大規模言語モデル(LLM)により、これまで人間でなければ決して行うことのできなかった特許実務を支援する革新的な3つの機能を新たに追加。
機能1:スクリーニング支援
・AIアシスタントが、クリアランス調査、無効資料調査のノイズスクリーニングを支援
https://youtu.be/Dz9ZSrB6nwI
機能2:分類支援
・AIアシスタントが、利用者ごとの分類定義に従って特許文書に対する分類付与(タグ付け)を支援
・特許文書の内容に従い技術分野、課題、構成、効果などの分類種別に従って自動的に分類作成
https://youtu.be/vPz7f9PIgYI
機能3:発明評価支援
・届出発明の発明評価(ランク付け)、登録特許の権利維持要否判断時の発明評価を支援
https://youtu.be/UjnMOUwHbGY
従来、深層学習技術を利用したノイズスクリーニング、分類付与サービスが提供されていました。
そのようなサービスにおいては、以下のような課題がありました。
・利用者が多数の教師データを準備する必要がある。
・出力される評価結果も「分類結果」、「精度」などの数値情報のみであったため、
処理結果の導出過程がブラックボックスであり、処理結果の解釈は利用者が行う必要があった。
そのため、利用者の業務負荷の軽減効果は限定的なものでした。
一方、「サマリア」に新たに追加された「スクリーニング支援機能」「分類支援機能」「発明評価機能」は、関連度、分類、評価結果に加えて、「検討結果」「評価理由」をわかりやすい文書で説明してくれます。
これにより、利用者は、AIアシスタントが回答した「検討結果」「評価理由」を参考に、クリアランス調査、無効資料調査、自社分類付与、自社分類作成、発明評価など、知財実務において専門性が要求される様々な業務の作業負荷を大幅に軽減できます。
なお、サマリアは、「新規性・進歩性」、「権利属否」などの法的な見解および特許書類等を作成する機能はありません。
・アップデートの説明
https://patent-i.com/summaria/manual/R_20230726
・動画説明
【サマリアについて】
サマリアは、2023年4月にリリースされた、AIによる特許文書の読解支援アシスタントサービスです。
「弁理士」が開発した、特許実務者のための実践的なAIアシスタントサービスです
現在、利用者は、アカウント登録することにより「無料」で全てのサービスを利用することができます。
アカウント登録は、以下のホームページ右上の「お申し込み」より、メールアドレスを入力することで登録できます。
【サマリアホームページ】
https://patent-i.com/summaria/
【お申し込みフォーム】
https://patent-i.com/summaria/signup
【アップデートの詳細】
アップデートの詳細を以下に説明します。
◆ アップデート その1 「スクリーニング支援機能」(特許出願中)
【動画説明】
【主な利用シーン】
-
クリアランス調査:自社製品に関する他社特許調査時のノイズ特許スクリーニング
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被侵害品調査:自社特許に対する他社製品調査時のノイズ特許スクリーニング
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無効資料調査:無効化対象発明に関する無効資料調査時のノイズ特許スクリーニング
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従来技術調査:対象発明に関する従来技術調査時のノイズ特許スクリーニング
スクリーニング支援機能においては、「製品仕様」「対象発明」の入力に応じて、AIアシスタントが「関連度」、「理由」、「相違点」を回答します。
関連度、関連度の算定理由、相違点を、他社特許調査時のノイズ特許スクリーニングとして活用することができます。
1.クリアランス調査・被侵害品調査
製品仕様と特許文書とを対比し、関連度を出力するとともに、検討結果も文書で回答
2.無効資料調査・従来技術調査
対象発明と特許文書とを対比し、関連度を出力するとともに、検討結果も文書で回答
◆ アップデート その2 「分類支援機能」(特許出願中)
【動画説明】
【主な利用シーン】
-
分類付与:特許文書に対して独自の分類定義に従って分類を付与(タグ付け)
-
分類作成:特許文書に対して技術分野、課題、解決手段などの分類種別に従って新たな分類を作成
1.分類付与
特許文書を分類定義に従って分類します。分類との関連度と検討結果も文書で回答
ユーザ独自の「分類定義」の入力に応じて、AIアシスタントが「分類」、「関連度」、「検討結果」を回答します。
分類、関連度、検討結果を、特許文書への分類付与時の参考情報として活用することができます。
2.分類作成
技術分野、課題、解決手段など分類種別(分類軸)に従って特許文書の内容に基づき分類名(分類ラベル)を回答
「分類種別(分類軸)」の入力に応じて、AIアシスタントが「分類名」、「分類種別」、「分類理由」を回答します。
分類名、分類種別(分類軸)、検討結果を、特許文書への分類付与時の参考情報として活用することができます。
◆ アップデート その3 「発明評価機能」(特許出願中)
【動画説明】
【主な利用シーン】
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届出発明の評価:出願要否検討時の届出発明の評価(ランク付け)
-
登録特許の評価:権利維持要否検討時の登録特許の評価(ランク付け)
ユーザ独自の「評価項目・評価基準」の入力に応じて、AIアシスタントが「評価項目」「評価結果(ランク)」「評価理由」を回答します。
評価項目ごとの評価結果を、届出発明の評価、登録特許の評価時の参考情報として活用することができます。
※なお、サマリアは特許文書の読解を支援するAIサービスです。 特許の権利解釈等の法的見解、明細書、意見書・補正書作成等の弁理士業務は提供していません。
お問い合わせ等は、DM、メール等にて受け付けております。
◆ サマリアの概要:
サマリア(Summaria)は、特許業務の実務担当者、知財担当者、弁理士、その他、特許文書(特許公報、特許文献)の読解を行う企業、大学等の研究者、開発者、エンジニアの方々向けの最新の人工知能技術を用いた、特許文書の読解を支援するためのAIアシスタントです。
これまで、難解な特許文書の読解や理解には多くの時間と手間を要していました。特に、キーワードや用語定義の把握、用語同士の関係性の理解、特許文書を精読する際には、特許文書ごとに定義された用語を確認していく必要があり時間と手間がかかっていました。
特に、前提となる知識が十分でない場合は、他の情報などを調べる必要があり特許文書の読解は大変な作業でした。
また、特許文書をクライアントや上司、関係者に説明するための要約(サマリ)作成も手間と時間がかかっていました。
サマリアは、以下の機能の提供を通じてこの問題を解決します。
◆ サマリアが提供する機能
【特許公報の読解支援・サマリ作成】
1. 用語定義の説明作成(特許出願中)
特許文書で使用される技術用語や専門用語をAIアシスタントにわかりやすく説明してもらうことができます。
特許文書の内容理解を短時間で行うことができます。英語文献にも対応しています。
2. キーワードからサマリ作成(特許出願中)
特許文書から「複数のキーワード」を指定して、明細書中のキーワードに関連する箇所に基づき、わかりやすい「要約(サマリ)」を簡単に作成することができます。
英語文献のサマリも簡単に短時間で行うことができます。
3. ハイライト表示:
特許文書に含まれる「キーワード」に対して様々な色によりハイライト表示を行わせることができます。
「キーワード」を色分け表示することにより、難解な特許文書を効率的に読み進めることができます。
◆ サマリアが提供するベネフィット
これらの機能は、弁理士や知財担当者が先行技術調査、拒絶理由通知対応、クリアランス、係争対応等、新規特許出願などの業務を効率的に行うことを手助けします。
また、企業、大学等の研究者、開発者、エンジニアの方々にとっても、他社の特許公報を効率的にストレスなく読み進めるのに役立ちます。
サマリアの導入により、特許公報の読解作業を大幅に効率化し、時間を節約することができます。
当社は、サマリアを通じて特許業界の革新を促進し、働き方改革を支援します。今後も、お客様のニーズに対応した機能追加やサービスの改善を継続して行う予定です。
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パテント・インテグレーション株式会社
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◆ 統合特許サービス パテント・インテグレーション
◆ 特許文書読解支援アシスタント「サマリア」
◆ 技術レポートサービス パテント・インテグレーション レポート
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