「ポケトーク」の展開に係る包括的な業務提携を締結し、日本およびグローバル市場でのビジネスを拡大

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ポケトーク株式会社(本社:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター33階 代表取締役社長:松田 憲幸)とソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役  社長執行役員 兼CEO:宮川 潤一、以下「ソフトバンク」)は、「ポケトーク」の展開に係る包括的な業務提携を2023年7月25日に締結しましたので、お知らせいたします。両社はこの提携の下、日本およびグローバル市場における法人顧客向けの「ポケトーク」の販売で連携し、さらなるビジネスの拡大を図っていきます。

 ポケトーク株式会社は、2022年2月に会社を設立して以降、国内外におけるさらなるポテンシャル市場の開拓、および販売力の強化に力を入れてきました。ソフトバンクは、「Beyond Carrier」戦略の下、従来の通信事業者の枠を超えて、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、5G(第5世代移動通信システム)など先端テクノロジーを活用し、幅広い産業分野における新規事業の創出や、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に注力しています。このたび両社は「ポケトーク」の販売および展開の拡大に係る包括的な業務提携を締結し、「ポケトーク」の日本およびグローバル市場でのビジネス拡大で協力し、3年間で「ポケトーク」シリーズ100万台の販売を目指します。

国内市場においては、インバウンド需要の回復に伴い高まった多言語対応のニーズに応えるため、ポケトーク株式会社はソフトバンクのビジネスパートナープログラム「ONE SHIP」に加盟するとともに、ソフトバンクの法人営業約3,300人と連携し、ソフトバンクの法人顧客に対して「ポケトーク」の拡販を行います。加えて、国内で加速する海外とのビジネス機会の増加に伴い、海外パートナーとの円滑なコミュニケーション推進が求められることを背景に、「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳」と、ソフトバンクが取り扱う法人向けソリューションの一つであるビデオコミュニケーションプラットフォーム「Zoom」を組み合わせ、同社における「Zoom」の既存顧客に対して提案を行っていきます。ソフトバンクは法人事業領域において、国内の大企業の約93%と取引実績を有するなど、強固な法人顧客基盤を持ち、さまざまなサービスやソリューションを提供・販売しています。これらの法人顧客に対して、ポケトーク株式会社が提供するソフトウェアなどの法人向けの通訳ソリューションを販売することで、「ポケトーク」シリーズのさらなる顧客基盤の拡大を図ります。

 グローバル市場においては、主に北米およびアジアにおける法人顧客のニーズに応えるべく、ソフトバンクの主要海外拠点(11ヵ国・地域の26拠点)と連携し、海外での販売展開を強化します。加えて、ソフトバンクのパートナー企業との協業や、現地に強固な顧客基盤を持つ海外キャリアへの販路の開拓を、連携して取り組みます。

また今回新たに、世界の85言語(※)を翻訳し、Wi-Fiがない場所でもそのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し翻訳を行えることが特徴の「ポケトーク」に、ソフトバンクが日本を含む19カ国・地域で独占販売権を有する独1NCE(ワンス)社のIoT回線が採用されることも決定いたしました。多言語対応が必要とされるさまざまなビジネスの場面において、快適な通信環境を提供し、快適なコミュニケーションをサポートします。

ポケトーク株式会社 代表取締役社長 松田 憲幸は、下記のように述べています。

「ソフトバンク株式会社との包括的な業務提携を発表できることに、とてもエキサイティングな気持ちであると同時に、当社のミッションである『言葉の壁をなくす』取り組みにご賛同いただけたことを大変嬉しく思っています。本提携を皮切りに、『言葉の壁』をなくす取り組みが、よりグローバル規模で加速すると確信しています。また、グローバル展開の強化に加え、今後より多くの法人需要など、世界中のあらゆる『言葉の壁』にまつわるニーズにお応えしていきます」

ソフトバンク株式会社 常務執行役員 野崎 大地は、下記のように述べています。

「この度のポケトーク株式会社との提携を、非常に嬉しく思っています。当社は、『Beyond Carrier』戦略を掲げ、通信事業の持続的成長を図りながら、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業展開を進めています。法人事業においては、企業や自治体のお客さまにおけるデジタル化を積極的に支援し、新たな価値の創造に共に取り組んでいます。ポケトーク株式会社のミッションである『言葉の壁をなくす』に共感し、両社の強みを生かしながら、『ポケトーク』の事業拡大に取り組んでいきます」

ポケトーク株式会社は、「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、相手の言葉を話せなくても互いに自国語のまま対話でき、深くわかり合える世界の実現を目指しています。ソフトバンクは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、 法人顧客のDX推進を支援していきます。 今後、グローバル規模でのニーズにさらに応えるべく、両社で連携し「ポケトーク」シリーズを世界中に広げていきます。

(※) 74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳

【 AI通訳機 「ポケトーク」とは 】

「ポケトーク(POCKETALK)」は、互いの言葉

を話せない人同士が自国語のままで対話できるAI通訳機です。74言語を音声・テキストに翻訳し、11言語をテキストのみに翻訳できます。クラウド上の最新最適なエンジンとAIを使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せます。Wi-Fiのない所でも世界130以上の国と地域(「ポケトーク S」:141の国と地域、「ポケトーク W」:139の国と地域)で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し「契約不要、通信料なし(2年間)」で、買ってすぐ使えます。

「ポケトーク」シリーズ(初代、「ポケトーク W」、「ポケトーク S」および「ポケトーク S Plus」を含む)の累計出荷台数(サンプル等除く)は、2017年12月の発売以来、2022年12月時点で100万台を突破しました。

詳細URL:https://pocketalk.jp/

【 「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳」とは 】

「同時通訳」は、相手の話す10言語(英語、日本語、韓国語、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語)を73 言語の音声と字幕でリアルタイムに理解でき、まるで専属の同時通訳者がいるように相手の話が分かるソフトです。またオンラインだけでなく、対面でも使えることも大きな特長です。本製品は、前作のポケトーク字幕で実現していた、リモート会議で話したことを翻訳して画面に字幕を表示する機能を大幅に進化させたものです。

詳細URL:https://pocketalk.jp/forbusiness/livetranslation/

【 1NCEとは 】

1NCEは、IoT向け通信とソフトウエアを定額でグローバル規模に提供するプロバイダーです。高速で安全かつ信頼性の高い通信サービスとソフトウェアを、世界150以上の国と地域で提供しています。「1NCE IoTフラットレート」は、IoT機器の寿命期間にわたって利用できるよう設計されており、スマート機器、保有資産のトラッキング、テレマティクスなどの用途で活用できます。

詳細URL:https://tm.softbank.jp/business/1nce/

【 法人パートナープログラム「ONE SHIP」とは 】

「ONE SHIP」とは、AIやロボット、クラウド、セキュリティー、IoT、RPAなど、法人向け次世代サービスの開発や提供、普及を通して、あらゆる産業におけるデジタルトランスフォーメーションを促し、情報革命を推進するために、さまざまなビジネス領域における高い技術・経験を持つ企業と情報革命プラットフォームを共創することを目的として作られた、新しいパートナープログラムです。

コピーライト表記について

■製品の画面掲載などのコピーライト表記は、下記の通りお願いいたします。

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