- 長年実施してきた清掃活動を拡大。プラごみの調査・回収活動を学び、実践。
循環型社会を目指す環境アクション「プラごみバスターズ大作戦」は、一般財団法人セブン-イレブン記念財団の協賛のもと、「ごみの回収の循環から外れてしまったプラごみの調査・撲滅活動をして地球を美しく!」をミッションとした清掃活動です。株式会社リバネスとプラスチックごみについての学習コンテンツをと開発し、当社のごみ拾いSNS「ピリカ」の活用とピリカ 企業・団体版 見える化ページ「プラごみバスターズ大作戦」によって、回収したごみの「見える化」に取り組みます。
ボーイスカウト日本連盟は、長年実施してきた清掃活動「スカウトの日」の拡大版として「プラごみバスターズ大作戦」を実施。ボーイスカウトのメンバーはもちろん、この活動に賛同いただく地域の方も参加可能のプロジェクトです。地域の皆さんと一緒に楽しみながらごみの回収に取り組み、環境保全への貢献を目指します。
<概要>
2022年度「スカウトの日~プラごみバスターズ大作戦」
特設サイト:https://plagomi.scout.or.jp/
■主催:公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
■後援:文部科学省、厚生労働省、環境省
■協賛:一般財団法人セブン⁻イレブン記念財団
■協力:株式会社セブン-イレブン・ジャパン
■活動期間:7月11日(月)~11月7日(月)※集中実施日 9月19日(月・祝)
■活用内容:
①はぐれプラごみについて学ぼう・遊ぼう
世界共通の課題である「プラスチックごみ」について学ぶプログラムに取り組みます。
②地域の「はぐれプラごみ」を捕獲しよう
環境美化活動で回収したごみをアプリに登録し、全国規模のデータ集計を行います。
③プラスチックの再生利用に挑戦しよう
日常生活で利用するペットボトルキャップを全国から回収し、身近なものに再生利用します。
<参加の流れ>
(1)はぐれプラごみについて学ぼう・遊ぼう
世界共通の課題である「プラスチックごみ」についての学びや家族やグループで楽しむゲームをまとめた「ミッションノート」を作成しました。小学生や中学生など、それぞれの年代に合わせて用意した指令・ミッションを親子で挑戦してみてください。
「はぐれプラごみ」はなぜ生まれるのか?自分には何かできるのか?一緒に考えてみませんか。詳しくは特設サイトをご覧ください。
(2)はぐれプラごみを捕獲しよう
ごみを拾って投稿すると、ありがとうやコメントなどのコミュニケーションが生まれるごみ拾いSNS「ピリカ」を活用して、団員が拾ったごみの数を自動で集計し、「見える化ページ」で公開します。都道府県ごとの状況が表示され、回収したごみの量や拾ったごみの多いエリアを「見える化」できるので、自分たちの地域の情報の状況がひと目でわかります。 また、ピリカをダウンロードして「プラごみバスターズ大作戦」のイベントページにて参加ボタンを押せば、どなたでもこの活動に参加いただけます。
「プラごみバスターズ大作戦」イベントページ
https://www.pirika.org/ev/5985085842784256
(※SNSピリカをダウンロードの上、ご参加ください)
(3)プラスチックの再生利用に挑戦しよう
加盟員を対象に、ペットボトルキャップの再生利用を推進します。皆で集めたペットボトル用キャップは、スカウト用のSDGsバッジと、ペットボトル回収ボックスに生まれ変わります。資源の循環を学ぶため、皆でアップサイクルに挑戦します。
■ボーイスカウトについて
1907年にイギリスで始まったボーイスカウト運動。その息吹は日本へ伝わり、各地で少年団などの名前でボーイスカウト運動が始まりました。その後、1922(大正11)年4月13日にボーイスカウト日本連盟の前身となる「少年団日本連盟」が発足し、今年創立100周年を迎えました。今では世界172の国と地域、5,700万人以上が参加しています。野外活動を中心に、子どもたちの自発性を大切に、グループでの活動を通じて、自主性、協調性、社会性、たくましさやリーダーシップなどを育んでいきます。日本には団と言われる活動母体が全国に約2,000あり、子どもと大人をあわせて約9万人が活動しています。
■セブンイレブン記念財団について
セブン-イレブン記念財団は、ごみを落とさない日本人の心を育み、花あふれる美しい街並みをつくることを目指して、環境美化事業を推進しています。次世代を担う子どもたちが、さまざまな体験を通して環境問題に気づき自らが考えて行動できるよう、青少年の環境教育を支援しています。
街の美化を推進するボーイスカウト日本連盟の活動に賛同し、1994年より、全国のスカウトによる環境美化活動「スカウトの日」を資材提供という形で支援いただいています。
■株式会社リバネス
「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ことをミッションとして掲げ、2002年に理工系の学生15名でスタート。科学技術分野における教育・人材育成・研究や、創業に関する企画・研究開発業務を行う研究者集団。学校へ出前実験教室を行うことを祖業とし、これまで企業や中高の教育プログラムを200企画以上開発するだけでなく、中高生のための学会サイエンスキャッスルも主催している。また、現在では研究者のキャリア形成支援や、研究開発支援のほか、リアルテックベンチャーの育成などにも取り組んでいる。海ごみ削減に関しては、日本財団と「海ごみ削減プロジェクトIKKAKU」を企画運営し、プラごみ削減を事業化するための仕掛けも行っている。
■株式会社ピリカについて
科学技術の力であらゆる環境問題を解決することを目指し、2011年に大学の研究室で非公式のプロジェクトとして始まり、同年に法人化。様々な環境問題の中でまず第一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題に注力しています。
ごみ拾いSNS「ピリカ」は2011年にリリースし、現在113の国と地域から累計2億4千万個以上のごみが拾われています(2022年7月11日現在)。累計ありがとう数は約1,500万、ごみ拾い活動を通じて多くのコミュニケーションが生まれています。自治体や企業による清掃活動の可視化と促進を目指す「見える化ページ」等の導入も拡大しており、環境問題に配慮した行動や消費は、各方面で浸透しています。
さらに、画像解析による広範囲のごみ分布調査サービス 「タカノメ」や、マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」を通じて、海洋・陸のごみの流出状況をオープンデータで発表し、課題発見と解決に向けた協業・連携を展開しています。2021年第1回環境スタートアップ大賞にて「環境大臣賞」受賞。
会社概要
社名:株式会社ピリカ(英名 Pirika, Inc.)
※ピリカはアイヌ語で「美しい」という意味の言葉です。
所在地:東京都渋谷区宇田川町2−1渋谷ホームズ1308
事業内容:ごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」/ごみ分布調査サービス 「タカノメ」/マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」の開発、運営
設立年月日:2011年11月21日
URL:https://corp.pirika.org/