トータルブレインケア(社長:河越眞介)は、東京大学大学院医学系研究科社会連携講座デジタルメンタルヘルス講座(特任教授:川上憲人、以下「デジタルメンタルヘルス講座」)と、デジタル技術を用いた職場のメンタルヘルスの可視化に関する研究を、健康経営を進める企業や保険者、そこに働く労働者の「心の健康づくり」に寄与するため、共同研究契約を2023年8月1日に締結しました。
「本研究では、既に高齢者向けにサービス提供しているトータルブレインケアの『脳体力トレーナーCogEvo、以下「CogEvo」』を活用し、職場のメンタルヘルス状態の可視化と社会実装のための共同研究を行います。CogEvoから得られるデジタルデータを活用し、以下の領域について研究を進めます。
① AIやシミュレーションなどのデジタル技術を応用したデジタルメンタルヘルスの手法
② デジタルメンタルヘルスの測定と介入に関する科学的な効果評価
③ デジタルメンタルヘルスの測定と介入の普及・実装および品質保証のあり方
近年、国策としても「健康経営」が推奨され広がりつつあるなか、業種・業態によっては人材不足や高齢化の問題が顕在化してきています。事業の永続性・労働者の職場環境の両面から、心身ともに健康で働き続けられる労働者が増えることは社会に求められていることと考えています。本共同研究をとおしメンタルヘルスの側面から社会課題の解決に貢献できることを目指していきます。