【2023年8月8日、東京】 F5(NASDAQ: FFIV)は、F5グローバル ネットワーク経由の高パフォーマンス コンテンツデリバリ、およびアプリのデプロイメント・サービスである、F5 Distributed Cloud CDN(Content Delivery Network、https://www.f5.com/ja_jp/cloud/products/cdn)の日本での提供を開始したことを発表しました。F5は日本でのエッジサイト/ネットワーク接続拠点(PoP)のサポートを通じて、可視性と運用プロセスの合理化を可能にする単一のSaaS型プラットフォームであるF5 Distributed Cloud Services(https://www.f5.com/ja_jp/cloud/products/platform-overview)上で、静的コンテンツ・キャッシング、アプリケーション・セキュリティ、分散型アプリケーションデプロイメントなどを提供します。
今日のお客様においては、運用の複雑性、可観測性の欠如、柔軟性の制限、そして高額な総所有コストを始めとする、様々な課題に直面しています。それらの課題に対応するためには、デジタルエクスペリエンスの最適化が欠かせません。F5 Distributed Cloud Servicesは、オンプレミスのデータセンタに展開されているアプリケーションを、マルチクラウド、キャリアエッジ、エンタープライズエッジなど、あらゆる環境に接続し、保護することが可能です。これにより、分散環境におけるアプリケーション間のネットワーク接続・セキュリティ・可視性が簡素化され、パフォーマンス向上を実現してきました。F5はアプリケーションのインフラ基盤およびライフサイクル管理、セキュリティ、ネットワークなど、アプリケーション配信に必要なフルスタックサービスを、統合した1つのコンソールで提供し、お客様サービスの運用効率化やコスト削減を図ります。
この度、リリースしましたF5 Distributed Cloud CDNは、静的アセットをキャッシュし、エッジベースのインフラを提供することで、世界中のF5のネットワーク接続拠点から、ライブ・アプリケーション・ワークロードの導入を可能にし、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。また、業界初のアプリケーション間ネットワークであるF5のグローバル ネットワーク(https://www.f5.com/ja_jp/cloud/products/globalnetwork)を通じてエンドユーザーとより近い場所でワークロードを実行することで、パフォーマンスを向上させ、アプリケーション・サービス間の接続性を保護します。F5 Distributed Cloud CDNは、サービスを提供しているプラットフォーム全体とシームレスに統合され、分散されたオンプレミスやクラウド環境にまたがる簡素化されたアプリケーションの導入およびネットワーキングをはじめ、包括的なセキュリティ制御と統一されたポリシ、および可観測性により、Webアプリケーションへの攻撃や脆弱性を緩和します。
F5ネットワークスジャパン合同会社のカントリーマネージャーの大野欽司は次のように述べています。
「5GやIoTの台頭により、昨今のアプリケーションはデータ処理の高速化・低遅延・一貫したデータプライバシーとセキュリティが更に求められることになります。これを実現するにはエッジコンピューティングの概念が必要です。F5が実施した最新のユーザー企業向け調査『2023年度版アプリケーション戦略レポート』(https://www.f5.com/ja_jp/resources/reports/state-of-application-strategy-report)によると、回答者の50%が、エッジで期待されるワークロードのトップにセキュリティを、46%がアプリケーションパフォーマンスを挙げています。エッジコンピューティングにおけるF5 Distributed Cloud Servicesは唯一無二のアーキテクチャでその需要に応えてきましたが、今回リリースするCDNサービスで、世の中の需要に応えるスピードをさらに加速させます」
F5 Distributed Cloud CDNの主な機能:
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安全なマルチクラウドおよびエッジ アプリケーション デリバリ:Webアプリケーション ファイアウォール(WAF)、DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)の緩和、APIセキュリティ、ボット防御などの統合セキュリティを、マルチクラウドおよびマイクロサービスベースのエッジ ワークロード専用の同じプラットフォームから活用
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グローバルな可用性:大容量のF5グローバル ネットワークを通じてグローバル デリバリを効率化するとともに、F5のDNSおよびロードバランサー サービスを利用した高可用性により、パブリックおよびプライベート クラウドに広がる複数のオリジン サーバー間でトラフィックを分散させることが可能
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一元化されたコントロール プレーン:エンドツーエンドのアプリケーション トラフィックおよびイベントを観察することによって、運用の複雑さを緩和し、アプリケーション パフォーマンスを最適化し、アプリケーションのセキュリティの有効性を向上
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構成が容易なキャッシング ポリシ:Distributed Cloud CDNでは、オリジンからキャッシングするように指示されたコンテンツだけをキャッシングすることで「バイアス」を排除
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最先端のコンテンツをサポート:WebサイトおよびAPIトラフィックに必要なコンテンツなど、最先端のコンテンツ タイプに必要なサポートを提供。パフォーマンスはファイル タイプに基づいて最適化
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クラウドに依存しない:パブリックおよびハイブリッド クラウド 環境全体にわたる高い柔軟性、アプリケーション セキュリティの導入に対する制限の少なさ、トラフィック ルーティングに対する高い制御性、ワークロードの導入場所を指示する機能などのメリットを提供
参考情報
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F5「2023年のアプリケーション戦略の現状」レポート(https://www.f5.com/ja_jp/resources/reports/state-of-application-strategy-report)
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F5 Distributed Cloud Services(https://www.f5.com/ja_jp/cloud)
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F5 Distributed Cloud CDN(https://www.f5.com/ja_jp/cloud/products/cdn)
F5について
F5はより優れたデジタル世界の実現に取り組む、マルチクラウド・アプリケーション・サービスおよびセキュリティ会社です。F5は、世界最大かつ最先端の組織と提携し、オンプレ・クラウド・エッジなどの場所を問わず、あらゆるアプリとAPIの最適化およびセキュリティの確保を実現します。F5により、これらの組織は顧客に卓越したセキュアなデジタル体験を提供すると共に、常に新たな脅威に対応します。F5やパートナ企業、テクノロジに関する詳細は以下のリンクをご参照ください。ホームページ https://www.f5.com/ja_jp
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