アドビ、2023年度の「Adobe Education Leader」を発表

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アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:クレア ダーレイ 、以下 アドビ)はアドビツールを教育現場で実践活用しているイノベーティブな教育関係者の認定組織「Adobe Education Leader(以下AEL)」の今年度のメンバーとして28名を認定したことを発表します。

AELは、アドビのクリエイティブツールを活用してイノベーティブで実践的な教育活動を行っている先生方の中からアドビが1年ごとの任期で認定するもので、世界では毎年約300名が認定されています。日本で5度目となる今年度も、小・中・高校、大学、専門学校、特別支援学校、インターナショナルスクールといった幅広い教育機関所属の教職員の方々が認定されました。

アドビはAELの活動として、先生たちが所属する教育現場での授業の実践への支援に加え、学校以外の場での活動や横のつながりを生かしたコミュニティでのプロジェクトを積極的に支援しています。具体的なAELの活動内容は以下の通りです:

‐所属教育機関でのAdobe ExpressやCreative Cloudのツールを活用するクリエイティブな授業の実践、および所属機関以外の教員を対象としたワークショップや研修の企画と実行

‐月一回のオンラインミートアップでの情報交換

‐授業案などの教育リソースの公開

‐メンバー限定のSNSなどでの情報発信

また、アドビはAEL認定者に対して、Adobe Creative Cloudライセンス1年分を提供するほか、世界中の AELの実践情報を受ける機会を作り、日本のみならず、世界の教育の最新潮流が体感できるように支援しています。

日本の教育現場では、小中学校のGIGAスクール構想におけるデバイス活用が4年目に突入したほか、昨年必履修化された高校「情報Ⅰ」、高等教育でのAIデータサイエンス人材育成の強化など、教育のデジタル化が本格化しています。

こうした背景のもと、AELが目指すのは、日本の子どもたちのクリエイティビティとデジタルスキルを伸ばす教育の普及です。アドビは子どもたちがこれからの社会で活躍するためには、データを解釈して課題を発見する「データサイエンス」と、アイデアを引き出し、形にする「デジタルクリエイティブ」の両方のスキルが必要だと考えています。この2つのスキルを駆使して創造的な問題解決を行える能力を「クリエイティブデジタルリテラシー」と定義づけ、次世代を担う子どもたちには不可欠な能力だと考えています。​今後1年間を通して教育現場におけるクリエイティブな授業実践を深めていく他、コミュニティとして更なるクリエイティブデジタルリテラシーの育成に繋がる学びの普及を目指していきます。

詳細は、Adobe Education Leaderのwebサイト(https://adobe-edu.net/education-leader/)をご覧ください。

■  2023年度 Adobe Education Leader(AEL)

2023年度AELは以下の通りです。

<勤務先学校種別>

小学校3名、中高一貫校13名、高等学校5名、高等専門学校1名、大学3名、専門学校1名、特別支援学校1名、インターナショナルスクール1名、合計28名(氏名50音順、敬称略)

■  Adobe Education Leader(AEL)キックオフイベントを実施

5月14日に、2023年度のAELの初の対面キックオフイベントを開催し、オンラインだけでなく、先生方が全国からアドビオフィスに集まりました。

当日は、神奈川大学附属中・高等学校の小林道夫先生から「AI時代の情報教育~創造的問題解決能力を育てる~」というテーマで基調講演を行っていただいた他、アドビのCreative Cloudセグメントマーケティング部 マーケティングマネージャーの岩本崇、Creative Cloudエバンジェリストの仲尾毅からそれぞれAdobe ExpressやCreative Cloudの新しい特徴についての説明を行いました。また、先生方同士でグループごとにAdobe Expressを用いた自己紹介を実施。初対面の先生もいる中で各グループ内で共通点を探し、写真やイラストなどの得意分野を持ち寄って制作を行いながら、親睦を深めつつ、クリエイティビティのあふれる発表を行いました。

■  アドビについて

アドビは、 「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、 優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、 写真、 デザイン、 ビデオ、 web、 UXなどのための20以上のデスクトップアプリやモバイルアプリ、 サービスを提供しています。 Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、 デジタル文書の作成、 編集、 共有、 スキャン、 署名が簡単にでき、 デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、 コンテンツ管理、 パーソナライゼーション、 データ分析、 コマースに対し、 顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。 これら製品、 サービスの多くで、 アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。

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