なお、Stripe CEO の Patrick Collison による基調講演の模様はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=tpmy7AwYD3Y)から視聴できます。
1. グローバルな決済スイートでユーザーの収益増加に貢献
Stripe が提供するチェックアウトの最適化 (ワンクリックのチェックアウト機能 Link (https://stripe.com/jp/payments/link )を含む)によって収益を平均 10.5% 増加(https://stripe.com/jp/newsroom/news/payments-revenue-uplift )させる方法や、 Terminal (https://stripe.com/jp/terminal )でチャネルを超えて顧客体験を一元化する方法、高度な決済機能と ML 最適化機能を利用する方法について紹介。
・チェックアウト機能の最適化
o Payment Element(https://stripe.com/jp/payments/elements ) は現在、40 以上の決済手段をサポート
o 新たな Payment Method Messaging Element(https://stripe.com/docs/payments/payment-method-messaging ) で、より多くの国で利用できるようになった後払い決済 (BNPL) Affirm(https://stripe.com/jp/payments/affirm ) と Klarna(https://stripe.com/jp/payments/klarna ) を、チェックアウト前に提示
o 30 カ国の 現地通貨で価格を自動表示(https://stripe.com/docs/payments/checkout/present-local-currencies ) に対応
o Stripe Dashboard iOS アプリで Payment Links(https://stripe.com/jp/payments/payment-links ) を生成できるようになり、埋め込み型購入ボタン(https://stripe.com/docs/payment-links/buy-button )を容易に作成
・一元化された商取引 (ユニファイド・コマース)
o Android ベースのスマートリーダー Stripe Reader S700 (https://stripe.com/docs/terminal/readers/stripe-reader-s700 )を発売。手に持ったままの操作やカウンタートップのニーズに対応
o iPhone や Androidなどの互換性のあるモバイル端末での Tap to Pay(https://stripe.com/jp/terminal/tap-to-pay ) にも対応。ユーザー企業は、追加のハードウェアを必要とせずに非接触型決済を受け付け
・ 決済に関するパフォーマンス
o 不正行為を減らしオーソリ率を高める、Enhanced Issuer Network(https://stripe.com/jp/newsroom/news/enhanced-issuer-network ) を搭載
o Visa と Mastercard の取引量に対応したネットワークトークン(https://stripe.com/ja-ae/guides/understanding-benefits-of-network-tokens )をサポートし、Stripe の全市場での受け入れ可能な割合を向上
o 自動でカード情報の更新(https://stripe.com/jp/guides/optimizing-authorization-rates )を行うことで、Visa と Mastercard からの支払い不承認の割合を抑えてオーソリ率を向上
o 非同期キャプチャー (https://stripe.com/docs/payments/payment-intents/asynchronous-capture-automatic-async )を導入し、レイテンシーを 300 から 800 ms 削減
2. プラットフォームとフィンテック向け機能の市場投入を迅速化し、組込型金融(エンベデッドファイナンス)で収益を向上
オンライン決済や対面決済(https://stripe.com/jp/terminal )、金融サービスなどを組み込んで新たな収益源を確保するために実施している、プラットフォーム向けの Stripe Connect の使用方法を紹介。
・ プラットフォーム向け決済
o 埋め込みコンポーネント(https://stripe.com/docs/connect/get-started-connect-embedded-components )に接続することで、導入フローやダッシュボードなどのあらかじめ組み込まれた機能を、数行のコードで迅速に自社製品へ追加
o Connect を使用するプラットフォーム企業は、Stripe Apps (https://stripe.com/docs/stripe-apps )で、Xero などの連携アプリを自社製品に直接利用
・組込型金融(エンベデッド ファイナンス)
o Stripe Capital のノーコード統合オプションとなる新しいダッシュボード内の導入フローにより、プラットフォーム企業は、エンジニアリングの時間をかけずに追加サポートなしで、Capital(https://stripe.com/jp/capital ) で契約を締結することが可能に
o Visa や Mastercard を含めた米国における発行カードネットワークへのサポートを拡大
・グローバル ペイアウト
o より迅速な統合プロセス、合理的な収益化、ノーコード構築オプションとともに、Instant Payouts (https://stripe.com/docs/connect/instant-payouts?locale=ja-JP )プログラムの運営や管理を行うことができる新ツール
3.開発から財務チームに至るまで、企業の時間短縮とコスト削減を支援
新しい Workbench(https://workbench.stripe.dev/ ) や、ドキュメントから抜粋した簡潔な要約で開発者の質問に答える近日公開予定の Docs AI (https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScH7d8P5P7QdNGVyB2ycFIoC73gkxSwP2bYNsP5kyCgLjsAKQ/viewform )などの高性能な開発者向けツールが、どのようにユーザーの時間短縮を支援するかを紹介。現在、25 万社以上の企業が利用する Stripe の収益と財務の自動化スイート (RFA) (https://stripe.com/jp/newsroom/news/revenue-and-finance-automation )も、ユーザーの時間短縮に貢献しており、その自動収益回復機能により、2022 年には 38 億ドルの追加収益が企業にもたらされました。
・請求書作成
o サブスクリプションのスケジュール(https://stripe.com/docs/billing/subscriptions/subscription-schedules )は Stripe Dashboard で設定できるため、ユーザーはさまざまな試用期間や価格設定期間を持つ複雑なサブスクリプションをモデル化し、時間が経つにつれて変更を自動で実施する事ができ、また、新たな営業主導の請求書作成ツール(https://stripe.com/docs/billing/subscriptions/sales-led-billing )で、ユーザーの営業チームのワークフローを自動化
o 新たに Salesforce の Flow Builder(https://stripe.com/docs/connectors/stripe-connector-for-salesforce/overview ) と Salesforce CPQ(https://stripe.com/docs/connectors/salesforce-cpq/overview ) が統合され、コードをほとんど使用することなく、Salesforce 内で Stripe の直接利用を実現
o ノーコードの収益回復と顧客維持の自動化(https://stripe.com/docs/billing/revenue-recovery/automations )により、カスタマイズされたトリガーとアクションの作成やキャッシュフロー改善、収益増加が見込める
・税金処理
o 新しい Stripe Tax API(https://stripe.com/docs/tax/custom ) により、Stripe で処理されていないものも含め、あらゆる取引の税金を 40 カ国以上で管理
o Stripe Tax は、シカゴリース税、EU インポートワンストップショップ (IOSS)、米国ロケーションレポートなど、地域固有の税制要件をサポートし、州ごとに異なる要件がある場合でも、簡単に申告ができる
・レポートとデータ
o 新たな収益レポートツール (β版) (https://stripe.com/docs/revenue-reporting )で、月次経常収益、活動別顧客数増加率、製品別収益などの主要なビジネス指標を素早く把握。また、財務諸表も自動で作成
o 自動照合機能(https://stripe.com/docs/reconciliation )により、社内の記録システムにある取引データと Stripe で処理された取引および銀行預金を比較し、現金の回収状況と口座の残高を明確に把握
o AI を搭載した新たな Sigma(https://stripe.com/jp/sigma ) Assistant のプレビューを公開。自然な言葉で Stripe のデータに関する質問し、SQL クエリによって回答をすぐに確認できる
■Stripe を採用したメカコミと ANA Pocket
Sessions では Stripe を新規サービスに採用したトヨタ自動車の「メカコミ」および ANA グループの「ANA Pocket」が紹介されました。
トヨタ自動車では、整備機器のリユース・購入をやりやすくすることで整備業界全体を支援したいとの想いから、「整備業界全体を支援するトータルサービス」を目指し、自動車整備工場をターゲットとし自動車整備機器の買取や、工場から直接整備機器を売買できるようなサービス「メカコミ」(動画:https://www.youtube.com/watch?v=ee0GAlcr_NY )を 2022 年 6 月に全国展開しました。その決済システムとして Stripe Connect を導入(https://stripe.com/ja-us/newsroom/stories/toyota-and-stripe?__hssc=106715356.1.1664064000411&__hsfp=197080354 )し開発期間の短縮および業務効率化を実現しています。
Stripe を選定する際、「スピーディーに実装できるという開発のしやすさ、そして支払い方法の拡張性が決め手となり、開発時間の短縮において大きなメリットがありました。」とトヨタ自動車株式会社のカスタマーファースト統括部主任である中谷智昭氏は述べています。
また、「企業のイノベーションを阻む障壁を取り除くこと」をテーマのパネルディスカッションに ANA X株式会社の事業開発部部長である千歳敬雄氏が登壇。Stripe を採用した ANA Pocket (https://stripe.com/ja-us/newsroom/stories/ana )を例に、組織の課題を乗り越えて、どのように革新的な文化を育み、新アイディアを試していくかを AWS や Wix、River Island の登壇者と共にお話し頂きました。
Stripe ユーザーからのフィードバックは、常に Stripe の製品ロードマップの基礎となっており、今回 Sessions で共有した各改善点は、企業の成長を阻害している問題に向き合っているユーザーからの要望に応えるものです。Stripe は、ユーザーがインターネットの GDP を拡大させる素晴らしいビジネスをより簡単に構築できるよう、課題に対して洗練されたソリューションを提供することを目指します。
詳しくはこちら(https://www.youtube.com/watch?v=tpmy7AwYD3Y )をご覧ください。
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Stripe について
Stripe は、企業向けの経済的インフラストラクチャを構築する会社です。スタートアップから世界的な大企業まで、数百万におよぶ企業が Stripe を導入して支払いを受け取り、収益を成長させ、新たなビジネス機会を加速させています。サンフランシスコとダブリンに本社を持つ Stripe は、インターネットの GDP を拡大させることを使命に掲げています。
詳しくは https://stripe.com/jp をご覧ください。