リバースメンターとは、若手や後輩が上司などに対してアドバイスや意見を言う役割のことを指します。海外では、台湾においてリバースメンターが制度として導入されており、オードリー・タン氏(デジタル担当大臣)自身もリバースメンターとして働いた経験があるほか、大臣就任後も自身にリバースメンターをつけていることで知られています。
自民党のリバースメンターは、日本の国政政党としては初の試みとなります。若者世代が政策形成のプロセスに参画し、政策共創を強力に推進するために実施されます。
なおPoliPoliは、特定の主義・主張やイデオロギーを支持することはなく、すべての政治家・政党がサービスを利用することができます。
リバースメンターの概要と導入の背景
リバースメンターは、若者世代が政策形成のプロセスに参画することを推進するための取り組みの一環として、党改革実行本部(本部長:茂木敏充 幹事長、座長:上川陽子 衆議院議員)が策定した「自民党ガバナンスコード」の基本原則2にある「多様な人材の育成と登用」に基づいて導入されました。リバースメンターは、若者世代の視点から自民党に対してアドバイス・政策提言を行います。具体的な役割は以下の3つです。
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デジタル社会推進本部の会議にアドバイザー出席
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デジタル社会推進本部役員との意見交換会に出席
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デジタル社会推進本部への政策提言
<参考 自由民主党ガバナンスコード:https://storage.jimin.jp/pdf/news/information/204463_1.pdf>
PoliPoli協力の背景
自民党とPoliPoliは、これまで政策共創プラットフォーム『PoliPoli』を用いて党改革のための意見交換会や意見募集を行ってきました。また、自民党ネット番組「カフェスタ」内企画として、若者世代と国会議員が政策について議論する番組「ポリスタ」を共同運営し、若者世代からの政策提言の場づくりや、若者世代との政策共創の取り組みを推進してきました。この流れを継続的に推進し、若者世代の視点や意見を政策に反映する場や機会を作るために、リバースメンターの導入・運営に協力することになりました。
政策共創プラットフォーム『PoliPoli』とは
政治家や政党からの相談や意見募集中のテーマにコメントをすることで、政策を進めるサポートができる「政策共創プラットフォーム」です。社会の仕組みをつくる政策に誰もがアイデアを共有することができ、人々ひとりひとりの幸せな暮らしに貢献するサービスです。
<サービス内容>
パターン① 政治家・政党からの相談にアクションすることで政策を進める
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政治家・政党から政策が届き、政策スライドなどを通して内容を分かりやすく理解できる
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政治家・政党からの政策に対し、国民側からコメントや意見を投稿できる
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コメントを投稿した政策の進捗や、新たな政策が政治家・政党から届く
パターン② 政策リクエストを通して政策を進める
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ユーザーが課題感を持つテーマに関して政策リクエストを行う
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政治家が政策化を妥当と考えたものをピックアップし、政策を打ち出す
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政治家の政策に対し、国民側からコメントや意見を投稿できる
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コメントを投稿した政策の進捗や新たな政策が政治家や政党から届く
なお、『PoliPoli』は特定の主義・主張やイデオロギーを支持することはなく、すべての政治家・政党が利用することができます。ご利用を検討されている政治家・政党は以下のフォームからお問い合わせをお願いいたします。
■ 会社概要
会社名:株式会社PoliPoli
代表者 :伊藤 和真
所在地:東京都千代田区
設立 :2018年2月
企業理念 :新しい政治・行政の仕組みをつくりつづけることで、世界中の人々の幸せな暮らしに貢献する。
コーポレートサイト:https://www.polipoli.work/
メディアキット:https://polipoli.notion.site/PoliPoli-3354337b6a6e44439f8479882e997ba7
事業内容 :下記展開中
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政治家に声を届けるウェブサイト『PoliPoli』:https://polipoli-web.com/
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行政に声を届けるウェブサイト『PoliPoli Gov (β版) 』:https://polipoli-gov.com/
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団体向けルールメイキングのためのサポートサービス『PoliPoli Enterprise』:https://polipoli-enterprise.studio.site/
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政治情報メディア『政治ドットコム』:https://say-g.com/