※本リリースは2023年5月25日に台湾Acerより配信されたリリースの抄訳です。
Acerは2023年5月25日(台北現地時間)に、業界をリードする、特別なメガネを必要としない3D立体視を実現するSpatialLabs(TM)テクノロジーの開発者向けツールの拡充を発表。新たにUnityプラグインのサポートをスタートし、SpatialLabs Experience Center Professionalを搭載したAcer SpatialLabs(TM) Proデバイスであるノートパソコン ConceptD 7 SpatialLabs(TM) Edition (型番「CN715-73G-SL76Z」)とモニター Acer SpatialLabs(TM) View Pro(型番「ASV15-1BP」)で使用することが可能になりました。これにより、多種多様な業界や業種の開発者が3D立体視コンテンツやアプリケーションを作成する際に本デバイスを活用することができます。さらにSpatialLabs(TM)デバイスは、OpenXR規格に準拠したことを発表。開発者はこれらのデバイスで3D立体視コンテンツやアプリケーションを構築する際に、OpenXRプロトコルを使用できるようになりました。さらに新たに開発されたAcer SteamVR Bridgeは3D立体視の可能性を引き出し、VRアプリケーション開発者にAcer SpatialLabs(TM) Proデバイスを通じてより優れた没入体験を提供します。
◆デベロッパープログラムスイート: Unityプラグインに対応
今回新たに、Unityプラグインのサポートをスタート。Unrealプラグインと合わせて、教育、建築・建設、医療など様々な分野の幅広いクリエイターに活用いただけます。3D立体視コンテンツやアプリケーションの作成に広く使用されているプラットフォームとして、より多くのプロの開発者がUnityプラグインの既存のツールやバーティカルを活用して3D体験を向上させることが可能に。特別なメガネを必要とせずAcer SpatialLabs(TM) Proデバイスを使用し、真の3Dの形で、モデルを表示できるようになります。
◆Acer OpenXR Runtime
また、AcerはOpenXR Runtimeに準拠し、Acer SpatialLabs(TM) ProデバイスはOpenXRに完全対応しました。Khronos OpenXRワーキンググループの長年のメンバーであり貢献者でもあるAcerは、オープンスタンダードを採用し、ハードウェアソリューションにアクセスしやすいエコシステムを構築することに尽力しています。
この対応により、高解像度かつ特別なメガネを必要としない3D立体視で作品を展示するためのデバイスの選択肢を増やし、拡張現実(XR)開発者コミュニティーに貢献します。コンテンツやアプリケーションの作成者は、OpenXRのクロスプラットフォームで高性能なAPIによるイノベーションの加速と、AcerのSpatialLabs(TM)ソリューションによる没入感のある立体的な3Dビジュアルの提供における豊富な体験の相乗効果を実感いただけます。また、Acer SpatialLabs(TM) Proデバイスのユーザーは、AutoDesk VREDやBlenderなどのOpenXR互換のアプリケーションを利用することができます。
◆Acer SteamVR Bridge
Acer独自のSteamVR Bridgeドライバが利用可能になったことで、VRアプリケーションの開発者は、バーチャルツアーからアート展示、教育コンテンツまで、AcerのSpatialLabs(TM) Proデバイスで作成した作品を変換し、VRヘッドセットを必要とせずに、魅力的な画像と鮮明さをユーザーに提供できるようになります。Acer SpatialLabs(TM) Proデバイスユーザーは、Acer SteamVR Bridge with NVIDIA Omniverse(TM)を利用してワークフローを合理化し、複雑なグラフィックス、視覚効果、シミュレーションの強化された3D立体視プロジェクションの表示オプションを拡張することもできます。
最新の更新プログラムの詳細については、SpatialLabs 開発者サイトを参照ください。
なお、SpatialLabs(TM) Proデバイスは、2023年5月30日から6月2日まで台湾で開催されるCOMPUTEXで展示される予定です。(台北南港展示センター ホール1、4F、ブースNo. M0820)
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