店舗のオムニチャネル化を促進する機能を強化

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マンハッタン・アソシエイツ株式会社(東京都港区、代表取締役:髙谷 直秀)は、効率的な店舗運営を実現する統合管理システム「Manhattan Active Omni」の新バージョン 23.3をリリースしました。

Manhattan Active Omni はマンハッタン・アソシエイツが2017年に発表(※1)したオムニチャネル実現のためのソリューションで、オーダー管理と店舗のフルフィルメント機能を融合した世界初のプラットフォームとして大きな注目を集めました。

(※1)発表当時のプレスリリースをご参照ください。

   https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000013403.html

今回発表した新バージョンの23.3では、オーダー管理、顧客エンゲージメント、さらには店舗在庫管理などの主要機能が大幅に強化されました。

 

●オーダー管理機能を拡充

Manhattan Active Omniには、小売業務全体の状況を視覚的に捉えることができるダッシュボードが搭載されています。これまで一般的な小売店舗では、1日の終わりに帳票を出力するなどして販売や在庫のデータを確認していましたが、そのプロセスでは、問題が発生した時点ですぐに対応することは困難でした。これに対してすべての情報をリアルタイムに可視化することができるManhattan Active Omniのダッシュボードを活用すれば、緊急の対応が必要な際にも小売店舗の担当者がその場でアクションを起こすことが可能になります。また、取り寄せが必要な商品も、オンライン上で即座に引き当てることができるため、他店への問い合わせなどの余分な業務に時間を取られることもなく、接客業務に集中でき、店舗業務をバランスよくこなすことができます。

Manhattan Active OmniダッシュボードのイメージManhattan Active Omniダッシュボードのイメージ

これに加えて新バージョン23.3では、数百の小売企業から提供された数百万件に及ぶ注文情報を基にKPI達成率を計算することで、自社のビジネス分析はもちろん、ピックアップ効率やフルフィルメント時間、ショートピックの割合など、特定の KPI に関するパフォーマンスを業界平均と比較しながら考察することができるようになりました。

また、全拠点のより正確な在庫データをもとに、顧客向けの個々の製品の詳細ページに色とサイズの在庫状況を自動的に表示できるようになったことで、二重で在庫情報を入力する必要もなく、販売機会の損失ばかりか、顧客への過剰な約定などを防ぐことが可能になりました。

さらに、可用在庫数を参照する APIが追加されたことにより、顧客がオーダーする際に購入可能な商品数を即座に知ることができます。

 

●ケース管理で顧客エンゲージメントを強化
Manhattan Active Omni 23.3には、新たに顧客管理のためのCSR(※2)ダッシュボードが搭載されました。これにより、オーダー単位ごとの情報を誰もがシステム上で容易に共有することができるケース管理が可能になります。
カスタマーサービスに関わる担当者やマネージャーは、オーダーの進捗状況を詳細に監視できるようになり、問題が発生して担当者からエスカレーションされたケースの状況をすぐに把握するとともに、現在最も重要な作業が何であるかが一目で分かり、未解決のケースに対する対応に即座に着手することができます。また、SLA(サービスレベルアグリーメント)の範囲を超えている案件も即座に発見することが可能です。

さらに、ECからのオーダーに対応するサービスデスクとの連携もシームレスに行うことができるため、顧客は同じ説明を何度も行う必要がないなど、サービス品質の向上を図ることができます。

(※2)CSR(Customer Service Representative)=店舗やカスタマーセンターなどで顧客サービスに従事する人

 

●店舗在庫管理と顧客サービス機能を向上
Manhattan Active Omni 23.3では、RFIDタグに対応した商品のカウントと、対応していない商品のバーコード読み込みを混在して行うことが可能になりました。これにより、入庫時の検品をはじめとする店舗在庫の精度を大幅に向上させるとともに、RFID の導入を段階的に進めることが可能になります。

また、来店した顧客が自分の携帯端末でログオンすれば、従業員が店舗内での顧客の位置を特定する機能も追加されました。これにより、何らかのサービスを必要としている顧客に対して即座に対応することが可能になります。さらにサプライチェーン・インテリジェンス(SCI)の一機能として強化されたストアピックアップ・ダッシュボードには、顧客がオンラインで購入して店頭での受け取りを希望する場合に必要となる様々な情報や、店舗での待ち時間といった重要な指標が表示されるなど、新バージョンには顧客満足度の向上に貢献する多様な機能が搭載されました。

 

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Manhattan Active OMNIの詳細については下記をご参照ください。

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●マンハッタン・アソシエイツについて

マンハッタン・アソシエイツは、サプライチェーンとオムニチャネル分野のテクノロジーリーダー企業です。フロントエンドの販売プロセスとバックエンドのサプライチェーンの統合によって企業内外の情報を集約するとともに、先進のソフトウェア、プラットフォーム技術、および豊富な実績と経験が、お客様の成長と収益の確保を強力に支援します。

そして、最先端のクラウドならびにオンプレミス環境をベースに開発されたソリューションを、店舗、流通ネットワーク、物流センターに提供することで、オムニチャネル市場におけるビジネスを成功へと導きます。

詳細については www.manh.com/ja-jp をご参照ください。

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