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業務提携に至った背景
この度、イクラ株式会社と株式会社セゾンファンデックスとが提携した背景として、近年、リースバックの利用が増加傾向にある現状があげられます。
リースバックとは、「住宅を売却して現金を得て、売却後は毎月賃料を支払うことで、住んでいた住宅に引き続き住むサービス 」と国土交通省により定義されている不動産の売却方法です。
※リースバックが急速に普及している状況をふまえ、 国土交通省ではリースバックの適切な活用方法や留意点等を「住宅のリースバックに関するガイドブック」でまとめています。(国土交通省「住宅のリースバックに関するガイドブック」https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001487923.pdf)
今回、「イクラ不動産(売主 ✕ 不動産会社のマッチングプラットフォームサービス)」と「セゾンファンデックス(リースバック事業)」とが業務提携をすることにより、不動産会社にとっては、リースバックをしたい売主の集客が可能となり、売主にとっては、リースバックという売却方法の選択肢が増えるというメリットが生まれます。
さらに、万が一、リースバックが成立しなくても、そのままワンストップで仲介や買取を選ぶことができるため、売主と不動産会社、双方にとって時間や手間をかけずに不動産取引を進められる点も大きなメリットだと言えます。
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イクラ不動産サービスについて
当社は、不動産会社の成約実績を集客に活かすことで、“独自の相場データベース“を持つ不動産売却プラットフォームを作り、サービス加盟店から集めた売却成約実績を公開しています。売主は、サイトから自分の家の価格を知ることができ、信頼できる不動産会社を売却成約実績に基づいて選ぶことができます。加えて、電話や対面ではなく、チャットで不動産会社とやりとりや相談ができるため、しつこい営業を受けることもありません。
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責任者のコメント
株式会社セゾンファンデックス 常務取締役 石川 裕 氏
現在リースバックを行っている事業者は100社程度と言われておりますが、その中で当社は数少ない金融会社です。大部分は不動産仲介会社ですが、当社はこういった仲介会社とも連携して、自宅を売っても住み続けたいお客様のニーズに応えています。
イクラ様の事業・サービス内容を聞き、当社だけで応えきれていない顧客ニーズを一緒に解決できると思いました。同社向けの勉強会で、社員の方々の熱量も感じられ、顧客本位のサービスを一緒に展開していきたいと願っています。
イクラ株式会社 代表取締役CEO 坂根 大介
家の売却理由で一番大きな割合を占めるのが金銭的理由です。
ただ「売却」はあくまでも金銭的理由を解決する手段の一つであり、その新たな手段としてリースバックが注目されています。
セゾンファンデックス様は「不動産×金融」分野のトップランナーです。展開されているリースバック商品は、売主様・不動産会社様への提供価値が高く、是非ご一緒したいと考えていた中で今回の提携に至り、大変うれしく思っております。
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業務提携契約会社の概要
会社名:株式会社セゾンファンデックス
代表取締役社長:青山 照久
所在地:東京都豊島区東池袋三丁目1番1号
設立年月:1984年2月1日
会社 URL: https://www.fundex.co.jp/
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イクラ株式会社の概要
会社名:イクラ株式会社
代表取締役社長:坂根 大介
所在地:大阪府大阪市淀川区西中島1-9-20
設立年月:2015年9月1日
会社 URL: https://iqra.co.jp/(イクラ不動産:https://iqrafudosan.com/)