2011年に設立された「カメラグランプリ レンズ賞」は、2016年の「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」、2017年の「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」、2018年の「M.ZUIKO DIGITAL ED 17 mm F1.2 PRO」に続き、今回OM SYSTEMブランドとしては初めての受賞(※)、合計4度目の受賞となり、同賞最多受賞記録を達成しました。
OM SYSTEMは「どこにでも持ち歩ける」「感じたものが思ったままに撮れる」この二つを共に実現し、映像体験をもっとワクワクする冒険に変えていく。その実現のために、当社は今後もマイクロフォーサーズ規格を生かしたシステムの小型軽量化、撮影フィールドを広げる撮影サポート機能の強化、そしてコンピュテーショナル フォトグラフィー技術を用いた画質・写真表現の向上を促進し、一人一人の撮影体験を豊かにする製品開発を進めてまいります。
レンズ賞 選考理由: カメラグランプリ2023実行委員会のコメント
マイクロフォーサーズ規格としては最も焦点距離が長いマクロレンズ。最大撮影倍率は2倍(35mm判換算4 倍相当)に達し、テレコンバーターも使用可能。対応するカメラボディにおいては「最大7段分の手ブレ補正効果」や「深度合成撮影」を可能とする先進性が高く評価された。近年においては珍しい“180mm”(35mm判換算)の画角は、ワーキングディスタンスを確保しやすく、風景撮影で遠景を切り取るようなシーンにおいても有効との声も。小型軽量性に定評のあるマイクロフォーサーズシステムの撮影シーンを更に広げる1本となった。
受賞製品の詳細については、製品ページをご参照ください
「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO」の開発ストーリーを「OM SYSTEM note」で紹介しています
世界の美しさに気づけるレンズを開発した話
<前編> https://note.jp.omsystem.com/n/n01bd98421f43
<後編> https://note.jp.omsystem.com/n/nbba823d6a8cf
▪カメラグランプリ2023概要
本年で40回目を迎えるカメラグランプリは、写真・カメラ専門の雑誌・Web 媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、2023年4月現在7媒体が加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、選考委員を組織し、2022年4月1日~2023年3月31日に発売された製品から各賞を選考しています。 カメラグランプリ「大賞」は、期間内に新発売されたスチルカメラの中から、最も優れたカメラ1機種を選び表彰するものです。また、日本国内で新発売された交換レンズの中から最も優れた1本を選ぶ「レンズ賞」、一般ユーザーがWeb上の専用サイトから投票する「あなたが選ぶベストカメラ賞」(投票期間:2023年2月23日~4月10日)、カメラ記者クラブ会員が「大賞」「レンズ賞」を受賞した製品を除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品を選ぶ「カメラ記者クラブ賞」の合計4つの賞を設けています。
選考委員は、カメラ記者クラブの会員をはじめ、加盟雑誌の編集長(もしくは代表者)、カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表等)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association:欧州を中心とした媒体およびカメラ記者クラブが加盟する写真・映像雑誌の団体)で構成され、今年は総勢47名が選考にあたりました。
▪OM SYSTEM/オリンパスのカメラグランプリ受賞歴
OMデジタルソリューションズ株式会社について
OMデジタルソリューションズ株式会社は、光学・精密・デジタル映像技術を核に、多くの賞を受賞してきたデジタルカメラをはじめとする映像・オーディオ製品、サービス、ソリューションを提供しています。当社は、オリンパス株式会社の映像事業部を前身とし、お客様によりよい製品を提供するために設立された新会社です。80年以上にわたるモノづくりで培われた技術、製品、サービス、ブランド、そして文化を継承し、これからも新たな製品の開発に常に挑戦し続け、デイリーユースからプロユースまで、幅広いお客様に高性能・高品質な製品を提供してまいります。
本リリースに掲載されている社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
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※ 2016年、2017年、2018年はオリンパス株式会社として受賞
Information
M.Zuiko Digital ED 90mm Macro F3.5 IS PRO receives Camera Grand Prix 2023 Lens of the Year Award in Japan
Tokyo, Japan, May 17, 2023 – OM Digital Solutions Corporation (President and CEO: Shigemi Sugimoto) is pleased to announce that the M.Zuiko Digital ED 90mm Macro F3.5 IS PRO (180mm focal length in 35mm equivalent), a Micro Four Thirds interchangeable lens, has received the Camera Grand Prix 2023 Lens of the Year Award by Camera Journal Press Club (CJPC, Japan), one of the most prestigious camera and lens award in Japan.
It is our first time as OM SYSTEM brand and the fourth time in total* to receive the Camera GP Lens of the Year award since it was established in 2011. Following the M.Zuiko Digital ED 300mm F4.0 IS PRO in 2016, the M.Zuiko Digital ED 12-100mm F4.0 IS PRO in 2017, and the M.Zuiko Digital ED 17mm F1.2 PRO in 2018, we have now achieved a record for the most awards in this category.
*Awarded as Olympus Corporation in 2016, 2017 and 2018.
Comments from Camera Grand Prix 2023 Executive Committee:
This is the macro lens with the longest focal length among the Micro Four Thirds standards. It achieves a maximum shooting magnification of 2x (equivalent to 4x on 35mm format) and can also be used with a teleconverter. It has been highly praised for its advanced features, including “up to 7 stops of image stabilization” and “depth composite shooting,” on compatible camera bodies. The rare “180mm” (35mm format equivalent) angle of view is easy to maintain a working distance, and it is also effective for capturing distant scenery in landscape photography. This lens has further expanded the shooting scenes of the Micro Four Thirds system, which is known for its compact and lightweight design.