@commerce(アットコマース)開発の背景とサービス概要
多店舗展開企業様における新規出店の課題は「候補物件や競合情報の共有」「新規出店時の売上予測」「出店経緯や判断等の情報の一元化」などがあげられます。これらの課題を解決するための店舗開発支援クラウド「@commerce(アットコマース)」は、店舗開発に関わる大量のデータを一元管理・共有するとともにデータに基づいた商圏分析、競合分析、売上予測により、素早い出店判断を実現します。
今後の展開
@commerce(アットコマース)に、当社の賃貸管理サービスである@property(アットプロパティ)及び開発中のストレージサービスを連携することで新規出店検討から既存店舗の業務効率化、運営管理、改善までワンストップでご提供いたします。連携につきましては、12月以降に順次行う予定です。
@commerce(アットコマース)の特徴
1. 候補案件情報の集約と共有
仲介業者様などから収集した物件情報をシステムに集約し可視化することにより、
担当者間及び部内で情報の共有が可能になる。
2. 案件ステータスの可視化、検討履歴の参照
検討中案件から過去に検討した案件までを一元管理することで、案件のリスト化や
絞り込み、ステータス管理及び成功/失敗の要因分析が可能になる。
3. 出店候補案件の情報をMAP上で視覚化
登録された案件情報は自動でMAP上にプロットされ、視覚的に候補案件の管理や比較検討が可能になる。
4. 競合店情報の集約
競合店舗情報を指定した条件をもとに検索・取得することができ、競合数や立地関係を瞬時に確認できる。
5. 商圏データの取得及び可視化
候補案件周辺の最新のGIS*データを取得し、分析に活用することで高精度の分析が可能になる。GISデータ単体での出力も可能。
*地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術
6. 売上予測・傾向分析の高速化
各社専用の分析モデルをシステムに組み込み、売上予測や傾向分析の結果を即座にレポート化。分析モデルは既存店の売上情報や商圏データ、人流データなどのGISデータを基にデータサイエンティストが作成。