チエル、語学4技能学習支援システム『CaLabo®MX』をバージョンアップ

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学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:粟田 輝)は、2023年8月に語学4技能学習支援システム『CaLabo®MX』をVer.4.1にバージョンアップし、既存機能の「英語力自己評価」に3つの英語力を客観的に測定する小テストを追加いたします。多元的な自己評価と客観的な小テストの2つの評価をもとに、より学習者の状態にあった学習の指標をたてることが可能となります。

 『CaLabo® MX』は、語学の「読む、書く、聞く、話す」の学習に特化したクラウド型*1のシステムで、ノートPCやスマートフォンなど可搬性のあるモバイル端末で利用できるのが特徴です。シャドーイングやディクテーション、語彙テストなどの授業運営に必要な機能に加え、先生に優しい操作性が授業進行をスムーズにします。


*1:マルチテナント版『CaLabo®︎ MX』は Microsoft Azure 上で稼働

■ 「英語力自己評価」とは

学習者は下記9つの観点・83項目で構成される設問に答えるだけで、自分の英語力を可視化することができます*2。

 「英語力自己評価」を実施することで、学習者は自分の英語力のどこが強くどこが弱いのか全体像を知ることができ、学習上の指標を作ることができます。先生は、クラス全体、個人別、問題別に学習者の英語力を分析することができ、個別最適な指導が可能です。

*2:慶應義塾大学名誉教授 田中茂範先生 執筆・監修

■「語彙力」「文法力」「総合力」を測定する小テストを追加

 自己評価実施後に「語彙力」「文法力」「総合力」の3つの英語力を客観的に測定する小テストを追加しました。

・出題形式

「語彙力」:7段階のレベルに沿って出題される単語の意味を5つの選択肢から選択する

「文法力」:文章に合う英訳を選択肢から選び、更にその回答に対する学習者の“自信度”を5段階で選択する

「総合力」:文章中の空欄に適切なものを選択肢から選択する

 小テストの詳細な回答結果はCSVファイルでエクスポートが可能です。特に学習者の自信度も測定する「文法力」のテストでは、「自信がなかったが正解していた」「自信があったのに不正解だった」問題も把握することができます。学習者はその後の学習で何に重点を置くべきかなどの学習の指標に、先生はその後の授業でどの文法用法や語彙のポイントを解説すればよいかなど指導をより明確にすることができます。

 多元的な「英語力自己評価」に加えて、3つの英語力を測定する客観テストの2つの評価を合わせて見ることで、自己評価を裏付けたり、あるいは自己評価との差異を見て評価を捉え直したりと、より英語力の詳細な分析が可能になります。

■製品情報

語学4技能学習支援システム『CaLabo®MX』

» CaLabo® MX
1,500校以上のノウハウを結集して学修活動を支える、チエルのキャンパスソリューション。


■製品に関するお問合せ

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チエル株式会社は、学校教育向けのICT活用を支援しています。小学校・中学校・高校・大学・専門学校向けに授業・講義支援システムやデジタル教材を提供し、クラウドやタブレットに対応したシステム、教材の開発を推進しています。


※ 記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

チエル株式会社

「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。


【会社概要】

会社名   :チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号:3933】

代表者   :代表取締役社長 粟田 輝

本社所在地 :東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー3F

設立    :1997年10月1日

資本金   :3.36億円

従業員連結 :連結:210名、単体:62名(2023年3月末時点)

事業内容  :教育ICT事業

ホームページ:https://www.chieru.co.jp

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