TIS、働き方の改革をDXで推進

この記事は約6分で読めます。
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、社内の多様なデータを一元的に収集・分析する基盤をマイクロソフト社の提供するクラウドサービスを利用して構築し、社員の働き方改革を更に推進することを発表します。

 TISでは、「多様な働き方を可能にする人事制度の導入※1」や、「働くシーンに適したオフィスファシリティ」、「ゼロトラスト環境やコミュニケーションなどのIT環境」を整備するなど社員の働き方改革を推進してきました。

 

※1:「TIS、遠隔地テレワークなど社員の柔軟な働き方や、自発的なキャリア形成プランを尊重する成長支援制度を導入」

TIS、遠隔地テレワークなど社員の柔軟な働き方や、自発的なキャリア形成プランを尊重する成長支援制度を導入 | ニュースリリース | 2021年度 | ニュース | TIS株式会社
TISインテックグループのニュース・お知らせをご覧いただけます。

 

これらの働き方改革の推進に加え、DXによる働き方改革の推進として、社内にある情報系のシステムや基幹系のシステムなどのデータを一ヶ所に集約し、統合的な視点でデータ分析が可能な基盤を構築しました。本基盤を活用し、データを基に働き方をアップデートしていく施策を遂行しつづけるとともに、今後はデータドリブンな業務や経営を更に高度化していきます。

 

本基盤及び分析環境はマイクロソフト社のクラウドサービスであるAzure Synapse Analytics及びMicrosoft Power BIを利用し構築しています。日本マイクロソフトは、サービスの提供のみならず、働き方に関する事例やノウハウの提供を含めて本施策の実現に協力いただいています。

■データの統合的な分析による働き方改革の推進

 TISでは、社内の各システムに保存されているデータを一ヶ所に集約し、さらに働き方を高度化させ全体のパフォーマンスを高めるためのデータ基盤を構築しました。

 

 従来、社内の各システムに保存されているデータを手作業で集め、それを統合的な視点で分析することは、手間と多く時間が掛かっていました。今回構築された環境を利用し、情報系システム・基幹系システム・業務系システムなど各システムに格納されていたデータを統合的に1つのデータ基盤に集約しました。このデータ基盤と分析ソフトウェアを用いることで、データの収集や成型作業よりも分析作業により集中することができるようになり、働き方に関する分析をスピーディーに行いインサイトを得られるようになりました。また、ダッシュボードでデータをリアルタイムに現在の状況を共有することで、社員同士が同じ認識を持ちやすくスピーディーな行動に繋がる仕組みが整いました。これらのデータから導き出されたインサイトを基に、社員の働き方を更に高度化する施策を展開してまいります。

 

図:データ集約とデータ基盤及び分析の全体イメージ

<働き方の分析に関するデータ活用(例)>

・社内の組織間コミュニケーションの改善による組織パフォーマンス向上

 開発部門と営業部門の連携強化、開発部門と品質管理部門の連携強化等

・組織内のコミュニケーションの改善による効率の向上

 定例会議の見直しによる集中時間の確保等

 

 本データ基盤を用いた分析結果を施策に反映することで、一回の施策の展開で終わらせることなく継続的に働き方をアップデートしつづける仕組みが実現しました。今後は、働き方のみならず様々な領域でデータを活用し、データドリブンな業務や経営を実現し、企業全体の改善スピードを高めることにつなげてまいります。

 

本件の詳細は以下URLもご参照ください。

TIS株式会社 自社事例 | 導入事例 | ITソリューションのTIS株式会社
ITを活用した新しい働き方の実現。データの統合的な分析により業務環境のさらなる改善へ。

■TISインテックグループのDX推進

TISインテックグループでは、ミッションである「デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつける」を体現すべく、デジタルを活用することで「ステークホルダーとの価値交換性のさらなる向上」を目標に掲げています。

 

その実現に向け、2022年よりTISにDX推進本部を立ち上げ、プロジェクトチームと共に、「内部DX」「事業DX」「社会DX」の3つのDX化を促進しています。「内部DX」としては、社員が知的創造活動に集中できる環境を整え、社員の成長ともに企業の成長を促すためのDXに取り組んでいます。

 

図:従来の働き方改革にDXとしてデータを活用した施策を追加

■日本マイクロソフト株式会社からのエンドースメント

日本マイクロソフトはTIS株式会社様の、Azure Synapse AnalyticsとMicrosoft Power BIを用いたデータドリブン経営のお取り組みを心から歓迎いたします。

Azure Synapse Analyticsは、データ統合、エンタープライズデータウェアハウス、ビックデータ分析をシームレスに実現するクラウド分析サービスです。情報を一元化してPower BIによりビジネスインサイトを導きだすことで、TIS株式会社様のデータドリブン経営と、働き方の高度化を強力にサポートすることができると確信しております。

今後も日本マイクロソフトはTIS株式会社様との強力な連携を通じて、デジタルトランスフォーメーションをご支援してまいります。

日本マイクロソフト株式会社

クラウド&ソリューション事業本部

業務執行役員

インテリジェントクラウド統轄本部

統括本部長

大谷健

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

 

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

 

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

 

◆本件に関するお問い合わせ先

TIS株式会社 DX推進本部

E-mail:dx_info@pj.tis.co.jp

タイトルとURLをコピーしました