株式会社Elith、大規模言語モデルの潜在的な悪用への対応に関する技術調査内容を週刊エーアイElithで発表

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AIの研究と開発を手掛ける株式会社Elith(東京都渋谷区)は、大規模言語モデルの潜在的な悪用への対応に関する技術調査を実施した。週刊エーアイElithを通じて、「”人が回答を得意とし、LLMが不得意”とするタスクと、”LLMが回答を得意とし、人が不得意”とするタスクを分析することで、文章がどちらによって記載されたかを判断することが可能」という結果を得た。

AIに関する研究、開発、設計、企画、教育、販売、保守、コンサルティング業務を展開する株式会社Elith (本社:東京都渋谷区恵比寿西2-3-13-601) は、本日、週刊エーアイElithの技術調査内容を発表いたします。

【週刊エーアイElithとは?】

週刊エーアイElithでは、株式会社Elith(エリス)によって運用される日々の機械学習のニュース・OSS・研究・技術・学会・国内外AI企業の情報を毎週月曜日に配信するニュースレターです。

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週刊エーアイElith:https://elith.substack.com/

【調査内容】

近年、大型言語モデル(例:ChatGPT)は、翻訳、エッセイの作成、チャットなどの様々なアプリケーションにおいて、自然言語理解と生成の能力を示しています。しかし、これらのモデルは詐欺や攻撃などの悪意のある目的に悪用される可能性があります。そのため、会話に参加する当事者がボットか人間かを検出する方法が重要となります。

****Bot or Human? Detecting ChatGPT Imposters with A Single Question****では、オンラインで会話型ボットを検出するためのFLAIRフレームワークを提案しています。FLAIRは、人間とボットを効果的に区別するための単一の質問シナリオに焦点を当てています。

質問は2つのカテゴリーに分類されます。一つは人間にとっては簡単であり、ボットにとっては難しいもの(例:カウント、置換、配置、ノイズフィルタリング、ASCIIアートなど)。もう一つは、ボットにとっては簡単であり、人間にとっては難しいもの(例:記憶力や計算力など)です。

この研究は、これらの質問の効果的な強さの違いを示し、オンラインサービスプロバイダーが悪質な攻撃から身を守り、実際のユーザーにサービスを提供するための新しい方法を提供します。

データセットは、https://github.com/hongwang600/FLAIRでオープンソース化されています。

【ニュースレターの内容】

基本的には配信する記事の内容は無料です。配信する内容は、日々の機械学習のニュース・OSS・研究・技術・学会・国内外AI企業の情報などです。

学会情報をまとめたレポートや、特定の技術の深くまで解説した技術記事、関連企業の動向をまとめたレポートなどは増刊号として配信予定であり、一部有料化する予定ですが予めご了承ください。

【こんな方におすすめです】

以下は対象者とどんな情報を取捨選択すると良いかを記載しています。

ケース①

対象:AIに興味のあるビジネスマン

情報:国内外のAIのニュース

ケース②

対象:AI分野を対象にしたベンチャーキャピタル

情報:国内外のAIのニュース/AI企業・動向のレポート

ケース③

対象:AIスタートアップ関係者

情報:国内外のAIのニュース/AI企業・動向のレポート/学会情報

ケース④

対象:機械学習エンジニア/データサイエンティスト/研究者

情報:学会情報/OSS/AI技術/研究内容

【株式会社Elithについて】

社名:株式会社Elith

代表者:代表取締役 若林怜帆人、取締役CEO兼CTO 井上顧基

本社所在地:東京都渋谷区恵比寿西2-3-13-601

会社概要 URL:https://elith.co.jp

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】 

株式会社Elith Eメール:contact@elith.co.jp

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