の譲渡を実現することができました。ごみ減量の効果は713.6㎏と計測しております。

堺市の引き渡しまでのフロー

ジモティーに設けられた堺市環境局のページ

■今後について

実証事業により、市民のリユース意識の向上や行動変容に貢献していることが確認できたことから、本格実施に移行することとなりました。今後は新たに新設した「堺市クリーンセンター」のアカウントからリユース品の出品を行います。

■これまでにリユースに関する連携を行った自治体

2023年8月28日時点で110箇所の自治体と協定や覚書を締結し連携し、リユースに関する啓発及びリユース事業を推進しております。

当社では、今後も持続可能な社会の実現を目指し、自治体と連携したリユース促進を強化していきます。ごみの削減やリユース促進に意欲がある、全国の自治体からのお問い合わせをお待ちしております。

<本件に関して提携を希望される自治体様、報道関係の皆様からのお問い合わせ先>

株式会社ジモティー コーポレート部 宮本

MAIL:press@jmty.jp

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